report & column

ESさんのレポート&コラム

(筆者へのメールは
こちらから、「ESさんへ」と明記にて)


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胃瘻にして3年が過ぎました

(北国の頸損かわら版 への投稿から:2010年6月) 
 

 いかが過ごされていますでしょうか。

 なかなか暖かくなるのが遅い春でしたが、おかげ様で父は胃瘻を始めてから、先月で3年目をむかえました。無事半年ごとの交換も済み、ほっとしているところです。

 気候の変動も激しい上に、最近は神経の方からの影響もあるのか睡眠障害が出て調子が悪く、本人も自信を持てずにいました。ですので、一層春は嬉しいですね。

 この1年で、口から入れるものは水ぐらいになってしまいました。虫歯も出来ない丈夫だった歯もガタガタで出血もひどいので、歯茎用の塗り薬、また、胃から注入する度に痰や唾液を出て乾燥するので、人工唾液を(食道癌等の方が主に使用されるそうです)使い始めました。

 頸損の施設ならいざ知らず、脳梗塞で緊急入院した総合病院では、状態を説明するだけでも四苦八苦しました。困った時に即相談、理解してくださる看護の皆さんが支えて下さるからこそ、自宅で過ごしていることができます。本当に皆様に感謝です。

 

その後の父
(2009年05月10日)

 書いたものをコラムの方に掲載していただき、ありがとうございます。

 おかげ様で父は、脳梗塞になってからこの5月で2度目の春を迎えることが出来ました。

 体力が落ち何か口から流し込もうとしますが、その回数も減りました。訓練して頑張ってきた身体もすっかり細ってしまいました。が、数字に強く記憶力抜群の父なので、助けられる事しばしばです。声が出せればもう少し楽でしょうが、ちょっと無理のようです。

 神経の麻痺に血管麻痺、時々頭をひねるような事に出くわし、手探り状態ですが頑張っています。数日後、病院に胃瘻交換に行く予定でいます。

 父が怪我した頃の医療からみると、本当に信じられないくらい今は進歩しています。IPS細胞の事が記事になっていますが、すごい事ですね。良い方向への進歩を願ってやみません。



 

頸損歴40年の父とともに

 私は仙台に在住しており、父が頸椎損傷で自宅療養しております。今年の夏で、怪我をしてから40年になりました。

 年齢とともに血圧のコントロールも難しくなり、春に脳梗塞になってしまいました。食事を摂れなくなり胃瘻をするあたりから、このHPを知り、川原さんにメールを頂いたりしました。

 おかげ様で今日で父は、73歳の誕生日を迎えました。声は出ませんが意識はしっかりして、最近は調子の良い時に水分だけでなく、梅干しの種をなめて咀嚼の練習をしています。(左麻痺で誤嚥の危険があるので慎重に)胃から栄養は摂れるんですが、神経の関係か痰や唾液が大量に出てきて、おさまるのに短くても2、3時間はかかります。担当のお医者様でもわかりませんが、家族としては味覚を感じて欲しいのと、少しでも栄養をと、スープを漉して喉から通しています。

 本人の気力に押され、周りの看護スタッフに助けられ、誕生日を祝う事が出来、嬉しいです。

 これから寒い冬。北海道の方はそれだけでも厳しいですが、頑張って欲しいと思います。


(北国の頸損かわら版 Vol.34への寄稿から:2007年11月) 
 


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