すばる(M45)


2014年 12月22日 21:05:40〜

NIKON D5000 露出 900 秒 ISO 1600×4枚コンポジット(露出計 60分)

イプシロン130D F3.3 f430 mm

SXP赤道儀 ガイド ASI120MM+PHD 

北海道十勝郡浦幌町十勝太にて


  北アメリカ星雲(NGC7000)とペリカン星雲(IC5067)



アトラクス+PHD自動ガイド+イプシロン200(F4)+D3s

ISO1600 露出6分 LPS-P2フィルター 

撮影 2013年10月6日 22時21分から

 古潭観測所(石狩市厚田区)



NGC185 NGC147



2011年 11月04日  0h19m(JST) 
77EDU(f=510×0.78 F=5.2) + LPS−P2
Nikon D3S ISO=1600  180sec ノイズリダクション SXD赤道儀自動ガイド 
現像は、Nikon Capture NX2
  トリミング実施
 
上 NGC147 9.3等級
下 NGC185 9.2等級
 両者の角距離は、58′36″
下の明るい星は、4.5等級 
左がカシオペヤ座方向(北) 右がアンドロメダ座方向

アンドロメダ大銀河(M31)は、天の川銀河から230万光年と近距離で、局部銀河群最大の渦巻き銀河である。
(本ページの、2010/9/8撮影の「M31  アンドロメダ大銀河」を参照)
M32およびM110が、まじかに見えるほか、7°離れたところにも二つの楕円銀河を従えている。
(この他、矮小楕円銀河もある)
これらの伴銀河は、銀河が衝突・合体を繰り返した時の名残と考えられており、種族Uの古い星の集合体である。

撮影地 石狩市厚田区別狩

update 2011/11/
5





 白鳥座の網状星雲

白鳥座の網状星雲(NGC6960・NGC6992)を一つの画面に収めました。

5枚合成の2100万画素を73万画素にリサイズしています。

原画には迫力がありますが、リサイズすると暗い星が潰れ、残った星も小さく画一的で煌めきを感じられません。

その辺りは、前回投稿の写真を見て頂くこととし、今回は位置関係とその間にも淡いものが漂っていることを見て頂きたいと思います。

撮影データ

アトラクス+PHD自動ガイド+イプシロン200(F4)+D3s

ISO1600 露出6分 LPS-P2フィルター 5枚モザイク 

時刻 2013年10月9日21時01分から 古潭観測所(石狩市厚田区)

update 2013 10/11


NGC6960(上) と NGC6992(下)、

7万年前に爆発した超新星の残骸 距離は1600光年

NGC6960と重なる恒星は、 52Cyg 4.2等級で、206光年の距離

イプシロン200 Nikon D3s  FXフォーマット LPS-P2 アトラクス赤道儀

NGC6960 ISO 800  180秒 ノイズリダクション 
NGC6992 ISO1600 360秒 ノイズリダクション

Nikon Capture NX2にて 画像処理

石狩市厚田区 古潭観測所

2013/6/9 撮影

update 2013 7/22





オーストラリア写真撮影の旅 2011



2011年5月26日夜から6月1日夜まで、オーストラリアNSW(シドニーのある州)で撮影をしてきました。
定点撮影の予定でしたが、ロケーションが悪く「ジプシー」となりました。
天候も悪く、晴れ間を求めて、レンタカーで2,000kmを走破しましたが、
公開できる写真は、5枚程度しかない結果に終わりました。



系外銀河 NGC4945


今回の目的は北半球から全く見えない系外銀河の撮影でした。

写真中央にはそのひとつ、NGC4945(9.0等級 20’)と、右上にNGC4976(10.2等級 4.3’)、および 左中央に名称不明の銀河があります。

NGC4945は渦巻き銀河を真横から見ています。
エッジに暗黒帯がありますが、この写真では判り難いです。距離は、1300万光年で地球からは近い方です。

NGC4976は、楕円銀河で3500万光年の距離にあります。

上の明るい星は(ケンタウルスξ2Cen ) 、4.3等級、下の明るい星までの角距離は、約40’で、
これらの系外銀河は、「南十字星」の近くにあります。


2011年 5月28日  01h28m(JST) (現地時間は、02h28m)
77EDU(f=510×0.78 F=5.2) + LPS−P2
Nikon D3S ISO=1600  240sec オートガイド 
現像は、Nikon NX2を使用 トリミング
撮影地 Wattle Flat NSW
この時期としては寒く、気温は-1℃まで低下し、望遠鏡は白く凍りつきました。

update 7/22







さそり座 アンタレス付近


天の川銀河中央付近に広がる、球状星団・散光星雲・暗黒星雲です。
中央右はM4、アンタレスの上はNGC6144で、ともに球状星団。
周囲の星の光を受けて、赤く輝くもの、青く輝くもの、そしてHαで赤紫にく輝くもの。散光星雲の色が面白いです。

最近、へびつかい座ρ星(写真○印)の近くにある分子雲を観測したところ、
水の元となる過酸化水素が存在していることがわかった、とのニュースがあります。
(http://www.astroarts.co.jp/news/2011/07/13hydrogen_peroxide/index-j.shtml)


2011年 5月27日  21h35m(JST) (現地時間は、22h35m)
77EDU(f=510×0.78 F=5.2) + LPS−P2
Nikon D3S ISO=3200  242sec オートガイド 
現像は、Nikon NX2を使用 
撮影地 Wattle Flat NSW

update 7/16

                    





三裂星雲(M20)と干潟星雲(M8)


北海道からでも見えますが、高度が低く条件は良くありません。
ここでは南中時、天頂に見えます。
撮影は45°の高度ですが、予想以上の写りでした。

M20(上) M8(下) 何れも散光星雲で周囲の星の放つ光で輝いています。

M20は暗黒物質が光を遮るため分裂しているように見えます。
明るさ 9.0等級 視直径 15'  距離 5,600光年。
左上にあるのはM21で散開星団。

M8は複雑に入り組んだ暗黒帯が干潟のように見えることから名付けられました。
NGC6530 散開星団と重なっており双眼鏡でもよく見えます。
明るさ6.0等級 視直径 60'×35'  距離 3,900光年。
左下は、NGC6544 球状星団


2011年 6月1日  3h47m(JST) (現地時間は、4時47m)
77EDU(f=510×0.78 F=5.2) + LPS−P2
Nikon D3S ISO=1600  180sec オートガイド 
現像は、Nikon NX2を使用。 ただし、トリミングと画像回転は「ステライメージ」を使用。
撮影地 Temora NSW


update 6/27







天の川銀河の中心を横切る「さそり座」

定点で行う予定であった、 Ryder Homestead の Blue Gum Cabinで撮影した唯一の写真です。
見晴らしは良くありませんが、木陰から素晴らしい星空が見られました。
写真は時計回りに90°回転しています。このアングルにすると星座が分かり易いからです。

中央は有名な「さそり座」。αScoは赤く輝く固有名「アンタレス」。さそりの心臓です。
右下隅に、もっとも地球に近い恒星「ケンタウルス座のα星」が見えます。
M7は、散開星団。
M8は干潟星雲、M20は三裂星雲と呼ばれている散光星雲です。この二つについては、後ほど拡大撮影で掲載します。


2011年6月01日 20h02m(JST)(現地時間は、21h02m)
Nikon D3S ISO=6400  F=3.5 f=24mm 30sec(静止)×1 
現像は、Nikon NX2を使用。 色が自然で、自動で周辺減光が修正されており、全く手を入れていません。
ただし、星座を表す直線と文字は「ステライメージ」を使用しました。
撮影地 Wattle Flat NSW

update 6/23




大マゼラン星雲(右)と小マゼラン星雲(左)

初日の夜に行ったロケーションハンティング中「取り敢えず」の気持ちで撮影した大小マゼラン星雲ですが、貴重なショットになりました。

2011年5月26日 21h24m(JST)(現地時間は、22h24m)
Fuji Finepix S3 Pro ISO=800  F=3.5 f=18mm 30sec(静止)×2 加算処理
撮影地 Wattle Flat NSW


大小マゼラン雲と南極点が写っています。
南極点は、大小マゼラン雲を結ぶ一辺を底辺とする正三角形のほぼ頂点付近にあります。

○で囲った星は、ビクセンの極軸望遠鏡(極望)における極軸のセッティングに使用される八分儀座の星々です。
南極点は、σ星の右1°付近にあります。

極望への導入は、赤道儀の緯度目盛りを合わせ、水平を出した後、正三角形の頂点付近を東西に振ってやると、意外と簡単に入ってきます。
ただし、星は5.2〜5.7等級と暗いため、(SXD赤道儀)の極望照明を入れると、明るすぎて非常に星が見えにくいです。
南天用に、更に暗くなる切り替えが欲しいところです。

私が出来ることは、極望の対物側のキャップの固定用にあると思われるスパイダーを削り取ることです。
これで、少しだけ星は明るくなるかも知れません。


写真、右下の星は、カノープス。
右下が少し明るいのは、30kmの距離にあるBathurst(人口39,000人)の街明かり。
中央下から左に延びる点線は飛行機。


update 6/17










2011-04-04  77EDU(f=510×0.78 F=5.2) + D3Sによる 乙女座銀河団 3枚

何れも ISO800 360秒 1枚

 日高町豊郷にて

メシエ天体の他、多くのNGC天体があります









77EDU(f=510×0.85 F=5.6) + D3S



2010 9/8
アレイ星雲 M27
ISO3200 1分




2010 9/8
M31  アンドロメダ大銀河
ISO800 3分




2010 9/8
三角座の銀河 M33
ISO12800 30秒 + ISO6400 30秒




2010 9/8
こと座の惑星状星雲 M57
ISO3200 1分




2010 9/8
ペルセウス座の二重星団
ISO3200 1分



77EDU(f=510×0.85 F=5.6) + S3-Pro SXDによる





2010 6/11
白鳥座の網状星雲 NGC6992
ISO1600 3分 2枚加算 





2010 6/5
琴座の惑星状星雲 (別名 リング状星雲) M57
ISO800 2枚 平均加算 露出合計 366秒






コメントは、写真右下参照





2009 3/1
ヘルクレス座の球状星団 M13
ISO1600 3分





2009 2/23
オリオン座のNGC2024(左上)と馬頭星雲(中央)
ISO 1600 3分 3枚加算平均





2009 2/1
オリオン座のオリオン大星雲 M42(中央)とM43(上)
ISO 800 2分





2009 3/21
かに座のプレセペ星団(散開星団) M44
ISO1600 3分 2枚 加算平均





2010 5/31
猟犬座にある、子持ち星雲 M51
ISO1600 2枚 3分 加算平均






2009 3/21
大熊座の銀河(回転花火) M101
ISO1600 6分 2枚 加算平均 



カメディア C-2020Z

 

撮影条件

20cm F4 反射 + 5.2mmアイピース + デジカメ によるコリメート法

北海道厚田郡厚田村字小谷   古潭観測所

 

M 13 (ヘルクレス座の球状星団)

16秒×4

2001/08/20

 

M 92 (ヘルクレス座の球状星団)

16秒×3枚 コンポジット

2001/05/12

 

M 37 (ぎょしゃ座の散開星団)

16秒×2枚 コンポジット

2001/04/22

 

M57 (こと座の惑星状星雲)

16秒×4枚 コンポジット

2001/08/13

 

ペルセウス座の二重星団

16秒×2枚 コンポジット

(アイピース:XL28mm)

2001/08/12

 

M 31(アンドロメダ大星雲)

16秒×4枚 コンポジット

(アイピース:XL28mm)

2001/08/12

 

 

 

 


コペルニクス(直径93kmのクレーター)

2001/7/1 21:38 札幌市清田区

10cm屈折赤道儀 f=900 + XL5.2 + デジカメ 1/13秒

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