第3回旭川CRA杯対戦会レポ
2001/06/17ついに第3回を迎えた旭川CRA対戦会。今回はまた場所を変えて、旭川中央公民館で対戦会を行いました。
どうも今まで地元の参加者が少なかったので、今回はネット以外からも人を集めよう、ということでゲームショップ等に対戦会告知のビラ配りなんかをやってみたりしたのですが、予想通りビラを見て来る人なんて1人もいやがりませんでした。最近の若い者は……ぶつぶつ。
というわけで、おそらくはエキスパンション最後になるであろうCRA杯対戦会の模様をお楽しみください。では、今回の対戦会に参加したCRAのメンバー紹介。(敬称略)
<機械科ボイラーズ(略称機ィ)>
このページの管理者。入間でうっかり買ってしまったアーマードコア2にハマるも相変わらず輝度の低いテレビを使っているため、やむを得ずグラストロンでACを動かす日々。異様に目が疲れます。
<GAS>
入間記念で果敢にもモスマンブックを使用し、惨敗した、道北最強?セプター。
最近初期ブックストーリーモードクリアに挑戦したらしいが、タリオで負けたらしい。なぜタリオで。<はやし>
当日まで今回の使用マップを知らなかったという、豪気な人。
ただ単にGASさんが連絡を怠っていただけだという噂も。<クニヲ>
前回の名言、「瞬間最大ウィビル」は記憶に新しいところ。
今回はどんな名言をひねり出すのか要注目。そして、今回の対戦会に参加してくださったセプターの方々です。
<TOUMA>
ゲスト中唯一皆勤賞を続けている水属性愛好家。
レポートの出来に対して管理者は嫉妬の念を抱いているとかいないとか。<あっと(@)>
前回ナタデココ10個の屈辱をバネに札幌から再参加。
修業の成果は発揮されたのか、乞うご期待。<アリエル>
公式ページの掲示板でも名前をよくみかけますね。札幌から初参加してくださいました。
今回は組み合わせの関係で残念ながら私とは対戦できませんでした。<コウ>
同じく、札幌から初参加してくださいました。
そして、同じく組み合わせの関係で私とは対戦できませんでした。次回への反省点とします。以上の8名で、今回の対戦会は行われました。
[対戦会ルール]
・1回戦 護符で大逆転 目標魔力8000G(デフォルト)
最下位1個・2回戦 縦横無迅 目標魔力6000G(デフォルト)
最下位1個・共通事項
Eカード禁止、50Rで終了。
3人卓と4人卓ができてしまった場合、試合時間の調整のため3人卓の目標魔力を1000G引き上げます。
毎試合違うブックを使って構いません。
組み合わせは、1回戦はシャッフル、その後は順位の上位組と下位組に分かれます。・3回戦 ゴザで炎帝対決!
勝利条件は、最初にホムンクルスをフレイムロードに成長させること。
フレイムロード化が両者同時だった場合は、試合を継続。
ホムンクルス以外のクリーチャー禁止。(最初の配置クリーチャーはショップで購入)
アンサモン及び、マジックボルト・テンペスト等のクリーチャーに直接ダメージを与えるスペル禁止。(バインドミスト等は可)
70Rで終了。勝利者以外1個ずつ。
ますますエスカレートしていくCRAの変則ルール対決ですが、今回は「ホムンクルスをフレイムロードにすれば勝ち」という、もはやカルドセプトの基本ルールを全く無視した内容となりました。
一見お笑い対決のようですが意外に奥が深く、私は参加者の方々に対し「炎帝対決は奥が深いです。ナメてかかると痛い目に遭いますよ」と警告を欠かしませんでした。
とはいえルールを考えた当の私も1回だけGASさんとサシで練習試合を行っただけなので、これが4人対戦になったときにどのような展開が待ち受けているのか全く予想できません。心中にそこはかとない不安が漂っていましたが、「もうすぐセカンドが出るし、この機会を逃したらこんなルールでは一生対戦できない」と思い、今回の採用を決定しました。
対戦後、「別にこんなルールで一生できないままでも良かった」と思ったのはここだけの話ですが。あと、例のCRA名物「ナタデココ」ですが、今回は「新メニューを用意する」と息巻いていたしちみさんが不参加となったため、主催者の私はガックリきてしまい、全く気合いが入っていません。それは用意したナタデココの個数に表れていると思います。
GASさんが「コンニャクに桃天はマンネリ化してるから、今回はまだ試していないコンニャクと牛乳にしよう」と提案しても、「ああ、別にいいんじゃない」などと気のない返事をするしかありませんでした。
しかし、会場で実際に「コンニャクの牛乳漬け」を見たときには予想以上の生臭い匂いとおぞましさに、思わず気合いを入れ直してしまうこととなるのですが。1回戦A:使用マップ 護符で大逆転
1 TOUMA 11518G 2 機ィ 6306G 3 はやし 2405G 4 クニヲ 2131G このマップで私の立てた作戦は、南エリアの護符を大量に買い込み、ケットシーをばら撒いて地形変化、レベル上げで一気に勝負を決めようというオーソドックスなものです。コラプションが死ぬほど怖いので当然バリアー4枚、シャッター4枚は当たり前ですね。
というわけで早速私は開始直後からバリアーを張り、南エリアにて護符を100購入、周囲を騒然とさせるスタートとなりました。周回ルートで普通に争いを繰り広げる3人に対し、私は順調にケットシーをばら撒き、地形変化。何回かバリアーの切れ目にコラプションの危機が迫りましたが、その度にどうにかシャッターの鬼引きなどで危険を回避。この間、私はあまりの緊張感に、手のひらから汗が引くことがありませんでした。
マップの上辺では私以外の3人が小競り合いを続けており、レベル3の土地に対する振り込みでクニヲが悩んだりしている場面がありましたが、私から見るとそれは水鉄砲でロシアンルーレットをやっているような子供の遊びとしか思えません。
なお、この試合で私の他に護符を買っていたのは、北エリアの風護符を普通に50買っていたクニヲだけでした。私が護符を300購入した辺りで、はやしさんから「もう終わるんじゃねーか?」などという声が上がりましたが、私はそんなわけはないと思いました。TOUMAさんの手札に、テンペストが見えたのです。しかもTOUMAさんはそのテンペストをスワップでクニヲにプレゼントし、自らはスウォームを抱え込むという周到さ。
つまり、クニヲがテンペストを撃った時点でTOUMAさんがスウォームを南エリアに叩き込めば、私のケットシー軍団は1ラウンドにして見事に壊滅するという寸法です。
このマップでテンペブックと対決することなど予想だにしていなかった私は対抗策を必死に考えましたが、シャッターはコラプションを壊すので精一杯、クリーチャーを交換しようにも私のブックにはHP50以上のクリーチャーがウィスプ2枚しか入っておらず、しかもそのウィスプは全く引く気配がありませんでした。中盤、ついにクニヲがテンペストを発動。そのときのクニヲの様子は、どう見ても私のケットシーとは無関係に自分の都合だけを考えてテンペストを撃ったようにしか見えませんでしたが、私にとっては結果的には同じことです。引き続き、予定通りと言わんばかりにTOUMAさんがスウォームを南エリアに。私のケットシー軍団は哀れ壊滅、跡には地形変化させた赤土地2つだけしか残っていませんでした。
出直すしかなくなった私は、今ごろになって引いてきたウィスプなどを南エリアに配置。
「まだまだやり直せる」などと前向きな考えでいましたが、クニヲがあるカードを引いてきた瞬間に、ああ、終わったと思いました。バリアーは切れていました。クニヲが引いてきたカード、それはコラプション。ところがクニヲは、信じ難いことに、散々悩んだ末にコラプションを保留しました。いったいどうしたというのでしょうか。全く謎の行動です。後で問い質しても、「まだいいと思った」などというよくわからない返答。護符240(途中で怖くなって少し売った)を抱えている相手に対して、いったい何が「まだ」だというのでしょうか。私なら1秒で撃っています。とにかく、謎の残るクニヲのコラプション保留でした。
ともあれ、私が助かったのは喜ばしいことです。シャッターでコラプションを破壊し危機を脱した私は、ウィスプをレベル4に上げることにしました。ところが、このとき私はTOUMAさんの手札にシンクがあるのをすっかり忘れていました。ためらいもなくシンクをかけるTOUMAさんに対し私は、「やっぱりそう来るよなぁ」などと、これも計算の内だと言わんばかりの態度を取って内心の動揺をひた隠す作戦に出ましたが、全くの無意味です。
しかし皆さんは、あのコラプションクライシスのあとでは私の注意がシンクに行かなくなるのも仕方がないとは思わないでしょうか。思いませんか。
その後、私はこのウィスプにランプロをかけた上で600払って自力で火に変えたのですが、この遅れは私にとってはかなり手痛い遅れになりました。一方、順位的に優位に立っていたのはリヴァイアサンなどを活躍させていたTOUMAさんでした。私にとってはクリーチャー戦などどうでもよいのですが、1人に抜きん出られるのは困り者です。とはいえ、私がブックに入れていた妨害スペルはコラプションのみ。無意味過ぎです。
どうしたものかと考えていると、クニヲが思い出したように私にコラプションを撃ち込んできやがりました。これで私は1200G放出。さすがに終わったと思いました。しかし、思わぬ形で私に復帰のチャンスが訪れました。高額地から逃げる形で南エリアに入ってきたはやしさんが、私のレベル4ウィスプを踏んだのです。まさかこの土地で通行料を貰えるとは思ってもみませんでした。
これでもTOUMAさんに勝つ見込みはかなり薄いと思いましたが、なんとかやってみようかという気になりました。終盤、クニヲとはやしさんが振り込みに振り込んだ結果、総魔力15000を越えて勝利を目前にしているTOUMAさん。城まであと10マスという距離です。私はというと、勝つためにはレベル上げのために砦に止まった上で、なおかつTOUMAさんよりも早く城に着かなくてはならないのですが、手札で使えるスペルはホーリーワードXとリンカネーションのみ。ワードXでは、どうやっても砦に止まることができません。
私がワードXにカーソルを合わせて悩んでいると、はやしさんが一言、「おいおい、2位確保かよ」
全く意外な発言だったのですが、確かに今ワードXをTOUMAさんに使ってしまえば、現在城まで10マスのTOUMAさんはそのままゴール、私は確実に2位をキープすることができます。なんといっても、確実にナタデココを回避することができます。これは実に魅力的な提案です。
私ははやしさんの発言を真剣に検討することにし、長考に入りました。その真剣に悩む私の様子を見て、周囲は大爆笑。(特にはやしさん)
人が真剣に悩んでいる様を見て笑うとは、なんという不届きな連中でしょうか。結局、僅かに勝つ可能性に賭けた私はリンカネーション。そしてダイスを振りましたが、砦に止まる目は出ませんでした。
次ラウンド、TOUMAさんはヘイスト。6が出て、城まであと4マスです。そこで、私はTOUMAさんにバリアー。ヘイストを打ち消し、TOUMAさんの牛歩に賭ける一手です。しかし、またしても私は砦に止まれません。TOUMAさんのダイスは1。TOUMAさんは期待通りの目を出してくれるのですが、私の目は期待通りにはいきません。結局、そのままTOUMAさんが逃げ切っての勝利となりました。
意外にも、TOUMAさんはCRA対戦会では初勝利とのことでした。なお、今回のナタデココは、最後にはやしさんがTOUMAさんのレベル5リヴァイアサンを落としたせいで最下位に転落した、クニヲが食べることになりました。
牛乳漬けはCRAのメンバーも初めて食べる味なのですが、クニヲの口から出た評価は、「完成されたまずさ」。どうやら、かなりまずかったようです。1回戦B:使用マップ 護符で大逆転
1 あっと 6331G 2 GAS 4576G 3 アリエル 812G 4 コウ 584G ・アリエルさんのレポート
護符マップではテンペストを使う僕にとってもっとも脅威となったのがアットさんです。
コウ君達いつもの面子になってしまいGASさんがゲスト状態でした。
GASさんと僕は(札幌大会キャットム氏主宰)でケットシーをスワップして奪った事をよくもまあ覚えててくれました。GASさんはデコイやシーフ等を使い教授を使っていた気がします。
アットさんは虫だけのような気がしましたが、スペルが豊富で特に曲者だったのがディスペルでした(僕はバリアーを使う)。
コウ君はグレムリン、デコイの2トップでした。僕はアヌビアスとテンペストを使ってました。序盤に僕がテンペ&スウォームを引き一同に緊張が走ったと思います、しかしアットさんだけは対アヌビブックを用意していたようで僕がバリアーを張るとディスペル、たまにソウルスチールを使い僕の活動範囲を鈍らせます。
僕はアット氏がコラプションを1枚だけなのか?等と疑問をいだきます。
アットさんが右側の土地に虫を起き土地変化、僕はすかさず護符の便乗買い、その状況にGASさんは少し考え込んでいましたが、デコイ&ミューテが彼を動かします。水属性の土地を一気にLV4までにしたのです。その後シーフも置いて増強、これでは前門の人形後門の虫でした。
僕とコウ君はデコイを使い適当に破壊活動を営んでいました(これもアヌビのため)。
僕は相手がどの様に守っても破壊できるプロセスがあるので、コウ君は先の事がわかっていたのか?実に活き活きと戦ってい ました(ブック名ファイトクラブ)。後半GASさんは財布が重いのか?躊躇無くレベルをあげ、それに負けじとアット氏は虫を、コウ君はグレムリンをレベルアップ、右サイドは戦場となりました。さすがの僕もたまらずテンペ&スウォーム3連発、破壊から新たな秩序が生まれ様としますが、僕はアットさんのディスペルに力を封じられ護符のマネーゲームが出来ず、終始テンペストマシーンで終わる事になります。
最後に試合が動いたのはGASさんが自分の土地をデコイで奪取、そのとき僕には瀕死のアヌビが3体、僕は迷いましたがGASさんのキャッシュが3000以上である事をみてやむなくテンペ、苦肉の策でした。
そのあとまるでハイエナの様にうろついていたコウ君が近くの土地をゲット! そのあとアットさんがGASさんの育てたレベル5の土地を奪いコウ君が踏んでしまう、一気にアットさんがトップに踊り出てゲーム終了(そう死者数19匹)。
アットさんは雪辱戦のスタートを1位で飾る事が出来満面の笑みでした。
僕は3位でセーフ、コウ君は牛乳漬けの生こんにゃくを一口パクリ、(色んな嫌な味がする)?とかなんとかいって皆に祝福されました(笑)。・あっとさんのレポート
パウダーで適当に土地取り巻くって序盤にジーニー!
それが我が狙いのすべてで、いちおうテンペはその前まで制御できればよかったのですが……。
浮気癖でアヌビ入ってたし。ジーニー、アヌビでテンペ歓迎?結局ジーニーはすべてが終わった後に僕のデッキに顔を出し……。
ていうか左上風でパウダーを増やすなんてのは厳しかったでしょうか。
トラフィックは否が応でも多いし、みなさんが即処刑。
パウダーじゃ・・・いや、これは甘えですね。
2戦目に見せていただいたHP91のパウダーが忘れられません(^-^
(下記、2戦目参照)〜〜〜〜〜〜〜
順をおって。ていうか終盤まで省略。
アリエル氏の鬼テンペリセットにより、すべてが灰燼と化したあとにタナボタ土地の奪い合い〜。
GASさんの一人勝ちかと思われた帝国をすべてリセット(^^
(ボージェスが辺境含め2人、ミューテ、レベル4のデコイ、シーフというすばらしき世界……)非常に申し訳ないその跡地の下品な掠め取りですよええ。
といっても若干のドラマがありましたが。右上から左下にかけてハイエナのように走る俺とコウ氏。
俺のダイス、とりでの2つ左下、めざす帝国はあと2マス。パウダ−配置! 動け!
コウ氏のダイス、なにぃ?!間にグレムリン?
俺のダイス!神を呼べ!2!帝国に着陸!ミルメコ〜!
コウ氏のダイス! 悪魔を呼べ! 2! 「おれの」帝国に着地! ぐわぁ!!! 枯渇♪そのあと。
上エリアの火属性(一番安)護符100買い+その帝国跡地にアップヒーバルで地形変化。
50ラウンド目、リコール+下エリア風土地レベル5化。(下エリアでの風護符100すでに持ち)
GASさんもハイパーキャッシュで城右下の土地2つを相次いでレベル5に、しかし属性は違うのが難点。結果、50ラウンド終了時に一番魔力持っていたのは俺でした……。
ということであの場で1位を(かたちを問わないというならば)取れて、非常にレアな経験をさせていただきました。結局風の土地最後までひとつしかもてませんでした……。
あ、最後の最後に下エリアで株用にゲットしましたが。
コンセプトというか実力というかでは100%の敗退です。えぇ。というわけで、アリエルさん、あっとさん両名のレポートでした。ありがとうございます。
あっとさん、見事に前回のリベンジを果たしましたね。掲示板で見せた意気込みは伊達ではなかったということでしょうか。
コウさんの「色んな嫌な味がする」発言はかなりウケていました。これに懲りずにまた来てください。2回戦上位組:使用マップ 縦横無迅
1 機ィ 6104G 2 GAS 5506G 3 TOUMA 2211G 4 あっと 555G この試合の模様は、あっとさんからいただいたレポに私が適宜解説をしていくという形でお送り致します。
・あっとさんのレポート(解説:機ィ)
上位卓に送り込まれたあとは枯渇るという最低振りをやはり発揮してしまいましたワタクシ。
仕掛けは早かったのに。
近代カルドの「育てる」という行為を教えてもらいました。この試合、私の使用したブックは毎度お馴染みzephyrさんの青い風の街の「クリーチャーとブック」コーナーに投稿した、パウダーイーターブック。
クリーチャーはパウダー4枚のみ、ミューテとグロースでひたすらパウを育て上げるというありきたりなパウブックですが、私の中では、こんなブックが果たして対人戦で通用するのだろうか?という疑問が以前からありました。
そこで、今回の対戦会で思い切って使用に踏み切った次第です。〜〜〜〜〜〜〜
早いうちに水の4連鎖完了!
(潜在的に一番怖いと呼ばれちょっとうれしかったり)
それで真ん中のラインにアンダインさえおければ、と思ったのですがぜんぜんアンダインさんが出てきません。
根本的に真ん中のラインに俺が止まらないし。真ん中下、パウダーが侵略する前に無属性を抑えることができれば、それだけ考えてたんですが。
(抑えてしまえばパウダーなんて無意味だ、と思っていたので……)序盤、私は上手い具合に最初に配置したパウにミューテを2連発でかけることができました。
そして、リコール後の領地コマンドで確実にパウを増殖。はっきり言って、一番苦しかったのはここに到るまででしたね。
こうなってしまったら、よほどのことがない限りパウを駆逐することはできません。
おそらくこの場にいた全員、本格的なパウブックを使ったことがないか、もしくは対戦経験がなかったのでしょう。パウに対する認識の甘さが感じられました。
ちなみに私は以前パウブックと対戦したことがありますが、そのとき私はパウを絶滅させるために序盤から情け容赦なくフュージョンを使用しています。ここまでの攻防で印象に残っていたのは、執拗にTOUMAさんの拠点予定地をバインドミスト等で攻撃するあっとさん、それと、私がTOUMAさんの周回を妨害するためにリコールを使用した場面でしょうか。序盤はTOUMAさんが走りそうな感じがしたため、結果的に集中攻撃という形になっていました。
特にリコール使用の場面は、私はうっかりTOUMAさんの手札にアポーツがあったことを忘れており、「しまった」と思いましたが、ここでGASさんが私のバンディッド(スワップで取った)をテレキネシスでTOUMAさんのケットシーに移動、魔力盗みでTOUMAさんがアポーツ使用不能になるという、GASさんのナイスフォローがありました。
私とGASさんを隣り合わせの席にしてしまったのが、TOUMAさんの運の尽きです。
(嘘です。コンビ打ちなんて狙ってませんて)GASさんの右下のドレインローパーと上のT字路のガスクラウド、左下の機ィさんのパウダーイーター、それぞれHPをあげてあげて。
それとは対照的に下のほうでパウダー狩りをしてSTがあがっていくTOUMAさんのヴァルキリー。(しかもさらにミューテまで)
そのうちに機ィさんの手札にテンペが3枚……て、もはやそれでも死なないやつらがぞろぞろ。
え?
機ィさんのパウダー、倒して分裂してミューテして倒して分裂してグロースで……HP70?
気づいたときにはもはや倒せる期待はヴァルキリーのみ。
俺「まかせまてますから。」
TOUMAさん「他力本願じゃ〜!」
GASさんも「いや、だってたおせないし。」私としてはもっとも苦しい序盤は乗りきったもののTOUMAさんのヴァルキリーの執拗なマークに遭い、思ったようにパウを増やせない状況でした。チャリオットでヴァルキリーを飛び越え、二手に分かれて追撃をかわしたりと頑張ってはいたのですが。
私の手札にテンペが3枚揃ったのはもっと後の方だったような気がするのですが、GASさんの手札にもスワップで渡ったテンペがあったし、この辺の状況は混沌としていてよく覚えていません。
で、テンペが撃たれて私のレベル3パウのHPが31になったという場面。そんな時引いた俺のイビルブラスト。
みんなの注目が俺に? 「少なくとも撃たないと評価下がるね」
究極の選択。え……?
1発目のテンペのあとなので、はっきり行ってどれも撃ちたい、撃ってよしな状況。
なぜかGASさんのブックに入っていたコボルド(森に配置)にでも撃ってネタに? それはさすがに……。とりあえずパウダーにビシ。1残るしぶとさ。これがパウダー。
動くヴァルキリーの侵略。落ちるレベル3パウダー。するとそこは俺の水属性の下。リリス〜!
まったくの同能力戦で、攻められた分負け。
水の領地は減るし、真ん中の通路下はすでにパウダーが占拠。実際にリリスを攻撃したのは、移動侵略ではなく新手のヴァルキリーでしたね。
私のレベル3パウダーをヴァルキリーに落とされたのはちょっと痛かったのですが、TOUMAさんがその土地にアップヒーバルをかけて拠点にしていたので、逆にその土地にヴァルキリーを縛り付けることになり、結果的には私に良い方向に働きました。そろそろ(気づくの遅すぎ)真ん中は期待持てないのでほかに拠点作成して何とかしないと!
右上のブラッドプリン、横のドレインローパーをテレキで引っ張ってくる!
スチームギア食わせて、これいまやでHP80! ここから〜!
と思った矢先悪魔の2。本日の2は悪魔? 天使?(ワード2もかぶってたし)
右下GASさんドレインローパーレベル4に振込み。
枯渇! そこ以外なら何とかなったのに!!
せっかく作った水よすべてサラバ。ああ、ブラッドプリン……。
(余談ですが、あまりにパウダーが大増殖してるので、似てるしプリンも動かしたら増えるんじゃないのと一瞬ほうけてました)実際にあっとさんが枯渇したのは、GASさんのレベル4ローパーを踏んだ後に、さらに私のレベル5パウダーを踏んだときのことのような気がします。
ちなみに私のレベル5パウダーはすぐにラントラで売る予定だった(実際に売ったけど)ので、まさかここで通行料が貰えるとは思ってもみませんでした。しかる後、ちまちまと人様に迷惑をかけないように隅っこで回ろうとしつつ気づいた現状。
テンペでHP30の左上GASさんのガスクラウドレベル5。俺が手元にはバインドミスト、バンディッド、ダゴンが。城から4の距離。
確か麻痺はガスクラウドの特殊能力のダメージ半減も無いのでは……。
5出せば……!! とりあえず麻痺。
賭け! 4。隣の空白地にバンディッド配置。
後は手元のリコールで? どきどき。
しかしこれに気づかないとはと思ってGASさんの表情を見ると憮然としたような
(気がしましたが俺がビビリ入ってただけですか)
枯渇ッたやつはでしゃばってくるんじゃねぇとでもいいたげな……。
世間でそういう暗黙ルールがあるのかと問われると知らないし。
そう、今やGASさんと機ィさんのどちらがトップ取るかモード、うかつなことをすると大顰蹙?
確かにプレゼント振込みはする気無いですが、それでもこれ取れば、もしかしたらもしかしてTOUMAさんを抑えて3位にはなれるかも、と思いつつ。
あ! そうだ! 機ィさんにはテンペが……ッ! つぎ打つよなぁ……。
そしたらバンディッドってHP20だよなぁ……。
意味なしになるぐらいなら……ダゴンパワーは手元に……。
苦渋の選択の、俺のターン。確かにこのときのGASさんは憮然としていたような気がしますが、GASさんは普段対戦していても難しい場面になるとそんな感じですので、あまり気を使う必要はないと思われます。
あと個人的には、途中で枯渇したとしても最後まで貪欲に逆転を狙うプレイを推奨したいです。例え、それが場を荒らす行為になったとしてもです。おとなしくしようとしていても、結局振り込みが避けられない場合もありますし。
とはいえ明らかに勝ち目がない場合もあることはあるのですが、基本的に(現時点では)カルドでは途中で降りることが許されないので、ある意味残酷なゲームかもしれませんね。
降りることが許されない以上、戦うしかありません。……いろいろな思いの交錯した結果、ダイス。
いや、まだ、ドラゴノイド引いてこれば、左下の店ルートでUターンして取りに行けるッ……!
期待は出来ないが、希望はある! これは正々堂々と理が立っているだろう!
ひいてこず、店手前。次があれば……。機ィさん、ご自分のパウダーのHPとにらめっこ。長い沈黙の後、撃たない。
そりゃねぇぜあにき〜。GASさん、麻痺しているガスクラウド交換。ぐはぁ。
この場面、TOUMAさんの手札にフュージョンがあったため、テンペを撃ってしまうといずれかのパウダーが殺される可能性が出てきてしまうのですな。終盤に差し掛かる大事な場面だったので、一匹たりともパウダーを殺されるわけにはいきませんでした。
そのあと、真ん中ラインで行き場の無い悲しみのバンディッド&ダゴン(TOUMAさんへ)
さらにそのあとトップ取りへの機ィさんのパウダー&ダイナマイト(俺バンディッドへ)
くそ〜と思って使ったグレアム。パキィン。
あ、両方とも俺パウダーにはさまれてる! 支援+20で死亡。
孤立せよっ……!
ダイナマイト使われたら両成敗なだけに、かえって損した感じ。このとき私はあっとさんの手札を覚えていなかったのですが、「まあいいや、どうせダイナマイトだしぃ〜」などという軽い気持ちで攻め込みました。
バンディッドを倒した後、「パウダーを甘く見るな」とカッコよさげに言い放ったものの、内心は予想外の結果に有頂天でした。終盤の私とGASさんのトップ争いですが、スピードではやや私の方に分があり、2つ目のレベル5パウを作った時点で目標魔力6000到達。あとは城に帰るだけという場面になりましたが、ここでGASさんが私の土地に連鎖崩しのアップヒーバル。私は強引な地形変化で風連鎖のみを作っていたので、火土地なんて持っていやしません。地形変化スペルなんて大嫌いです。
しかし、ここで私はTOUMAさんにスワップスペル。奪ったヴァルキリーを、幸運にも火の空き地に置くことができました。これで風連鎖と同時に火連鎖もできて、再び目標魔力到達。
しかしGASさんもラストスパートで総魔力を伸ばしており、城まであと一歩、周回ボーナスを貰えば目標魔力達成という場面に!そして最後は機ィさんのメイクドラマといえば、のリコール。
GASさんぐわぁぁぁ。というわけで、私の勝利でした。
あっとさんは最後の私のリコール引きを「メイクドラマ」と表現していますが、私にはある程度リコールを引けるという確信がありました。
なぜなら、ブックを1周したあと2回リンカネを使ったにも拘らず、4枚入れているリコールを1枚も引いていなかったのです。
このときの私は、このような終盤のために仕込んでいたリコール4枚であるにも拘らず、肝心なときに出てこないとはどういうことだと憤っていました。
(実際にはパウを領地コマンドで増やすために入れていたリコールなのですが、もはや私の中では完全に「終盤の詰めのためのリコール」だと都合よく解釈されていました)
むしろ、あの時点で私の手札にリコールが存在せず、ラストのドローに頼らざるを得ない状況にまで私が追い込まれていたことの方が、不思議な現象だったと言えるでしょう。
勝つ者は、勝つべくして勝っているのですよ。それにしても、直前のアップヒーバルで愕然としていたくせに、こんなことを偉そうにぬかしている私はいったい何者でしょうか。
そんなこんなでワタクシ、3桁魔力の4位でした。
いやぁ……HP91のパウダーを作る、思い起こせばこのために、はじめの配置のHP1のパウダーをホーリーグレイルで120払ってまで守るとは……。
意志の強さというものが良くわかりました。確かあっとさんのブラッドプリン+スチームギアで攻められたときでしたね。
まさかあの場面でホーリーグレイルを使うとは誰も思わなかったでしょう。
振り返ってみると、あのときホーリーグレイルが手札にあったことが私の勝因だったと思います。
今回は勝てましたが、たぶんパウダーブックは2回目は通用しないでしょう。2回戦下位組:使用マップ 縦横無迅
1 クニヲ 4160G 2 はやし 2501G 3 コウ 1418G 4 アリエル 969G ・アリエルさんのレポート
第2戦縦横無迅は僕も初めてで、紹介のビラをみたところ侵略戦用だとみて僕の最も得意とするマップでは?と思いました。
面子はコウ君(ファイトクラブ)、クニヲさん(虫、ウーズ、グリーンモールド、シルバープロウ)、林さん(ドラゴン、忍者、テンペ&スウォーム)と負け犬の僕でした。
僕のブックは(ドラゴニア)にさらにバトルギアα、βにカモフラージュとテレキネシスを使い相手を引っ張り込む作戦。序盤は僕のバンディッドのワンマンショウでした。虫をウーズを、得意のバインドミストでベヒーモスアタックが3連発決まり、クニヲさんの土地レベルを上げさせない様にすることに成功、それよりも虫を連続撃破したのは僕の自身にとっての快挙でした。虫は大嫌いっ!!
そのあとバトルギアβが集団で現れ僕は先行きに不安になりました。カモフラをかけても消されて、相手がランプロをはったらリムーブカース。メテオが先に来たのが相手のプランに影響を与えたと思います。
次にコウ君はものすごい数のアイテムでコーテツを超えるのではないか?と思われるほどに充実してました。
(クリーチャーが少な過ぎる調整ミスだと語ってました)
クニヲさんは僕に先手を打たれ遅いスタートでした。ウーズやグレムリンに増強、レベルを上げてきました。
林さんは僕のエルダードラゴンをみてドラゴンの時代が来るのでは?と思ったことでしょう、忍者やファイアドレイク、ドラゴンという難しい設定。
そのときの僕はリンカネに愛されていませんでした。リンカネを一発でダブりで引いたり、テレキネシスがどうでもいいときに固まって出たり、バトルギアα、βが別々に固まって引いたりと、まるで天の川のべガとアルタイルでした。
そんな僕をテンペブックでじわじわ追い詰める林さん、土地を固めるクニヲさん、人材不足で逆に不気味なコウ君、試合はじつに静かに行われていました。後半に林さんリトルグレイでクニヲさんのグレムリンを右のショップ前まで飛ばしてしまいます。
(それが僕がとどめをさされるきっかけ)
林さんがホーリーブライト&スウォームで僕土地をほぼ全滅させ、そのあと空いた土地をドラゴンで強奪、その後僕は右に進む前にショップのあたりにいるグレムリンにバインドミスト、それを飛ばされたはずのグレムリンが強奪、僕がそこに止まってしまい枯渇してしまった(TT
最後のターンに意地で林さんのレベル3のバンディクートをマヒさせドラゴノイドで奪取するも差は歴然、僕は生こんにゃくの洗礼を受ける事にっ!
…………………まあ人生、経験が人を大きくするんですよっ!以上、アリエルさんのレポートでした。ありがとうございました。
ついにアリエルさんまでもがナタデココの餌食(この表現はどうか)となってしまい、今回もめでたく初参加者全員にナタデココを振る舞うことに成功しました。
それにしても、今回はやたらとテンペストが試合内容に絡んできますね。どういう風の吹き回しでしょうか。3回戦上位組:ゴザで炎帝対決!
ついにやってきたホムンクルス対決のお時間です。
対戦メンバーは、残念なことにCRA組とゲスト組にキレイに分かれてしまいました。これも運命の皮肉というやつでしょうか。
いや、上位と下位に分けるなどといういい加減な組み合わせ方法を採用した私が悪いんですええ。次回への反省点としますんで勘弁してください。で、肝心の対戦内容、まずはCRA組の方からですが。
この対戦、まずはホムンクルスを配置しないことにはどうにもなりません。
いち早くホムンクルスを配置したのは私とはやしさんでした。私は西エリア、はやしさんは東エリアだったため、私はホムを城横まで移動させ、チャリオットで城を飛び越えてはやしさんのホムに近づくことにしました。
GASさんとクニヲはなかなかショップに止まれずに、ただ空しく周回を稼いでいるだけでした。私は、自分のホムにミューテを2回ほどかけて増強。そして、はやしさんのホムまであと2マスという位置につけました。
しかし、このとき私の手札はアイテムなし、一方はやしさんの手札にはデッドリィソーンとライトニング。どう考えても、今仕掛けたのでは私に勝ち目はありません。はやしさんに先に仕掛けられるとまずいので、私は自分のホムを一歩後退させ、はやしさんのホムにランプロをかけることにしました。
さらに、はやしさんホムの反対側2マス先にコボルドを配置。デッドリィソーンを引き次第、直ちにチャリオットで襲いかかるという構えです。しかしこの後のドローが芳しくなく、しばらくの間こう着状態が続いていました。その頃、GASさんがやっとショップでファイターを購入。GASさんも東エリアに乗り込んできて、ファイターを配置。水土地だったのですが、あとでアップヒーバルをかけるつもりなのでしょう。しかし私としては、このこう着状態を打開するためにはGASさんを早く参戦させた方が良いと考えました。そこで、私がGASさんのファイターにアップヒーバルをかけることに。GASさんの参戦を促し、試合は3つ巴の様相を呈してきました。
一方、クニヲは1人テレポートも引けず自力でショップに止まることもできず、ひたすら哀れに周回を重ねていました。状況は混沌としていました。私、空き地を挟んでGASさん(T字路の真ん中)、はやしさん、GASさんという並びで、4匹のホムが並び立ったのです。
ちなみにはやしさんホムを狙っていた私のコボルドは、GASさんのホムが隣に配置され、さらにバインドミストまでかけられた時点で、やむを得ずラントラで売却。
3人の手札は、・私 アイテムなし
・GASさん バックラー×2、グレアム
・はやしさん デッドリィソーン、ライトニング一触即発という状況の中、ついにはやしさんがGASさんに仕掛けました。
はやしさんのホムはGASさんのホムに挟まれており、私のホムに近い方か遠い方かで後の展開がかなり変わってきます。
はやしさんは私から遠い方に仕掛けることにしたようです。私に近い方に仕掛けてしまうと、次にGASさんが私のホムに仕掛けてリーチをかけることが明白なので、これは正しい判断でしょう。
このときはお互いアイテムの使用はありませんでした。GASさんにしてみればまだホムが1匹残っていますし、はやしさんにしてみればこの後反対側のホムに仕掛ければ確実にリードを奪うことができるため、互いにアイテムは保留するという結論に達したようです。はやしさんの狙いは、この後反対側の、私に近い方のホムに仕掛けることであるのは明白です。私としては、はやしさんにリードを許すわけにはいきません。すかさずチャリオットでGASさんの「私に近い方のホム」に仕掛けることにしました。当たり前ですが、お互いこの手札ではアイテムを使うはずはありません。これで場に出ている全てのホムが1回ずつ戦闘をしたことになりました。勝負はまだまだこれからです。
いつまでも間合いを取っていたのでは不利だと判断し、私は自分のホムを戦場に寄せることにしました。
アイテムがないまま間合いを詰めるのは危険極まりない行為ですが、このままではどちらにしてもアイテムが充実しているはやしさんに負けてしまうと思ったのです。
はやしさんもこの事態に動かねばならないことはわかってはいましたが、ここに来て私のランプロが功を奏し、思ったように動きをとれないようでした。
さて、すっかり忘れ去られているクニヲですが、やっとショップに止まることができたようでファイターを購入。そのファイターでGASさんが最初に配置したファイターを倒し、そして自分のホムと交換。時すでに遅しといった感はありましたが。今まで説明していませんでしたが、実は私のホムはかなり不利な位置に配置されていました。
GASさんとはやしさんのホムは、東エリアをグルグル回っていれば領地コマンドが使える位置であるのに対し、私のホムは普通の周回ルートを通らねば領地コマンドが使えない位置に配置されていたのです。
そのせいもあって今まで苦しい戦いを強いられていましたが、ついにその劣勢を覆す一手を決めました。
テレポートで城に止まり、方向転換をする機会を得られたのです。城に止まった時点では戦闘を仕掛けず、次のラウンド、バインドミストをGASさんのホムにかけて攻め込み、ついにリーチをかけました。
しかし、ここでGASさんは自分のホムの土地にシンクをかけます。ホムンクルスは水土地に配置制限があるため、これでは移動攻撃を仕掛けることはできません。しかし、これはGASさんにとってはミスでした。私の手札には、テレキネシスがあったのです。次のラウンド、テレキをかけて試合終了。どうにか私が勝ちをもぎ取ることができました。
最後の場面、GASさんの手札にはチャリオットがあったため、シンクではなくチャリオットで逃げられていたら、勝負はまだまだわからなかったと思います。なお、文面では今一つこの対戦のつらさが伝わらなかったかと思いますが、私は自分でこのルールを考えておきながら、2度とこんな疲れることはやりたくないと思いました。これはまさに、「4人対戦の詰め将棋」だと思っていただいて結構です。普通に対戦していた方が、よほど楽だと思いました。
繰り返しますが、私は2度とやりたくありません。この対戦ではナタデココは勝者以外の全員が食べるというルールになっていたので、私以外の全員がナタデココを食しました。
結局、私は1人だけ最後まで今回の「コンニャクの牛乳漬け」を食べませんでした。あれは本当にまずそうだったので、本当に良かったと思いました。3回戦下位組:ゴザで炎帝対決!
・アリエルさんのレポート
第3戦は、最初は一番早くホムンクルスを変身させた人が勝ちのルールでしたが、時間が迫っているという事で最終時でもっともホムンクルスを置いた人が勝ちで、残りの皆が生こんにゃく食べるという厳しいルールでした。
最後まで足の引っ張り合いで最後に45ターン、最後に僕が引いたカードはカオスパニックでした。
まっすぐ進んでも火属性が無いので、戻るしかないとき引けたのでまさに最後の幸運でした。
僕は何食わぬ顔でつぼ人間をセット、始めての1位でした、嬉しかったです!
僕の通算成績、3位、4位、1位でした。
この第3回旭川戦での僕の心残りはバンドルギアを作れなかった事、そしてボイラーズさんと手合わせできなかった事ですね、それでは今度のセカンドの大会を楽しみにまたお会いしましょう、アリエルでした。・あっとさんのレポート
カギはたしかにデッドリイソーンでしたがほかには石化したやつのリセットにはランドトランス、先制してうまくいけばホムンクルスをホムンクルスで倒せるファルコンソード、テレキ、チャリ、あとは……ハンドカフス?
冷静に考えるとハンドで十分のような気が……あ、私的にはクイントーチが大活躍するかと思ったのですが、根本的に殴りに来ない超間合い計り戦でした。
基本的にデッドリィソーン無いと置かないし、攻めないし。唯一覚えているシーン。
TOUMAさんのホムンクルス、リーチでやばいぜおい。
あとは御自分のファイターをチャリで飛び越せばそこにいるのは麻痺してるコウ氏のストーンウォール。
だいピンチ!
俺の手札にはラントラが! そうだ、コウ氏! そこでスワップ! そう!
そして! 枚数多くて悪魔の選択。俺も良くある悪魔の「使うぜスペル捨て」! ぐわぁ!!
そのあと手元にあったテレキ! で俺がTOUMAさんのファイターを突っ込ませ消し、ていうのが一番の俺のナイステレキだったでしょうか。
というようなところでそれではどうもありがとうございました。
というわけで、アリエルさん、あっとさん両名のレポートでした。ありがとうございました。
今回はアリエルさん、コウさんと対戦できなくて残念でした。次はちゃんと組み合わせを考えます。
あと、時間の都合があって45ラウンドで終了となってしまったのも反省点ですね。セカンドでは時間制限があるらしいので、ある程度プレイ時間も把握しやすくなるかな、とは思うのですが……。
果たして炎帝対決は楽しんでいただけたのでしょうか。不安です。
というか、「こんなルールを考えて申し訳ありませんでした」とか言ってたし、主催者。
こんなことでいいんでしょうか。というわけで、第3回旭川CRA対戦会の模様をお伝えしました。
対戦会の後はCRA全員とTOUMAさんで焼肉を食べに行って、楽しい時間を過ごしました。
あっとさん、アリエルさん、コウさんは時間に余裕がなかったようで残念でした。また機会があったら食事に行きましょう。エキスパンションでの対戦会はこれで最後、次はいよいよセカンドでの対戦会を予定しています。
地元旭川の参加者ももっと増やしたいので、今回は無駄に終わったゲームショップ等へのビラ配りも引き続き行うつもりです。
あと、今回はレポが非常に長くなってしまいました。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。
参考:今回のナタデココ
機ィ 0個 GAS 1個 はやし 1個 クニヲ 2個 TOUMA 1個 あっと(@) 2個 アリエル 1個 コウ 2個 なんと、今回もTOUMAさんがレポを書いてくださいました。
相変わらず私のレポよりも出来が良いような気がします。
毎回思うのですが、私よりも早く書いてくだされば私は書く気なんぞ起こらないと思います。
では、TOUMAさん版のレポをどうぞ。