スキーで転倒、頸髄損傷に
平成16年の1月にM市のスキー場でスキーをしていた時、転倒して頚髄のC4〜C7を損傷しました。元々頚髄にヘルニアを患っていたのでそのせいもあり、広い範囲で損傷したと思います。
不幸中の幸いだった事は、転倒して動けなくなった時にたまたま通りかかった人が近くの病院の外科の先生だった事です。その場で首を固定してもらって、まずは近くの病院へ運ばれて応急処置をしてもらい、それから別の病院へ運ばれてすぐに首の前方からプレートで固定する手術を受けました。
その頃の自分は頚髄損傷に関しての知識が全くと言って良いほど持っていなく、骨折のように時間が経てば治るものだと思っていました。その能天気さが返って深刻にならずに良かったのかもしれませんが…。
幸いにも少しずつですが手も足も動かせるようになり、3ヶ月目に首のカラーを外せると思ったのですが、1枚のプレートで4箇所の骨を固定する事に無理があったようで(手術前から無理かもしれないと言われていたそうですが…)きちんと固定されない為、今度は首の後ろからワイヤーで骨を固定する手術を受けました。2回目の手術の時は1回目の時よりも神経が回復してきていた為、麻酔が切れた時はもの凄く痛かったです。
何とか杖を使って歩けるまで回復できたので平成16年の7月に退院して現在は職場に復帰して働いています。不安に思っている事は、事務系の仕事なのでイスに座りっぱなしで全然動いていない為、折角リハビリで動けるようになったのに筋肉が落ちたり、関節が固まって動けなくなってしまうのではないか不安に思っています。
夢は以前友達とバンドを組んでいて楽器を演奏していたので、もう一度手を自由に動かせて楽器を演奏できるようになる事と、スポーツはサッカーをしていたのでサッカーをする事が夢です。
先月初めて交流会に参加させていただいたのですが、僕なんかよりも状況が悪い方々が、元気でバイタリティに溢れている事に感銘を受けました。あまりたくさんの方とはお話できなかった事が残念なので、次の交流会が行われた際には、また参加させて頂き、多くの方とお話したいと思っています。
(北国の頸損かわら版 Vol.29への投稿から:2005年7月)