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順位表

順位 ハンドルネーム AIキャラクタ名 対戦2ダム対戦3アトラポイント
abcdeabcdeabcdeabcde
1位KZさん メイドちはや --1----1----2----2--32pt
sethさん バルド ---1-----21-----2---32pt
3位ZAKUROさん 萌りん(ハート形)壱号 1----3----3----1----26pt
オオタさん 光浦 靖子 ---3-1------1------326pt
5位かかしAさん アソー ----1-3------1-4----24pt
6位カロロさん RoHS司令 -1-----2-----4-----223pt
ヨシュアさん 闇の海女ZZ -2----1----2----4---23pt
8位機械科ボイラーズ ザンギュラ ----2----3----3----122pt
Harjieさん U-ta 4------4------1-1---22pt
雪卍さん ベリリウム -3-------1--3--2----22pt
zephyrさん 巨砲(おおづつ) ----3--3--2-------1-22pt
12位はやしさん ジャイアン ----42-----4-----1--18pt
13位ウッズ(J)さん 荒ワシ師団長 2-------2--3-------416pt
14位ぴよゴトさん 大人の女 -4------1-4------3--15pt
15位zephyrさん 便座カバー ---2--2-------4--4--14pt
16位エドベリさん ボガノーム ---4----3----2----3-13pt
地雷王さん ヴェルチェ --3-----4-----23----13pt
カズさん 源頼政 --4------4-1------4-13pt
TraceOnさん ナナハ --2--4-------3--3---13pt
20位世代交TAIさん 逆マルコ−真 3-----4-----4-----2-11pt



 というわけで、KZさんの「メイドちはや」、sethさんの「バルド」が32ptで同点優勝となりました。おめでとうございます!
 KZさんとsethさんからはブック解説が寄せられておりますので、ここに掲載します。




KZさんのブック解説

まずセプター名から。
「メイドちはや」
ちはやっていうのは「アイドルマスター」の如月千早です。
なぜメイドなのかというと、 アイドルマスター ドラマCD6メイドカフェ編の千早が魅力的だったからです。

ブック名「緑い鳥(あおいとり)」
元々は如月千早の持ち歌である「蒼い鳥」から。
最初は水主体で火属性入れてたのですが、製作途中で地属性に変えたので「緑い鳥」 「緑い」で「あおい」と読むのは高橋UFYさんのサイトの読み方に由来します。

じゃぁつたないブック解説を。

実の所凝ったことはしてないつもりです。
土地を増やして、増資して、通行料取って、魔力を増やすって言う普通のブックに仕立ててます。
侵略は多少考えたつもりですが、強力な布陣じゃないと思います。

まずクリーチャーから。
火属性に関しては、サブ属性と捉えてます。
でも主力で置いていく展開もあるので、とりあえず簡単に倒されなさそうな、 パイロドレイクとウィルオーウィスプを入れてます。
マーネスはなぜかAIが使い勝手よさそうだったので入れてます。
グラディエーターは侵略要員です。テストプレイ中によく殺されてましたw

地属性はメイン属性です。
土地数でhp増えるとか援護とか能力をみて選んでます。
コアティだけ侵略用に考えてましたが、テスト中はマッドマンをよく侵略に使ってました。

アイテムは武器と防具をとりあえず詰めました。
侵略自体あんましデータが取れなかったのであんまし深くないです。

スペル
イビルブラストが1枚入ってるのは、保険みたいなものです。
2発入れるとおかしくなるんですよね・・・。
マナ4枚は入ってないと妙にAIが弱いのでいれました。
スロウは、土地ならんでるとこで使ってほしいなと。
単純に土地変えるのは、なぜかうまく使わないのでインフルエンス
ラスト入ってるのは、侵略防止とこっちの攻撃の防御防止両面からです。
移動系はXとフライです。AIは基本的に出目がいいのでヘイストは外しました。

実はカードコンプしてないのでそれが影響してる部分があります。

製作秘話

「メイドちはや」通算2作目となるこのAIを作り始めたのは、大会のルールが固まり始めた頃です。
参戦表明してからすぐと言ってもいいくらい。

まず、決めたことは、AIの名前と外見、そして基本戦略。

「正直、対人戦の経験がほとんどない。焼きブックは作ったこともない。
じゃぁ、普通にやるしかないやん。」
全てはここからスタートでした。

実は最初から、4マップ同ブックでいくと決めていました。
調整もその方が楽だし、マップに属性の偏りがあるわけでもなかったので。

最初、今大会の参戦を辞退した妹の方がカードを持ってたので、 データ借りよう思ったのですがやめました。

まず、2002年10月更新になってる前作をコピーしました。
最初に作ったのは水(メイン)、火(サブ)ブック。
クリーチャーは合計24枚と決めてました。
どいうわけか23枚にすると、とたんに序盤のクリーチャーの出が悪くなるのです。
パラメータを少し変えた後、あるスペルを入れました。

その名もクイックサンド。
「ルール上、足止めクリーチャーは居ない。おそらく誰も入れてくるとは思うまい・・・。」
結構、パラメータいじってみたけど、全く使うことなく、企画は終了しました。
でもパラメータに関してはこの頃に基本は出来上がってました。

その後に水属性を地属性に変えました。序盤で倒されないようにするためです。
属性変えてから格段に強くなったのを覚えてます。

ブックの調整はこんな感じでやりました。
相手は、ザコル、モロック、前作のAIが多かったかな。
あと、妹にやらせたり、自分が血祭りにあげられることもありました。
なぜか、妹はうちのAIに勝てないんですよね・・・。

ラウンドは制限なしにして、開始。
使わなかったカードや、これまずいかなぁってカードをメモして、入れ替え。
ある程度カードが固まってから、パラメータを微調整してました。

ブックを一つにしたおかげか、調整がスムーズに行ったので、 カードの使い方に関してはかなり高いレベルになったかなと思ってます。

でも調整で悩んだ点が二つありました。
1つ目が配置パラメータです。
条件を厳しくしすぎると置けない。ゆるいと属性違ってる奴からやられていく。
そのバランスを取るのが大変でした。
妹にもパラメータについて聞いてみたりして今の形に収まりました。
個人的にはいい感じになってると思ってます。

2つ目が侵略パラメータです。
というのも、高額領地を踏んだ時に侵略しないというのが最後まで解決できませんでした。
属性絡みなのか、侵略自体のパラメータなのか・・・いまだに謎。

ちなみにブック名は最後のほうで決まったので、開発中は仮の名前でやってました。

最後に実は、最初ゼファーさんに送ったメールでパラメータが抜けてるところがあった。
書く直前までプロフィールを考えてたのがいけなかったんですかね?w




sethさんのブック解説

AIに特殊なブックは無理なので、一番多いのが走り型だろうと思ったので周りと同じではつまらんと思い先制を使って攻守二つを高いレベルで実現しようとしたのがこのブックです。

クリーチャー
もともとアイスウォール*2の枠はリザードマン*2だったのですが、アイテム(特にブーメラン)か応援がないといまいちなリザードマンをたくさん入れてもしょうがないということでアイスウォールに。それ以外は大体こんなもんでしょう。

アイテム
ブーメランが最初はいっていたのですが、AIはアイテムを捨てる基準がクリーチャー・アイテム・スペルを何枚持っているかと各カードの重要度の数値のみで決まるのでブーメランをキープし続けることが難しいので一枚も入れませんでした。それ以外は大方こんなもんでしょう。

スペル
チャリオットは総魔力を上げるために土地の色を外すこと(増資先が減る)が気に食わないので入れませんでした。収入系が多いのはAIの動きの安定と使いこなせるカードが少ないのが理由です。

各マップ攻略

対戦マップ2 ミスルト*1 レイオブロウ*1
このマップは護符価値が高いので、護符の扱いが下手なAIに半端に護符を買わせる位なら土地に増資したほうがいい場合が多いです。全ての試合結果を見てもそれは明らかでしょう。ただ、AIに護符を買わせないようにすると対戦マップ3で弊害がでるのでこのマップは捨ててました。ここら辺のマップ選択はすごいなと思いました。

ダムウッド ミスルト*1 レイオブロウ*1
特にコメントはないです。普通のマップですので。

対戦マップ3 コラプション*2
おそらく護符を全く買わないセプターが半分はいるだろうと思ったしAIが買ってもそこそこの利益が出せるマップなのでここは勝ちに行くべきマップだと思いました。試合のレポートにあった「 最後は地味にやることをやっていたバルドが地味に逆転して勝利しました。」というのが、これにあたるのかなと思いました。

アトラ カオスパニック*1 レイオブロウ*1
カオスパニックが吹き荒れるであろうというのは想像に難くなかったのですが、これがどれだけの利益になるのかというのに疑問を感じました。というのも、AIはスペルを乱発するようにすると一人を遅らせるためだけに使うので結局第三者が得して終わりになりそうな気がしたのでメタる意味での1積みにとどまりました。

サイドカード
三つのマップにあるレイオブロウですが、このブックにとってそしてAI戦において要注意カードだと思ってるカウンターアムルを壊せるのがでかいと思いいれました。ラストだとコストが高く共倒れになるし、ガセアスフォームならボーパルもって侵略してもお互い一枚アイテムがなくなるだけですがカウンターアムルならクリーチャーも死んじゃうのでカウンターアムルに的を絞りました。ミスルトは圧縮目的、カオスパニックとコラプションは対応マップの説明を参照してください。




 以上、KZさんとsethさんのブック解説でした。ありがとうございました。

 AI大会の運営をしたのは初めてでしたが、多くのアシスタントの方々のご協力により、予定より早く終わらせることができました。試合の進行を手伝っていただいた皆様、お疲れ様でした。そして、本当にありがとうございました。
 AI同士の試合を眺めるのもなかなか楽しいものなので、暇があれば今大会で当たっていない組み合わせの対戦などを眺めてみるのもまた面白いんじゃないでしょうか。サーガではもっとAIが賢くなってると良いですね。


AI大会 FlyPufferCup・完

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