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裏・百鬼夜行労働組合発足の理念

 裏・百鬼夜行労働組合(以下組合)が発足したのは、まったく突然のことでした。

 その日、私は「週会」と呼ばれる、毎週土曜日に仲間内で集まってデータの交換 をしたり、ダラダラ遊び呆けたり、怪しい概念が自然発生したりするイベントに出席 していました。

 たまたまこの日は、ましたか尊師の個人サークル 「裏・百鬼夜行」のCG集のパッケージングの手伝いをしていました。同人関係のイベント等 が近づいてくると、友人が総出で手伝ったりしています。実はこのとき、私は尊師の手伝いをした のは初めてだったのですが、まさかこのことが組合の発足という、あまりといえばあまりの 事態を引き起こすことになろうとは、誰にも予想できるはずはありませんでした。

 私は袋詰めを行いつつ考えていました。

「いわば我々はましたか尊師に雇用されているわけであり、すなわち労働者であるから、 団結権があって然るべきだ」 (兄貴のサイトより引用)

 私は気がつくと組合の結成を宣言していたのです。非情にも、周囲に止める者は いませんでした。こうして、なし崩し的に組合が発足してしまったのです。

 その後、組合バナーを作ったり、スローガンを掲げたりと、組合員達と何より私自身 の悪ノリは際限なくエスカレートの一途を辿り、ついには「組合だより」の発行にまで 踏み切ってしまったのでした。残念ですが、もう後に引くことはできません。組合に栄光あれ。

教訓「責任を取りたくなければ、いいだしっぺにはならないこと。」


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