古平町ってこんなところ
 

日本海に突き出した積丹半島の東側中央部に位置する古平町は、ニシン漁で開け、

遠洋・沖合漁業を中心に発展してきた町です。

北海道の四季折々の海の幸で賑わう古平漁港に揚がる主な漁獲物は、

スケトウダラ、アブラコ、カレイ、イカ、マグロ、アマエビなど、

道内屈指の魚類の宝庫として、北海道が誇る自慢の味を提供しています。

水産加工業は、その生産高は年間100億円以上と、基幹産業である漁業と連携し、

町を支える大きな力となっています。消費者ニーズの高い、タラコや辛子明太子、

筋子、数の子などの他、ツブやみがきニシン、寒干したら、新巻シャケなどの加工を

中心としており、特にタラコは味・品質ともに大変好評で、古平の特産品となっています。

そして、前浜でとれた、ホッケ、イカ、カレイなどのくんせい・珍味類も人気です。

古平町は、札幌から車で約80分、JRとバスの利用でも90分前後という気軽に

足を運べる位置にあります。札幌から小樽・余市・函館を結ぶ観光ルート、

追分ソーランライン上に立地し、積丹半島の景勝地を周遊するのにも最適。

古平にお越しの際には、My Shop にも、ぜひお立ちよりくださいネ。
(古平の、セイコーマートの向かい、信号のところです。)

** 家族旅行村   古平港と古平の町を見下ろす小高い丘の上、家族・友人同士にとっておきの

             レジャー施設、さわやかな高原の風が吹く古平家族旅行村があります。保存林

             として整備された美しい緑に囲まれ、すがすがしい空気と日本海の広大な海洋

             風景が、リゾート気分を満喫させてくれる楽しい施設です。ログハウス風のケビ

             ンのあるキャンプ場をはじめ、スポーツスライド、アスレチックコース、ピクニック

             広場、ファイヤーサイト、テニスコート、そしてスキー場と、四季を通して楽しめる

             オールシーズン型の古平家族旅行村。家族で、仲間同士で、楽しい思い出づくり

             を。期待以上の楽しみが待っている。

             家族旅行村から、山の上まで続く町道を走ること車で10分、「ねむの里」(精薄者

             厚生施設)があります。ここから見る、日本海は気持ちがいいですよ。

** 五百羅漢図   曹洞宗法興山禅源寺。釈迦の弟子である500人の聖者の像五百羅漢図が掲示

             されていることで有名な古いお寺です。松前町法源寺の末寺として、安政5年4月

             に開基。五百羅漢を寄進したのは、古平の大網元であった種田富太郎氏。

             日本海
沖での遭難から奇跡的に生還したことに感謝し、当時美術教師であった

             林竹次郎
氏に製作を依頼。20年の歳月をかけて、昭和14年に完成したもの

             です。

** 孤高の詩人、吉田一穂   詩人の間で、吉田一穂ほど畏怖されている存在はないと絶賛された

             巨匠。明治31年に北海道木古内町で生まれ、後に古平に移り、明治38年古平

             尋常高等小学校に入学した。15歳の頃から詩作を始めるようになり、その詩は

             高等学校の教科書にも採用され、詩壇の元老となった。詩集「海の聖母」、試論

             「古代緑地」が有名である。一穂はことのほか古平を愛し、ふるさとを讃えて「白鳥

             古丹と名づけ、同名の随筆集も書き上げている。昭和48年、数々のエピソードを

             残し、その鬼才ぶりを惜しまれつつ、74歳で他界した。こころの琴線に迫る作品と

             その人間性が、後続の詩人たちに限りない影響を与えた吉田一穂。

             彼は、古平の誇りである。

** 琴平神社祭典   大漁と海の安全祈願、町民や町を訪れるすべての人の幸福を祈って祭囃子

             が町内に響き渡ります。大漁旗をひるがえし、たくましいエンジン音をとどろかせ

             海上を渡御する漁船群。美しく飾り付けされた山車や神輿が町内を練り歩き、

             町は祭り一色となります。7月の琴平神社祭典は、幻想的な猿田彦火渡りで

             最高潮に達します。9月には恵比寿神社の祭典も行われるなど、夏から秋にかけ

             ては、古平の賑やかな祭りのシーズンとなっています。

** 豊浜トンネル崩落事故   古平町というなまえが一躍日本中に知れ渡ることとなった、

             トンネルの
崩落事故。1996年2月10日、土曜日のAM8:00頃、豊浜トンネルの

             岩盤が大崩落。
 古平側トンネルの入り口から約40m間の天井部分が押し

             つぶされ、20名の尊い命
が奪われました。この事故に巻き込まれたのは、

             余別発7:05小樽行きのバスと
乗用車1台。懸命の救出作業をするも、

             158時間ぶりの、2月16日から17日にかけて
20名全員が遺体で収容されることと

             なってしまいました。

             私たちにとって、決して
忘れることの出来ない事故となりました。

** みタラ・きいタラ・かっタラフェスティバル   9月の第2日曜日に行われます。

                              秋の味覚祭り。古平町でとれた水産物、農産物が格安で

                           販売されるほか、会場では、多彩なゲームや踊り、

                           タラつり節のオーディションが催される。


** 日本海ふるびら温泉「一望館」   温泉ボーリングにより、平成7ねん12月、湯量・温度とも

             安定し、
平成8年9月にオープン。食塩泉で湯温は55.3度。

             お湯の色が、コールタールいろを
していてめずらしいです。

             タオルに色がついてしまうほど。

             このコールタール色の
お湯は、化石水といいます。