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裏・百鬼夜行労働組合
組合だより
第11号(平成10年9月30日発行)
今時期は、テレビ番組の改編期ですね。これまで北海道は深夜アニメには あまり縁がありませんでしたが、今回の改編ではデビルマンレディーやMASTERキートン などの新番組があり、ラインナップも充実の兆しが見られます。
テレ東系の番組はこれを書いている時点ではまだ未定ですが、木曜深夜に謎の30分枠を 発見しました。個人的にはEAT-MAN'98をやって欲しいところですが、To Heartの可能性の 方が強いですね。どうせダメなら、意表を突いた番組を放送して笑わせて欲しいものです。 エヴァの再放送とか(やめれ
組合員も絶賛(嘘)、「スプリガン」
去る9月5日公開された、大友克洋総監修劇場用アニメーション「スプリガン」。
よせばいいのに、綾波あゆ氏は公開日にこの映画を見に行ってしまいました。 ちょうどというか当然というか、公開日は土曜日なので週会の日です。
週会の席で、綾波あゆ氏はスプリガンを見に行ったことを深く後悔し、不満 を洩らしていました。
私もハッキリとは覚えていませんが、確かこのような会話ではなかったかと思います。「一言いいか? スプリガンダメだわ(苦笑) ヲレの1300円を返せ〜(苦笑)」
「はぁ、そんなにダメだったんですか?」
「とりあえず笑っとけ(苦笑)」
「珍しいですね、そこまでダメ呼ばわりするのは」
「や〜、ダメだった。感想求む!」
「じゃあ、明日見に行ってガッカリしてきます(敗北宣言)」あゆ氏の悲痛な訴えに、私のスプリガンに対する期待値は見る前からマイナスに なっていきました。
一応、私はスプリガンの前売り券を買っていたので見に行くだけは行っておこうと 思っていましたが、事前にネットなどで仕入れた情報によると前評判は芳しくありません。 ついでに言うと、私は原作のコミックもあまり好きではありませんでした。
そんなわけで、もともとスプリガンにはほとんど期待していなかったのですが、 実際見に行った人の話を聞いてなおさら期待値が小さくなっていってしまったのです。スプリガンのキャッチコピーは、「戦って、死ね。」です。エヴァ、もののけ以降 生きるだの死ぬだのというコピーが多くなったような気がしますが、そんな言葉では 今の日本人の心には届かないような気もします。いっそのこと、「働いて、死ね。」 とかの方が、今の日本人の心にズシリと響くような気がするのですが(ォ
翌日、私は部屋でゴロゴロしながら「今日はスプリガンを見に行こう!」と 強く念じていましたが、なかなか体が言うことを聞きません。深層心理では、明らかに スプリガンを見に行くのを嫌がっているのです。無理もありません。面白くない ことはすでに保証済みなのです。スプリガンと言う映画は。
結局私は、その日の最後の上映開始時刻の夜9時に間に合うよう、重い腰を上げて嫌々 ながらも映画館に出向きました。
映画館には客が5人ぐらい。まあこんなもんかな、と思いながら足取りも重く見やすい 席に陣取ります。私の気分は憂鬱なまま、映画は始まりました。私は、映画に限らず面白い作品の最低条件としては、「見ているときに眠くならない」 ことだと思っています。良作と駄作の明確な境界線を引くことは困難ですが、あえて一線を引くと したら「眠くなったら駄作」ということでしょう。それこそ、無理をして睡眠時間を犠牲にしてまで 見るようなものではありません。逆らわずに寝た方がマシです。
しかし、私がスプリガンを見たこの日は日曜日で、私は昼間に充分睡眠をとってしまって いました。映画はもちろんつまらないのですが、眠くなりません。でも、寝た方がマシです。
結論。スプリガン、睡眠以下。
今月の「俺的にヒットしたで賞」
このコーナーは、組合関係サイトの伝言板、チャット等の書き込みの中から、私が独断 と偏見で面白いと思ったものを月に一つだけ取り上げ、賞を授与するという趣旨で始めた ものです。
基本的に、選出されるのは組合バナーの貼ってあるサイトに設置してある伝言板 及びチャット内の書き込みに限定されますが、記帳者は組合員でなくても、私が面白い と思ったものなら取り上げる可能性があります。あと、組合だよりへの転載は有無 を言わさず無断で行いますので、その点ご了承ください(ォさて、今月の「俺で賞」は井上ヴァーチャルキューブ内 ちゃっとるーむの、 あさづけ兄貴氏の書き込みです。
(09/28 23:51) [兄貴] 我が家はなんだかハワイアン〜♪
いや、せっかく新婚旅行でワイキキに行ったからにゃ、ここまでやらないと(^^;
ちなみに、ウクレレは目下独学中。ものすごく難しい(苦笑)
まぁ、特に私からのコメントはありませんが、とりあえず笑いました(笑)
カッコイイとしか言いようがありません。ダメ過ぎ(どっちだ(笑)
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