1977年 JA8SFY(札幌)→JH8BGA(倶知安) アンテナ;余市上空100km
流星群名 | 観測期間 | 観測時間 | エコー数 | 電波形式 | 送信 | 受信 | HR |
みずがめ群ほか | 1977 3.26-5.24 | 5:30 | 1 | 144.300 A1 | 10W 11素子 4パラ 2段 |
8素子八木 スタック IC-201 |
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該当群無し | 1977 6.3-6.30 | 8:00 | 2 | 144.300 A1 144.085 A1 |
〃 | 〃 | |
該当群無し | 1977 7.1-7.31 | 11:45 | 1 | 144.085 A1 | 〃 | 〃 | |
ペルセウス群 | 1977 8.8-8.12 | 12:00 | 18 | 〃 | 〃 | 3素子 ダブル ダイバーシチ |
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しし群 | 1977 11.16-11.17 | 3:10 | 3 | 〃 | 〃 | 〃 | |
合計 | 40:25 | 25 | 0.613 |
1978年 JA8SFY(札幌)→JH8BGA(倶知安) アンテナ=余市上空100km
流星群名 | 観測期間 | 観測時間 | エコー数 | 電波形式 | 送信 | 受信 | HR |
しぶんぎ群 | 1978 1.3 | 4:50 | 16 | 144.085 A1 | 50W 11素子 4パラ 2段 |
8素子八木スタック MULCHI-2000 |
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みずがめ群 | 1978 5.6 | 0:20 | 0 | 〃 | 〃 | 〃 | |
ペルセウス群 | 1978 8.12-8.14 | 3:30 | 12 | 〃 | 〃 | 〃 | |
合計 | 8:40 | 28 | 3.22 |
1979年 JA8SFY(札幌)→JI1TKQ(八王子)
流星群名 | 観測期間 | 観測時間 | エコー数 | 電波形式 | 送信 | 受信 | HR |
みずがめ群 | 1979 5.6-5.7 | 2:05 | 23 | 144.085 A1 | 50W 11素子 4パラ 2段 |
6素子八木 水平真北 FR-400+144クリコン |
10.9 |
以上が144MHzバンド利用したMAMによる流星観測です。
結果は予想したとおり、周波数が高いこと、電離柱に反射する電波の角度が小さいなどの理由で、
1977〜1978年は、少数の流星しか得られませんでした。
一方で、距離が離れると電波を反射する角度が大きくなり、エコーが得られやすくなるセカントの法則が適用されることが、1979年に証明されました。
そこで、エコーの数を増加させ観測の精度を向上させるため、小樽(倶知安から転勤)〜八王子間において50MHzで本格的に観測を開始しました。
詳しい観測は、1988年発行の「HAM Journal」にMS通信の可能性についてまとめた「流星と電波」にあります。