第4回旭川CRA杯対戦会レポ
2001/08/26カルドセプトセカンドも発売され、今回はそのセカンドを使用した最初の対戦会です。
今回も前回使用した公民館で行いました。駅からけっこう遠いので多少不便ではありますが、料金は安いし駐車場も無料なのでなかなか良い環境だと思います。
なんといっても、部屋に冷房がついていないというのが今回用意した企画に実にマッチしており、当日の気温の高さもあいまって理想的な状況でした。
読んでいてなんのことだかわからないと思いますが、詳しいことは後述します。
そんなわけで、過去最大規模となったCRA杯対戦会の模様をお楽しみください。では、今回の対戦会に参加したCRAのメンバー紹介。(敬称略)
<機械科ボイラーズ(略称機ィ)>
このページの管理者。セカンドが発売されてからというもの、本人はかなりやり込んでいるつもりも日頃のネット対戦で自分の凡人ぶりを思い知る日々。オン対戦会の勝率は訊かないでください。<GAS>
毎度お世話になっているGASさんですが、今回もいろいろ用意してくださいました。 最近コンニャクに関して消極的だったりするのですが、「皆期待してるんだって」と言って無理矢理説得しました。<はやし>
セカンドは発売からけっこう遅れて購入したそうです。 本業はあくまでもMTGだというのはいいのですが、当日に公民館でブック編集をするのはどうかと思います。<クニヲ>
最近はバーチャファイター4にすっかりお熱の様子。 いいから、公民館でブック編集するのはやめろっての。そして、今回の対戦会に参加してくださったセプターの方々です。
<TOUMA>
相変わらず皆勤賞を続けており、開催者としては頭の下がる思いです。
1回ぐらいコンニャクを食わないで帰りたいと仰っていましたが今回はどうでしょうか。<あっと(@)>
前回に引き続き札幌から参加してくださいました。 今回のNEWカード取得率は対戦会終了後も語り草でした。<アリエル>
同じく、前回に引き続き札幌から参加してくださいました。 セカンドではドラゴノイドがいなくなって途方に暮れているとか。<旦那>
3回目の参加になりますね。 今回もはるばる道東からお越しくださいました。 キャラが立ち過ぎていてコメントのしようがありません。<うぃびる>
北見から参加してくださいました。 以前旦那と一緒に遊びにきたときに対戦しているのですが、対戦会には初参加です。 セカンドではフレイムウィビルがいなくなって途方に暮れているとか。<zephyr>
ご存知、空前のバカルドサイト青い風の街の管理者様です。 札幌から初参加してくださいました。<TBC>
私の故郷でありCRAの総本山でもある名寄から参加してくださいました。 GASさんとはゲーセンで顔だけは知った仲だったとか。<ポイポイ>
地元旭川の高校生の方です。 ついに地元からの参加者が来てくださいました。嬉しいです。<カルス>
同じく地元旭川の高校生の方です。 高校生といっても、我々に混じっていて全く違和感がありませんでした。<MORI>
同じく地元旭川の高校生の方です。 この方のみ、残念ながら午前は都合が悪かったらしく、午後の2回戦からの参加となりました。 なお、この3人は友達だそうで、仲間内ではジャッジメントが大流行りなのだとか。以上の14名(!)で、今回の対戦会は行われました。
[対戦会ルール]
・1回戦 錬金術師の館 目標魔力8000G 30秒 サドンデスあり
勝者は2回戦で扇風機、氷水入りタライ付きの席に座る権利を得られる。・2回戦 風の峡谷カザテガ 目標魔力8000G 60秒 サドンデスなし
最下位1個・3回戦 燃える町クアンゼ[同盟戦] 目標魔力9000G 30秒 サドンデスあり
負け組は1人1個組み合わせは、1回戦はクジ引き、2回戦は1回戦の上位組と下位組に別れます。
3回戦の同盟戦は、再度クジ引きで組み合わせを決定します。
同盟は相方のブックとの相性があるので、組み合わせ決定後、短い時間ではありますが作戦タイムがあります。
参加人数が4で割り切れなかった場合は同盟戦で余る人が出てしまうので、その場合は2回戦でナタデココを食べていなかった人の中からクジ引きで選び、その人は任意のCOMキャラクターと組むことになります(AI不可)。
これはできるだけナタデココを連続して食べる人が出ないよう開催者として配慮した、ナタデココの被害者に対する救済措置です。
別に、できるだけ参加者全員にまんべんなくナタデココを食べさせようなどと考えたわけではありません。今回用意したナタデココは、CRA内ではかなり高い評価を得ている「コンニャクのヨーグルト漬け」です。
私は正月にGASさん達とUNOをして負けまくり、7個ほどこれを食べさせられました。忌まわしい思い出です。
それに比べればカルドの対戦会の1人1個ルールなどぬる過ぎて仕方がありません。
というか、これはGASさんがコンニャク1丁分しか用意しなかったのが悪いのですが。
次回はきっちり2丁分、計24個を用意させるつもりです。あと、1回戦での勝者には、2回戦で扇風機と氷水入りタライが付いた席に座れる権利が得られます。
暑い日に氷水入りのタライに素足を突っ込むのは非常に気持ち良く、扇風機まで付き、この状態でカルドを楽しむなど贅沢の極みです。
この日はけっこう蒸し暑かった上に、公民館には冷房が入っていないという好条件が重なり、なかなか面白い特典だと思ったのですが、皆からは「本当にやるんかい」などと言われ、馬鹿にされてしまいました。
TOUMAさんなどは、「1位にはタライ」という文字列を見て、「1位にはタライ落としですか」などという疑いを抱く始末です。
主催者として皆に楽しんでもらおうと思ってわざわざGASさんに用意してもらったというのに、あまりな言われようではないですか?
CRAのイメージアップを計ろうと考えに考えた案だったのですが、かえって逆効果だったのでしょうか。では、この辺で試合内容のレポに入りますが、今回参加人数が多く、試合数も今までより多いので、内容のあるレポは私の出た試合限定であるということをご了承ください。
1回戦A:使用マップ 錬金術師の館
1 旦那 6055G 2 うぃびる 1471G 3 ポイポイ 1362G 4 はやし -173G はやしさんの敗因は、やはり公民館でブック編集をしていたという点ではないかと思います。
1回戦B:使用マップ 錬金術師の館
1 アリエル 4585G 2 TOUMA 4348G 3 クニヲ 1931G クニヲの敗因は、やはり公民館で(以下略)。
1回戦C:使用マップ 錬金術師の館
1 あっと 9130G 2 機ィ 4144G 3 zephyr 1591G 試合開始前、各人のキャラデータを順番にロード。
このとき、CRAの普段の対戦では「ロードが完全に終了するまで、他の人は頭の後ろで手を組む」という習慣があります。
まるでギャング映画か何かのワンシーンのようですが、これはロードの最後の「Aボタンを押してください」の画面で、間違って他の人がAボタンを押してしまうという事故を防ぐための、当然の措置です。
しかし、対戦会でこの習慣を広めようとしたところ、ほとんどの人の失笑を買いました。私がいくら必要なのだと言っても、彼らは全く話を聞き入れようとはしません。なんということでしょうか。安全意識がなさすぎです。平和ボケも甚だしいですな。試合に関係ない話はもうやめようと思います。
では、今度こそちゃんとしたレポを。私の使用ブックはマッドマンやコアティを中心とした、普通の地属性ブック。
zephyrさんは無属性ブック、あっとさんは火と地の2色ブックに見えました。
このマップなら単色で全く問題ないだろうと単純に考えた私は、何も考えずに確保した土地から次々と緑に地形変化させていったのですが、緑に変えた土地から次々に奪われていきます。何かこう、皆のために土地を耕しているだけのような錯覚に陥りました。皆も少しは自分で働いてください。そんな序盤、zephyrさんの手札に見えた意外なカード、それはレイズデッドでした。まさかzephyrさんともあろう者が、こんなカードを使うとは! こんなものを使うから「北に行くほど馬鹿ブックが多くなる」などと言われてしまうのですよ。
そしてzephyrさん、そのレイズデッドでマッドマンを入手。なかなか良いブツを手に入れたようです。早速配置し、ランプロをかけて拠点にしようとしますがzephyrさん、30秒ルールのせいで操作ミスを犯し、なぜかその土地を赤く地形変化。このあとまた300G払って緑に変えていました。
オフだと雑談混じりでプレイすることもあるため、30秒は特に短く感じます。皆さんも注意しましょう。このようなミスがあったものの、盤面はzephyrさん優勢で進行していきます。マッドマンとバトルギアβでレベル4の拠点を2つ作り、そろそろ上がりが見えそうな勢いでした。私も別エリアにマッドマンレベル4を持ってはいましたが、珍しく使ってみたセレニアで300Gが手に入ったとか、そんな感じだったので、かなり苦しいです。
不用意にあっとさんと争うような展開にしてしまったのがまずかったと思いました。しかしそんな中、あっとさんの手札にパニッシャーとスウォームとイビルブラストという、とんでもない手札が揃います。
これには私とzephyrさんも危機を感じました。私はシャッターを引いてきたのでとりあえずパニッシャーを壊そうとあっとさんを対象に選び、そして壊すカードを選ぶ場面になって少考。ややあって、「撃たせた方がいいんじゃねーか?」
と思い直しました。そう、ここでパニッシャーを壊してしまうとzephyrさんの優位は変わらず、そのまま負けてしまうだろうと考えたのです。そこで私はパニッシャーを放置、イビルブラストを破壊することにしました。
次ターン、当然のようにパニッシャーを撃つあっとさん。zephyrさんは弱ったβをバンディットに交換。私も弱ったマッドマンをコアティに交換。まあ、私の拠点は別エリアだったので私がスウォームの損害を受けるとは考えにくかったのですが、さきほどのzephyrさんのように30秒ルールのせいであっとさんが操作ミスをしないと言い切ることはできず、万が一にも私は唯一の拠点を失うわけにはいきませんでした。
そしてあっとさんは予定通りスウォームを慣行。zephyrさんのマッドマンはお亡くなりになりました。
その後、あっとさんはコンジャラーの領地能力でマッドマン跡地にバ=アルを召喚。これで勝負はわからなくなりました。その後の展開は何もかもあっとさんに味方します。私が当のバ=アルにハマり、zephyrさんのバンディットもあっとさんに奪われ、あれよあれよという間にあっとさんの勝利となりました。
終わった後、「こんなマップで実力が反映できるか」と、私が負け惜しみを言っていたのは言うまでもありません。あと、初参加者のzephyrさんを最下位に追い込んだものの、1回戦はナタデココがなしということに気がつき、さらにガッカリしたのも言うまでもありません。
1回戦D:使用マップ 錬金術師の館
1 GAS 9248G 2 TBC 3028G 3 カルス 619G ・GASさんのレポート
GASがウィロウを植木。カルスが踏んだ。
それだけかよ!2回戦1位組:使用マップ 風の峡谷カザテガ
1 GAS 8021G 2 旦那 6761G 3 アリエル 4523G 4 あっと 4053G 2回戦一番の長期戦となっていました。
GASさんと旦那はタライの氷水に素足を浸して、とても気持ちよさそうでした。羨ましかったです。
アリエルさんとあっとさんは恥ずかしかったのか、浸していませんでしたが。
GASさんが、「やべえ、バーブルシャッターで壊された!」と叫んでいたのが印象的でした。この試合のナタデココはあっとさん。「第2回対戦会コンニャク王」の威厳を見せつける食いっぷりでした。
2回戦2位組:使用マップ 風の峡谷カザテガ
1 機ィ 8880G 2 TOUMA 4616G 3 TBC 4489G 4 うぃびる 2193G 開幕、TOUMAさんがレイクリープを使用し、水土地にリザードマン配置。
TOUMAさんの敗北はこの時点で決まったといっても過言ではないでしょう。
なぜなら、私の使用したブックはオーロラとシャインを入れたバリバリの護符相乗り型ブックだったからです。当然、その後の私はひたすら水護符を買いまくり。TOUMAさんも頑張って水護符を買おうとしますが、バーブルが効果的に働き、TOUMAさんは大きく出遅れることになりました。
TOUMAさんはヘイストなどを聖堂の位置を考えずに使っており、どうやら「ヘイストやミスルトは聖堂前でバーブルを消すためだけのスペルに過ぎない」ということを理解していなかったようです。
TBCさんとうぃびるさんもあまり護符用に特化した戦略は使わず、護符を大量に買うことはしていなかったため、私は遠慮なくオーロラを使いまくり、中盤で私は絶対的な優勢を築くに到りました。自分が頑張れば頑張るほど私が伸びてしまうというジレンマに苦しむTOUMAさん。
水4連鎖という状態でさらに空き地に止まり、何かクリーチャーを置こうかと考えるTOUMAさんに私が一言、「そこに何か置いていただければ、私がインフルエンスをかけて5連鎖にして差し上げますが」
TOUMAさんはクリーチャーを置きやがりませんでした。
せっかく人が手助けしようというのに、なんという失礼な振る舞いでしょうか。そのまま試合は穏やかに進み、最後は私がシャインを使ってあがりました。
何も言うことはないほどの完全勝利です。
私はこの試合の後、「バーブルは強過ぎるので禁止」などと力説しましたが、この試合で実際にあれだけの威力を見せつけてもなお、TOUMAさんは半信半疑でした。
どうも私が言うと冗談のように思う人が多いのですが、いい加減私の発言は全て真剣そのものであることに早く気づいてもらいたいものです。この試合のナタデココは初参加のうぃびるさん。初めて食べた人の反応はいつ見ても楽しいですね(ひでぇ)。
2回戦3位組:使用マップ 風の峡谷カザテガ
1 クニヲ 8529G 2 zephyr 8551G 3 ポイポイ 1329G クニヲはデモニックトレードブックだった模様。
どうやらこの対戦でzephyrさんはゴブリンの恐ろしさを思い知ったようです。
zephyrさんはカオスパニックなどを使用した周回ロック型のブックだったようですが、デモニックだと周回ボーナスなしでもなんとかなってしまうようですね。この試合のナタデココはポイポイさん。
口にして一言、「ぬるい」で周囲は爆笑していました。2回戦4位組:使用マップ 風の峡谷カザテガ
1 MORI 7436G 2 カルス 6537G 3 はやし 4919G MORIさんかカルスさんかはわかりませんが、目標魔力達成直前でジャッジメントを使用し、自分にかえってきて達成できなかったという微笑ましい場面があったようです。
この試合のナタデココははやしさん。前の試合に続き最下位ですね。
なんというか、CRAのメンツというものを考えていただかなくては。
しかし、「いいからそれ日の当たる場所に置くなって」は、今回最も笑ったセリフです。3回戦A[同盟]:使用マップ 燃える町クアンゼ
1 はやし&あっと 10569G 2 ポイポイ&うぃびる 5853G クジでコンビを決め、約30分ほど作戦会議を行った後の同盟戦。
ただ、これはちょっと中途半端で失敗したかな、と思っています。この試合のナタデココはポイポイさんとうぃびるさん。2人揃って2個目ですね。
「コンニャクのヨーグルト漬け」を充分に堪能していただけたかと思います。3回戦B[同盟]:使用マップ 燃える町クアンゼ
1 zephyr&カルス 9476G 2 クニヲ&旦那 5377G 一番の見せ場はカルスさんのカトブレパスが、その能力で相手のケルピーを粉砕した場面でしょうか。
これがキッカケで、zephyrさんはカトブレパスのファンに成り下がったようです。この試合のナタデココはクニヲと旦那ですが、この2人のコンニャクの食べ方は堂々とし過ぎています。
もちろんまずがっていないわけではないのですが、あまりにも当然のように受け入れられても、それはそれでなんとなく困るのですが。3回戦C[同盟]:使用マップ 燃える町クアンゼ
1 TBC&機ィ 8575G 2 MORI&ミュリン -760G 私のブックのベースは無属性バンドルギアブック、TBCさんのブックのベースは普通の火属性ブック。
とりあえずお互いのブックの矛盾点を修正し、試合開始。
MORIさんはクジ運悪くCOMと組むことになりました。実はこの試合は3回戦で最も早く終わった試合だったので、レポも短いです。
序盤からいきなり中央エリアにTBCさんがオールドウィロウを配置。
レベル3の状態で守りきるのが一番苦労しましたが、レベル4にしてからは一気に展開が加速しました。
まずはミュリンがオールドウィロウにハマります。COMを足止めでハメるなんて反則ではないかと思われるかもしれませんが、我々もまさか1枚しか入れていなかったオールドウィロウでこのような展開になるとは、予想していませんでした。
そしてミュリンから巻き上げた金でレベル5に。MORIさんがハマり、枯渇してサドンデス勝ちで終了しました。
あまりにも早く終わってしまったので、その後は私が作ったAIを嫌味ったらしく披露したりしてました(いいのかそれで)。まあ、初参加者のMORIさんにナタデココをご馳走できたのでこちらとしてはそれで満足です(いいのかそれで)。
3回戦D[同盟]:使用マップ 燃える町クアンゼ
1 アリエル&ガミジン 9029G 2 TOUMA&GAS 6118G なんか、COMと組んだアリエルさんに、GASさんとTOUMAさんが負けちゃってるんですけど……。
おかしいですね。とりあえず指差して笑っておきました。例によってコンニャクを食したTOUMAさんは、「たまにはコンニャクを食べないで帰る日があってもいいんじゃないか」とぼやいていました。
考えてみればTOUMAさんはCRA対戦会皆勤賞であると同時に、毎回コンニャクを食べているんですね。まさに参加者の鑑です。というわけで、第4回旭川CRA対戦会の模様をお伝えしました。
対戦会の後は、前回同様CRA全員と都合のついた方数名で焼肉を食べに行きました。
今回は初めて14名という大人数が集まり、札幌にも負けない規模の対戦会に成長したこともあり、感慨もひとしおでしたね。 危うく定員をオーバーするかと思いました。
次回からは参加表明を取り、きちんと参加人数を把握した上で開催したいと思います。第5回は全国大会予選前だったりしますが、あまりいつもと変わらないノリになるかと思われます。
時間が余れば「山」で対戦してもいいかなとか思うのですが、本番前に手のうちを明かすのもどうかと思いますしね。では、この辺で今回のレポを終わります。
読んでくださった方、ありがとうございました。
参考:今回のナタデココ
機ィ 0個 GAS 1個 はやし 1個 クニヲ 1個 TOUMA 1個 あっと(@) 1個 アリエル 0個 旦那 1個 うぃびる 2個 zephyr 0個 TBC 0個 ポイポイ 2個 カルス 0個 MORI 1個 ※1個余ったので、せっかくだから食ってみないかということになり、zephyrさんにも食べていただきました。涙目になってまずがるzephyrさんの姿は最高でした。