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●少年の日、クワガタでトラウマ。

            1998.10.3

最初っから言い訳で申し訳ないんスけ
ど、どうも「いざ!」と意気込むと、
変なこととか面白いことってのは起こ
らないもので、あっても裏の世界のこ
とだったりして、ウェブで語るには斉
藤の社会的地位があやうくなってしま
うので書けないし…。という訳で、今
回も持ちネタで。

前々回にカブト虫のメスはクワガタ説
の話を書いたけど、今度はおいらの会
社(一応サラリーマンなんス)の同僚
田鎖(タグサリ、本名!!)の悲しい
クワガタ話を1つ。
奴は兄と本人の2人兄弟なんスが、幼
い頃のある日、両親がおみやげにクワ
ガタをオスメス1匹ずつ買ってきてく
れたそうなんです。少年に昆虫のおみ
やげ―――すんごいうれしかったそう
なんですが、その喜びもつかの間、両
親の一言

「お兄ちゃんにはオス、あんたはメス」

そりゃねぇでしょう。二人でつがいを
大事にそだてましょう、とかオス2匹
買ってくるとかさぁ。はさみの無いク
ワガタなんてゴキブリみたいなもんだ
もん。ショックだったそうですよ。自
分は本当はもらいっ子なのでは!とす
ら彼は思ったでしょう(斉藤の想像)。
それがトラウマとなり、田鎖君は会社
ではもの静かだが、森林に行くと狂っ
たように昆虫を追う人となってしまっ
ているのであります。