東日本大震災:障害者の死亡率2倍 在宅者保護難しく 東日本大震災の被害が最も大きかった東北3県の沿岸部自治体で、身体、知的、精神の各障害者手帳の所持者に占める犠牲者の割合は約2%に上り、住民全体の死亡率に比べ2倍以上高かったことが、毎日新聞の調べで分かった。多くの犠牲者は自宅など施設以外の場所にいて、移動が困難だったり状況を把握できず津波から逃げ遅れたとみられる。障害者が抱える災害時のリスクをどう減らすかが改めて問われている。 調査は10月、3県の沿岸部のうち犠牲者が出た35市町村を対象に実施、33市町村(宮城14、岩手9、福島10)が回答した。仙台市と岩手県陸前高田市は「障害者の死者数を把握できない」として数値の回答はなかった。33市町村の死者は計1万3619人で、全体に占める割合は約0.9%。身体、知的、精神の各障害者手帳の所持者(計7万6568人)に限ると犠牲者は1568人で、死亡率は約2%に達していた。 障害者が亡くなる率が特に高かったのは宮城県沿岸部。599人の障害者が亡くなった石巻市は7.4%に上った。538人は身体障害者で、うち256人が肢体不自由だった。視覚障害者と聴覚障害者もそれぞれ30人以上亡くなった。市障害福祉課は「施設入所者やデイサービスを受けていた人たちの死亡例は、ほとんどなかった。自力で動けなかったり、津波が迫るのが分からず自宅などで逃げ遅れたケースが多かった可能性がある」と指摘する。 宮城県女川町では75人の障害者(身体69人、知的4人、精神2人)が犠牲になり、死亡率は14%に達した。このほか同県南三陸町(8.2%)、岩手県山田町(5.4%)、福島県新地町(3.9%)などの死亡率が高かった。【野倉恵】 ◇過酷な現実示す数字 藤井克徳・日本障害フォーラム幹事会議長の話 障害者がいかに過酷な現実にさらされたかを示す数字だ。この現実を直視せずに社会保障制度や復興策の議論を進めることはできない。国が責任を持って詳細な実態を調査すべきだ。 毎日新聞 2011年12月24日
訃報:上田馬之助さん 71歳=元プロレスラー ◇凶悪コンビで活躍 上田馬之助さん 71歳(うえだ・うまのすけ<本名・裕司=ひろし>元プロレスラー)21日、死去。葬儀は24日午後1時、大分県臼杵市市浜1126の玉泉院臼杵会館。自宅は同市二王座389の1。喪主は妻恵美子(えみこ)さん。 愛知県出身。大相撲の力士を経て1960年に日本プロレスに入門。「まだら狼」の異名で、タイガー・ジェット・シンさんとの“凶悪コンビ”で一世を風靡(ふうび)した。96年に自動車事故で半身不随となり、恵美子さんの実家のある大分県で療養していた。 恵美子さんによると、朝食後に体調が急変。たんをのどに詰まらせての窒息死だったという。 毎日新聞 2011年12月22日
ヘルパーの女に 懲役4年を求刑 札幌の障害偽装事件 (11/29 北海道新聞) 訪問介護事業所を経営していた元道職員が重度障害を装い、札幌市から介護給付費約544万円をだまし取ったとされる事件で、詐欺罪に問われた事業所の元管理責任者兼ヘルパー佐藤美佐子被告(58)=同市手稲区=の論告求刑公判が29日、札幌地裁(渡辺康裁判長)であった。検察側は懲役4年を求刑、弁護側は無罪を主張し結審した。判決は1月26日。 検察側は論告で、元道職員の小杉田光雄被告(76)=詐欺罪で起訴=が介助なしで車の運転や生活をしながら、市職員には重度障害を装ったとされる点について「佐藤被告は約6年間も小杉田被告と生活しており、障害がないことを知っていたのは明白」と指摘。「犯行は障害者制度を食い物にした悪質な公金詐欺だ」と述べた。 弁護側は「佐藤被告は小杉田被告が障害者だと信じて疑わず、介護を続けた。詐欺の故意はない」として無罪を主張した。
障害者ETCカード悪用、空港警備隊巡査逮捕へ 千葉県警空港警備隊の男性巡査(26)が、高速道路のノンストップ自動料金収受システム(ETC)の障害者割引を悪用し、半額料金で不正通行していた疑いが強まったとして、同県警交通捜査課は電子計算機使用詐欺容疑で巡査の逮捕状を取った。 25日にも逮捕する。 捜査関係者によると、巡査は10月、関西に住む障害者の親族名義のETCカードを車載器に差し込んで東関東自動車道などを走行し、千葉県内の料金所で障害者割引を不正に使って通行料の半額をだまし取った疑い。 NEXCO東日本によると、この割引は身体障害者手帳の交付を受けている人が運転・同乗する場合に適用される。市区町村の福祉事務所などで事前登録した上で、障害者名義のカードと車載器を道路事業者に申請すると、料金所通過時に料金が半額になる。 (2011年11月25日 読売新聞)
ES細胞から下垂体、再生医療の臨床応用近づく 様々な細胞に変化できるマウスの胚性幹細胞(ES細胞)から、ホルモンを分泌する「下垂体」を作り、病気のマウスを治療することに、理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)と名古屋大のチームが成功した。 機能の複雑な内分泌器官をES細胞から作ったのは世界初。再生医療の臨床応用に近づく成果で、英科学誌ネイチャー電子版に10日、発表した。 下垂体は間脳の直下にあり、脳からの指示で様々なホルモンを血液中に放出する。中でも副腎皮質刺激ホルモンは血圧や血糖のバランスを維持する働きがあり、生命の維持に欠かせない。 同センターの須賀英隆研究員らは、ES細胞1万個を培養液中に浮かべて間脳の物質に似た化合物を加えた。すると、細胞が集まった粒は、表面が袋状にくぼんで下垂体と似た構造になり、副腎皮質刺激ホルモンを大量に作り始めた。 (2011年11月11日 読売新聞)
殺人:退院後の夫殺害 容疑で逮捕「介護自信なく」−−戸田 /埼玉 毎日新聞 2011年11月3日 地方版 退院したばかりの夫を殺害したとして、蕨署は2日、戸田市笹目1、無職、沼田洋子容疑者(66)を殺人容疑で逮捕した。蕨署によると「介護に自信がなかった」と供述しているという。 逮捕容疑は、1日午後、自宅アパートの和室で夫の甚平さん(67)の頭を鉄アレイのようなもので数回殴って殺害したとしている。 蕨署によると、甚平さんは05年に階段から転落して首の骨を折って以来、体が不自由になり入院生活を続けており、1日に川口市内の病院を退院したばかりだった。沼田容疑者は2日午前、戸田市内の交番に1人で訪れ自首した。沼田容疑者は甚平さんが退院するまで1人暮らしだったという。 アパートの近くに住む女性(43)は「長いことご主人を見なかったが入院しているとは知らなかった。奥さんはまじめそうで必ずあいさつを返してくれた」と話していた。
脳波でロボット動く…ALS患者支援に道 運動まひのある患者の脳表面の脳波から運動の意図を読み取り、ロボットの手や腕を動かすことに、大阪大学の吉峰俊樹教授(脳神経外科)などのチームが世界で初めて成功した。 筋肉を動かすことのできない筋萎縮性側索硬化症(ALS)の患者の運動や意思伝達を手助けする装置の開発につながると期待される。米国の神経科学専門誌に3日発表する。 研究チームは、難治性てんかんなどの治療のため、脳表面に電極を置く手術を受けた13~66歳の12人の患者の承諾を得て、手を握ったり、肘を曲げたりする時の脳波を計測。運動の開始時に、脳中央部にある中心溝内の脳波の高周波成分が増加し、そのパターンが運動の種類によって異なることを発見した。患者ごとに脳波の特徴的なパターンをコンピューターに記憶、学習させることで、患者の運動を60~90%の精度で推定することができた。神経を損傷して腕が5年間動かせなかった患者でも、運動をイメージすることで、その意図を推定できた。 軽い運動まひのある患者を含む4人で、脳波を使ってロボットの手と腕を動かすことに成功した。 (2011年11月3日 読売新聞)
症状酷似の神経難病、脳脊髄液での区別法を開発 症状が似ていて誤診率も高い神経難病の「多発性硬化症(MS)」と「視神経脊髄炎(NMO)」を、脳脊髄液の分析によって正確に区別する方法を、京都大の近藤誉之臨床教授と京都府立医大の池川雅哉准教授らが開発した。 二つの病気の確定診断に使える成果で、米医学誌に発表した MSとNMOは、脊髄などの神経に炎症が起きて手足が動きにくくなったり、目が見えにくくなったりする病気で、MSは国内で1万人、NMOは3000人の患者がいるとされる。MSは症状で病名を確定。NMOは血液中の特定のたんぱく質による診断も可能だが、患者の3割はこのたんぱく質を持っておらず、確定診断が難しい。国内外の統計では、二つの病気の誤診率は30%前後と高く、NMOの患者にMSの治療薬であるインターフェロンβを投与すると、症状が悪化する場合もあるという。 (2011年10月23日 読売新聞)
好みの語句でネット動画を検索 音声認識システム公開 (10/12 朝日新聞) 「ユーチューブ」など複数の動画投稿サイトの音声に含まれるキーワードを頼りに、好みの動画をホームページ上で検索できるシステムを産業技術総合研究所(茨城県つくば市)が開発し、12日公開した。日本語版と英語版があり、無料で利用できる。 動画のタイトルには含まれないが、登場人物の発言に含まれる語句による検索が可能。ページ上で動画を再生すると画面の横に字幕のように文字が表示され、後藤正孝上席研究員は「耳の不自由な人が動画を楽しむのにも役立つのではないか」と話している。 「ポッドキャッスル」と名付けたホームページのアドレスはhttp://podcastle.jp/
「やる気」あればできる…サルのリハビリで実証 「やる気」を出すことがリハビリテーションによる運動機能の回復に効果があることを、自然科学研究機構生理学研究所の西村幸男准教授の研究チームが、サルの脳活動を計測した実験で証明した。 人でもリハビリ意欲の高い人の方が、効果があることは臨床的に知られていたが、意欲と運動機能回復の結び付きを科学的に証明できたのは初めてという。 西村准教授らは、脊髄を損傷したサル3頭に、円筒形の筒の中に入ったえさを取る実験を実施。損傷前は親指と人さし指で簡単に取れたが、損傷直後は指がうまく使えなかった。しかし、えさを取ろうという「やる気」が、親指と人さし指の機能回復を後押しし、3か月後には損傷前と同じように取れるようになった。 (2011年9月30日 読売新聞)
ALS訴訟「介護20時間に」 和歌山地裁、義務付け決定 (09/27 北海道新聞) 筋肉を動かす神経が徐々に侵されていく難病の「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」の患者が、和歌山市に24時間の介護サービスを求めている訴訟で、和歌山地裁が市に1日約12時間の現行サービスを20時間に増やすよう仮に義務付ける決定を出したことが27日、分かった。 決定は26日付。原告側が訴訟手続きの中で、判決とは別に仮の義務付けを申し立てていた。原告側代理人の長岡健太郎弁護士は「障害者自立支援法に基づく介護に関する仮の義務付け命令は全国で初めてで非常に画期的」としている。 ALSは徐々に全身の筋肉が動かなくなる厚労省指定の難病。
札幌の医療法人社団に「指定取り消し相当」 (09/13 北海道新聞) 北海道厚生局は13日、札幌市北区の医療法人社団「鶴癒(かくゆ)会新川病院」が、入院料などを不正請求していたとして、健康保険法に基づく保険医療機関の指定取り消しに相当すると発表した。同病院は7月末に廃院し、別の医療法人が診療を継続している。 厚生局によると、同病院は2010年2月から11年1月まで、特殊疾患病棟の病床面積が患者1人当たり約13・8平方メートルしかないのに、施設基準の16平方メートル以上を満たしているように平面図を改ざんし、入院料を受け取っていた。また、医療保険制度では認められていない、医師が自身を診療する自己診療を行っていたなど計4件の不正請求があった。 不正請求額は厚生局が確認できただけで1億4190万円に上るという。
救急外来患者、受診の31%通院不要 道調査で“コンビニ化”浮き彫り 道内の2次救急医療機関で休日や時間外に救急外来を利用した患者の3割が、通院を必要としない患者だったことが、道が初めて行った実態調査で分かった。緊急性の低い患者がコンビニのように気楽に救急外来を利用する「コンビニ受診」は急患の措置の遅れや医師の負担増などにつながり、全国で問題となっている。道は「道内でも常態化していることが数字で裏付けられた」と説明している。 調査は道内で入院治療が必要な患者を受け入れる主な2次救急医療機関128カ所が対象。このうち87%の111カ所が昨年9月21〜30日の10日間の受診者数や症状などを調べ、道が8月下旬に結果をホームページで公表した。 <北海道新聞9月5日>
医療ミスで植物状態に 市立旭川病院、5400万円賠償で合意 【旭川】市立旭川病院(青木秀俊院長)で昨年2月、医師が手術直後の男性患者に対し、酸素を体内に送るチューブを誤って食道に入れる医療ミスがあり、患者が植物状態になっていることが4日分かった。旭川市が損害賠償として約5400万円を患者側に支払うことで合意した。 旭川市は6日開会の定例市議会に関連議案を提案する。同病院は「あってはならないミスで大変申し訳ない。医師の技術向上を図り、再発防止に努めたい」(事務局)と話している。 <北海道新聞9月5日>
少女時代スヨン、衝突事故で重傷 サンケイスポーツ 8月30日(火) 韓国の人気9人組ガールズグループ、少女時代のスヨン(21)が、28日に韓国北西部の高速道路を走行中に別の車と衝突し、骨盤中央の仙骨を骨折する重傷を負ったことが29日、公式HPで発表された。 これを受け、9月2日から3日間、東京ドームで開催される「SMTOWN」をはじめ、少女時代の台湾ライブなどへの出演を取りやめ、当面の間は治療に専念する。 日本の所属レコード会社、ユニバーサルミュージックはサンケイスポーツの取材に「HPに掲載されたことが全て」とコメント。 聯合ニュース電子版などによると、スヨンはボランティア活動のため車で移動中で、彼女の乗った車に別の車が車線を越えて衝突してきたという。現在は病院に入院し、主治医の治療を受けて安静にしている。
道内、介護報酬減額へ 東京・大阪は引き上げ 厚労省方針 厚生労働省は25日、介護事業者に支払う介護報酬の人件費部分について、2012年度から東京都など都市部への加算措置を拡充する方針を固めた。民間賃金の地域差を反映させるためで、北海道など地方の報酬基準を引き下げ、都市部の加算の財源を捻出する。 介護報酬の単価は現在、人件費の高い地域から順に1〜5の5段階に区分。第1段階の東京23区は第5段階に対し15%を加算。道内では第4段階の札幌市が同5%加算されているが、その他の市町村は加算措置がない。 <北海道新聞8月26日>
神経再生促すたんぱく質発見、再生医療に期待 嗅覚の神経細胞が成長する際に必要なたんぱく質を、横浜市立大学の竹居光太郎准教授らのチームがマウスの実験で発見した。 iPS細胞(新型万能細胞)を用いた脊髄損傷やパーキンソン病などの再生医療実現につながる成果で、米科学誌サイエンスに発表した。 脳や脊髄にある中枢神経は再生能力が低く、大きく損傷すると元通りにするのは難しい。研究チームは、比較的再生能力の高い嗅覚神経系に着目。光を当てて特定の物質を働かないようにする手法を使い、嗅覚神経細胞の成長に必須なたんぱく質を探し出した。 「LOTUS」と名付けたこのたんぱく質の働きを調べたところ、神経再生の阻害反応を止める作用があることがわかった。 (2011年8月20日 読売新聞)
鉄棒壊れ落下し後遺症 標津町に賠償命令 札幌地裁 (07/27 北海道新聞) 根室管内標津町の町立中学校のグラウンドで1992年、鉄棒を使用中に鉄棒が壊れて落下し、後遺症を負ったとして、当時同町に住んでいた札幌市豊平区の男性(56)が町に約4300万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が27日、札幌地裁であった。石橋俊一裁判官は「事故と後遺症は因果関係が認められる」として、約1250万円の支払いを命じた。 判決によると、男性は92年7月、野球の練習をする目的でグラウンドを訪れ、鉄棒で前回りをしようとしたところ、鉄棒の両端が老朽化してさびていたため、棒が支柱から外れて落下。この時、首に負ったけがが元で、2004年ごろから両手のしびれや筋力低下などの後遺症が生じた。
福島第一原発の電柱から作業員転落、けが 東京電力は18日、福島第一原子力発電所で、協力企業の40歳代男性作業員が、電柱に上り光ケーブルの接続作業中、3メートルの高さから転落したと発表した。 意識はあるが、自力では歩けない状態という。同原発内の医師の診察を受けた結果、頸椎損傷の疑いがあるという。 (2011年7月18日 読売新聞)
札幌救急車 2月もミス 到着遅れ、死亡 (06/14 北海道新聞) 札幌市消防局の救急車が今年2月、同市南区の男性患者宅を誤り現場到着が約10分間遅れるミスを起こしていたことが13日、明らかになった。同局は「家族の意向」として発表していなかった。
中西 試合で頸椎損傷…全治までの期間は不明 スポニチアネックス 6月5日(日) プロレスの試合で、重傷を負った新日本プロレスの中西学 新日本プロレスの中西学(44)が4日の京都大会で重傷を負った。中西は同日夜に京都市内のKBS京都放送会館で行われたタッグマッチに出場。胴体を背後からつかんで後ろに投げる技「ジャーマン・スープレックス」をかけられ、後頭部からリング上に落ち、首を負傷した。 その後、救急車で京都市内の病院に搬送され、MRI(磁気共鳴画像装置)検査などを受けた結果、頸椎(けいつい)損傷と診断された。関係者によると、中西は意識はあり、会話もできるが、手のしびれを訴えている。全治までの期間は不明。命に別条はないが、7月中は欠場する見込みだ。
iPS抜きで神経細胞 米チームが人の皮膚細胞使い 2011年5月27日 朝日新聞 人の皮膚の細胞に4種類の遺伝子を入れるだけで神経細胞に変化させることに、米スタンフォード大の研究チームが成功した。皮膚などの体細胞から治療などに必要な細胞に直接、変化させる「ダイレクト・リプログラミング」と呼ばれる方法が人の細胞で成功したのは初めて。 研究チームは遺伝子4種類を人の皮膚細胞に入れて4〜5週間培養した。約半数が神経細胞の一種ニューロンになり、神経細胞として働くことも確認した。 遺伝子4種類のうち3種類は、マウスの皮膚細胞からニューロンを作る際、使った。マウスは3種類で足りたが、人の場合はもう1種類の遺伝子を追加しないとできなかった。 従来は、体の細胞をiPS細胞(人工多能性幹細胞)にいったん変化させてから、改めて必要な細胞に変化させる方法が主体だった。
体内にチューブ・ガーゼ置き忘れ数回の県立病院 県立中央病院(鳥取市)は17日、17年前に椎間板ヘルニアの手術をした兵庫県香美町の60歳代女性の体内にガーゼを置き忘れるミスがあったと発表した。 女性は腰痛を訴え、昨年7月に別の病院で手術を受け発覚。慰謝料や治療費として県が350万円の賠償金を支払うことで示談が成立したという。6月県議会に賠償金支払いの議案を提出する。 同病院によると、執刀は当時の整形外科部長と医長が担当。当時はガーゼの使用・回収枚数の確認を行っていなかったという。 女性は約6年前から腰痛を訴え、兵庫県内の病院で受診。磁気共鳴画像(MRI)検査で腰に影が見つかり、腫瘍を疑われて鳥取大学病院(米子市)で手術を受けた。直径5センチ大の塊になったガーゼが見つかり、摘出後、腰痛はなくなったという。 同病院では、2004年にも16年前のガーゼの置き忘れが判明。07年にはシリコン製チューブ、10年にもガーゼを取り残すミスがあった。記者会見した武田倬院長は「ガーゼの枚数確認など再発防止策を徹底する」と話した。 (2011年5月18日 読売新聞)
万能でなかった万能細胞、iPSに拒絶反応 様々な組織の細胞に変化するiPS細胞(新型万能細胞)で、免疫による拒絶反応を引き起こす例があることを、米カリフォルニア大サンディエゴ校のチームがマウスの実験で明らかにした。 これまで、自分の細胞で作ったiPS細胞の移植では拒絶反応が起きないとされており、iPS細胞を使う再生医療の新たな課題となる可能性もある。14日の英科学誌ネイチャー電子版で発表する。 研究チームは、マウスの体細胞から作ったiPS細胞を、同じ遺伝情報を持つマウスの皮下に移植し、免疫反応を調べた。 通常なら移植後、様々な種類の細胞の塊に成長するはずだが、今回、iPS細胞は免疫細胞の攻撃を受け、塊ができにくくなる場合があった。作製法によって免疫反応に差が出たが、少なくとも2割で塊ができなかったり、塊の一部が壊死えしして小さくなったりした。 一方、このマウスの受精卵から作ったES細胞(胚性幹細胞)では細胞塊に成長した。詳しく解析すると、iPS細胞ではES細胞に比べ9種類の遺伝子が過剰に働いており、がん細胞で活発に働く遺伝子などが拒絶反応の原因になっているとみられる。 (2011年5月14日 読売新聞)
定員超え、6人乗った乗用車が電柱に衝突 5人重軽傷 (05/06 北海道新聞) 【恵庭】5日午前0時半ごろ、恵庭市戸磯の国道で、男女6人が乗った乗用車が路外の電柱に衝突し、千歳市の解体工の男性(21)が頸椎(けいつい)骨折の重傷。恵庭市や千歳市に住む少年(17)と中学生2人を含む14〜19歳の少女4人が軽傷を負った。 千歳署によると、車の定員は5人だった。同署が事故原因と、誰が運転していたかを調べている。
バイクで転倒 札幌の会社員男性が死亡 千歳の国道 (05/03 北海道新聞) 【千歳】3日午後2時半ごろ、千歳市祝梅299の国道で、札幌市南区簾舞、会社員伊藤正春さん(55)のオートバイが道路左側のガードロープに衝突して転倒、伊藤さんは脊髄損傷で間もなく死亡した。 千歳署によると、現場は自動車専用道「道央圏連絡道路」で、3月25日から道内で初めて最高速度が時速60キロから70キロに緩和されていた。同署が事故原因を調べている。
札幌集中「歯止めを」56% 本社世論調査 (03/02 北海道新聞) 道内人口が減り続ける中で札幌市への一極集中が進んでいることについて、北海道新聞社が全道世論調査で道民の意識を探ったところ、「(札幌に)集中し過ぎているので、歯止めをかけた方がいい」が56%と半数を超え、「やむを得ない」などの回答を大きく上回った。歯止め策の取り組みには、道と札幌市の連携を求める声が最多の3割に上った。
新田純一の娘・山口ひかりが頸椎損傷で半身まひ スポーツ報知 3月1日 俳優の新田純一(47)の娘で、タレントの山口ひかり(19)が不慮の事故で頸椎(けいつい)を損傷し、半身まひとなったことが28日、スポーツ報知の取材で分かった。1日発売の「週刊女性」が「自殺未遂」と報じているが、山口の所属事務所は完全否定している。 所属事務所によると、山口は2月19日、自宅のベランダで足を滑らせ、母親が慌てて支えたところ、力が入ってしまい頸椎を損傷。意識不明の状態で集中治療室に運ばれた。半身の詳細な部位は不明だが、現在、足のまひは回復。意識も戻ったため一般病棟に移り、手のまひを軽減するリハビリに取り組み始めている。 同月25日には都内で舞台に出演する予定だったが緊急降板。所属事務所は、風呂場で山口が自傷行為におよんだという「週刊女性」の報道に「事実とまったく違う話。復帰を目指してけなげに頑張っているところなのに…」と困惑。病床の山口も心を痛めているという。 山口は05年にデビューし、美少女アイドルとして活躍。新田と前妻の歌手・ひろえ純(43)の間に生まれた次女で、01年に2人が離婚した後は新田と離れて暮らしていた。
不正目的で事業所運営か 詐欺容疑の元道職員 (01/14 北海道新聞) 重度障害を装った介護給付費の不正受給事件で、逮捕された札幌市手稲区の元道職員小杉田光雄容疑者(75)が代表を務めていた同市内の訪問介護事業所が、障害者自立支援法のサービスが始まった2006年10月以降に同市から受け取っていた介護給付費のうち、同容疑者の介護への支給分が3割を占めていたことが13日、札幌手稲署などへの取材で分かった。同署は不正受給が事業所の運営目的の一つだったとみて調べている。 札幌市などによると、小杉田容疑者の事業所は06年10月から、不正受給が発覚して市が支給を停止する直前の08年7月までの間、市から介護給付費計2360万円を受け取っていた。このうち、重度障害と認定されていた小杉田容疑者へのヘルパー派遣費用分が約700万円で、全体の3割を占めていた。 同署は小杉田容疑者は当時、歩行できる状態で介護は必要なく、約700万円の大半は生活費や遊興費に充てたとみて調べている。
寝たきりと偽り介護給付費受給 詐欺容疑で元道職員ら2人逮捕 (01/13 北海道新聞) 寝たきりの重度障害を装って介護給付費を不正受給していたとして、札幌手稲署は13日、詐欺の疑いで、元道職員で無職小杉田光雄容疑者(75)=札幌市手稲区金山1の1=と、無職佐藤美佐子容疑者(57)=手稲区稲穂1の7=を逮捕した。2人は容疑を否認しているという。 小杉田容疑者の逮捕容疑は、実際には歩けるにもかかわらず、札幌市から重度障害の認定を受け、2006年11月から07年10月までの間、自分へのホームヘルパー派遣費を、自らが代表を務める訪問介護事業所を通じて同市に申請し、介護給付費計三百数十万円をだまし取った疑い。 佐藤容疑者はこの事業所の管理者兼ヘルパーで、逮捕容疑は小杉田容疑者が歩けると知りながら、介護給付費の申請書を作成するなどした疑い。 同署によると、小杉田容疑者は「札幌市が勝手に(重度障害と)認定した。だました事実はありません」と供述し、佐藤容疑者は「詐欺には関与していません」と否認しているという。
障害偽装の元道職員ら逮捕へ 600万円不正受給容疑 (01/13 北海道新聞) 札幌市手稲区内の元道職員の男(75)が、寝たきりの重度障害があるように装い、介護給付費など約4100万円を不正受給したとされる問題で、札幌手稲署は13日にも、詐欺容疑で元道職員と、当時経営していた訪問介護事業所のホームヘルパーの女(57)を逮捕する方針を固めた。同署は、元道職員がこの事業所から派遣させたヘルパーの女と共謀し不正受給の発覚を逃れていたとみて捜査している。 道警によると、元道職員は実際には歩けるにもかかわらず、2006年10月から08年春までの間、自分が介護を受けるためとして、自ら代表を務める訪問介護事業所を通じてヘルパー派遣費を同市に申請し、派遣費をだまし取った疑いが持たれている。ヘルパーの女は、訪問した札幌市職員に対し、元道職員が歩けないなどと虚偽の説明をしていたとみられる。 札幌市は、元道職員による不正受給が過去5年分だけで4100万円に上るとみており、同署はこのうち裏付けが取れた約600万円分を立件する方針。
政府、バリアフリー化対象拡大へ 基本方針を改定 (01/09 北海道新聞) 政府は8日までに、高齢者や障害者に配慮してエレベーターを設置したり段差を解消したりするバリアフリー化について、整備目標の対象とする公共交通施設を1日の利用者5千人以上から3千人以上に拡大する方針を固めた。本格的な高齢化社会を迎え、比較的規模が小さい施設にもバリアフリー化を拡大させる狙い。国土交通省によると、対象となる駅は約2800から約3500に、バスターミナルは約40から約60に増える見通しだ。 バリアフリー新法に基づき具体的な目標を盛り込んでいる基本方針を3月末までに改定、2020年度末までの完全実施を目指す。 新しい基本方針は、公共施設のほか電車やバス、航空機などについても目標を引き上げる。
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