「公的介護保険について」 小野寺 満(C5・6・滝上町)
来年4月より始まる公的介護保険に障害者が対象にならなかったことは非常に残念です。障害者とて高齢者以上に介護に困っている人がいる。このことは厚生省とて分かり切っていることである。障害者を介護保険の対象から外した理由は保険の財源である。障害(児)者を保険の対象にすればまだまだ保険料が高くなると思う。それで障害(児)者は五年後の見直しの時から対象にするような計画をを立てているのだと思います。
私は全国頚髄損傷者連絡会の一会員ですが、会報「頚損」を読む限りでは会長はじめ執行部の方は障害者が介護保険の対象になることにあまり賛成していないように感じられます。それは現在のヘルパー制度で生活していけるからではないでしょうか?
障害者のヘルパー制度は地域によって格差があり、私の住んでいるような田舎町では今のヘルパー制度では自宅で暮らすのは無理です。運動といっても一人や二人の運動では都心のように充分に派遣してもらうことは絶対に無理です。
執行部の方でもこの次の見直しのときには絶対に障害(児)者も保険の対象とするよう運動していただきたく思います。そうしてその中で外出、各種交渉も不自由のない中身になるよう交渉していけば良いと思います。
私は二十数年母親に看てもらっていましたが年老いて大変になったので四年前施設にきたのですが、規則に縛られ職員に気を使い、とても安穏に暮らせる場所ではありません。
介護に困難を来している家族、また私のように施設から出たくても出られないでいる障害者のためにも一年でも早く介護保険の対象になるように運動お願い申し上げます。この原稿「頚損」に載せていただきたく思います。
(1999年8月、全国頚髄損傷者連絡会本部に宛てた手紙から)