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ボイラーゲーのシステム案その5(00.05.01)

 今日も今日とてボイラーゲーのコーナーを更新しています。
 手抜きだと言われようがなんだろうが、今やこのコーナーが当ボイラー室の看板コンテンツである以上、 更新しないわけにはいかないのです。
 いや、確かにあまり人気はないというか署名は全然集まってないんですけど、それでも一応 サイト名は「機械仕掛けのボイラー室」ですし。このサイト名を表しているようなコンテンツは これぐらいしかないんです。
 というわけで今回も罵詈雑言が飛び交う中、掲示板のレスのような手抜きコンテンツをお送り致します。



EiFYE Abelさんのコメント(長いので、部分的に抜粋しています)

私、この2月までNuclearBoiler焚いてました(笑)
核分裂反応の制御はやはり起動時が難しかったですね、制御棒の ポジションと原子炉水温度と中性子密度の制御で徐々に核燃料を 加熱して行き、原子炉内の水を沸騰させ、圧力制御をしながら タービン発電機を起動するという・・・
下手に制御棒を引抜き過ぎると「中性子計数率高レベル」警報と ともに原子炉緊急停止しちゃうんで、神経使って起動してました。
って、これは原発シミュレーターネタですね(^_^;

 原発シミュレーションゲームというのも、かなりのインパクトがありますね。
 ただ、ゲームにしてしまうとプレイヤーの操作ミスが耐えないためにゲーム内で事故が頻発し、 プレイヤーに「原発は危険なんだ」という意識を植え付けることになりかねませんが。
 そうなると原発反対派は大喜びなので、各方面から圧力がかかって発売禁止措置を受けますか?

 ちなみに、私は広瀬隆の本がトラウマになっていますので原発反対派です。

で。やはり普通給水制御は自動ですし、トラブルがあっても自動停止して しまうんで、運転中のシミュレーションは難しいかもしれませんね。

というわけで、起動シミュレーションって線でどうでしょうか(^_^;
いろんな形式のボイラーを起動するという。

 うーむ。シミュレーター色を強くしてしまうと、運転中のシミュレーションではゲーム性を持たせる ことは難しいのでしょうか。
 現実のボイラーに忠実に作るなら起動シミュレーションの方がいいのかもしれませんけど、ますます 一般受けのしないゲームになってしまうような気がします。
 やはり多少のリアリティは犠牲にしても、ゲーム中は炉内が燃えている状態でないとカタルシスは 得られないような気がするのですが。

 まあ、フェラーリのシミュレーターなんかもゲーム化されているのですからリアリティ重視という線も ありますけど、フェラーリでさえまともにプレイしている人は少ないのに、ボイラーゲーではなおさら 客層が限られると思います。(笑)



てぃほし注さんのコメント(長いので、部分的に抜粋しています)

さて私も昨年11月まで舶用ボイラーを運転しておりました。
タンカーでしたので「二胴水管ボイラ」です。
これが鉱石船だと「コンポジットボイラ」や「縦型コクランボイラ」なんぞになります。

タンカーにとってボイラは生命線です。
ボイラがトラブルとカーゴポンプが運転できなくなるのでやはり運転には 気を使いましたね( ̄w ̄;ゞ

 タンカーのボイラーを運転していたのですか。
 ボイラーの種類だけではなく、ボイラーが使用されているシチュエーションがステージ毎に違う という風にするのも面白いですね。
 普通のゲームならステージ前のムービーでストーリーが説明されるところが、ボイラーゲーだと 『タンカーにとってボイラーは生命線です。』などという、教材ビデオのような説明が入るとか。
 学習効果も高く、ボイラー技師受験者に大ウケ。  

それからEifyeさんも書かれておりましたが排ガスで黒煙を出すと 荷主から大目玉を食らいます(T▽T)

 黒煙というのが、ゲーム中におけるペナルティのキーワードになりそうですね。
 最悪の状況が「火災発生」(リアルじゃないとしても、ゲームとしては必要でしょう、やはり)として、 それよりも軽度のペナルティとして代表的なものが「黒煙」ということになるのでしょうか。
 日本に1台しかないデラックス筐体では煙突から実際に黒煙が発生するという噂は、もちろん ありません。



さかなさんのコメント

ギターとドラムとバルブの新境地。

ズンタタ、シャーン(ドラム)
キュィィィィィーン(ギター)
……………プシュ。(バルブ)

駄目?

 ボイラーを、楽器に見立てるとは!
 画期的過ぎます!

 ボイラーの音でカッコよさげなものというと、スチームの噴出音でしょうか。
 そういえば、ステージのバンドの登場シーンなどではドライアイスなんかが演出として使われたりしてますけど、 あれをボイラーの蒸気で表現するというのはどうでしょうか?
 もちろん、実際に蒸気を作るためには本物のボイラーを使わなくてはなりません。
 従ってゲーセンには本物のボイラーが置かれることになり、店内の暖房などはプレイヤーの手に 一任されることに。冬は当然寒いので、プレイヤーは必然的にボイラーゲーをプレイせざるを得ません。
 かくして店内は全焼し、メーカーは多額の賠償金を支払うハメに。

 すいません、真面目にシステムを考えろというのが無茶な相談です。



スバルさんのコメント(長いので、部分的に抜粋しています)

ズバリ、ここまでの設定では今一つ「決め手」と呼ばれるものが欠けているのではないでしょうか?
これでは例えいくら楽しいゲームに仕上がっても、一部の熱狂的ファンを創り出すことは不可能のように思われます。
それを補完する方法として、まず妥当ではないかと思われるのが「ネームバリュー」、「キャラの魅力」、あるいは「他に追従を許さないような完成度」の高さです。
このどれか一つをカバーするだけでも、恐らくプレイヤー達のゲームに対するやり込みようは変わってくるはずです。

 なかなか的を得た指摘をありがとうございます。
 確かに、私自身も「決め手に欠けている」という点は最も問題にしている事項です。
 スバルさんのあげた項目は、ゲームをヒットさせるために必要不可欠な要素であるのも大いに 認めるところです。
 それでは、これらの要素を一つ一つ検討していきましょうか。

例えばネームバリューをとるなら、どこか大手のゲーム会社と契約を結ぶのが手っ取り早いやり方です。
つまり「DQボイラー」や「FFボイラー」などと言ったタイトルにすることによって、DQファンやFFファンを半ば無理矢理ボイラーの世界に巻き込むのです。
これらの中には、絶対に極めなければ気が済まない熱狂的マニアが含まれているはずなので、結果的にこのボイラーゲーに対する熱も増すはずです。

 なるほど、DQはともかくFFならボイラーはあってもおかしくなさそうな気はしますね。
 FFはファミコンの2しかやったことがないのでよく分かりませんけど。
 先のさかなさんの「音ゲーとのリンク」という案も、もう少し真面目に考えれば ネームバリューという戦略的視点からは使えるアイディアかもしれません。
 ただ、あまり冷静になって検討したくはない項目ではあります。居酒屋などで一杯やりながら 検討する分には面白いかもしれません。

次に「キャラの魅力」ですが、これは簡単。
要するにこのボイラーゲーに出てくるキャラクターを全部、ピチピチの女の子にするか、あるいは男として育った者には決して無視することのできない熱い野郎共で埋めてしまえば良いのです。
もちろんゲーム進行によっては告白イベントも。
これなら熱狂的ファンが出ること確実。

 最も現実的な案だと思います。こんなことを言ってる自分自身が不安になりつつありますが。
 登場キャラクターを女の子にするというのも悪くない案ですが、ここは一つせっかくのボイラーゲーなのですから いっそのこと、筐体を『ボイラーを動力源とした女の子型ロボットにしてしまう』というのはどうでしょうか。
 肝心のバルコンの取り付け位置ですが、やっぱり手で鷲掴みにしてひねったりするのに適した部位というと、 しかないでしょう。
 ちなみに、管が詰まったときなどはもちろんマウストゥマウスで吸出しですな。まさに男の情欲を掻き立てる熱い ゲームです。

 なんか、書いてる自分が情けなくてたまりません。

そして最後の案。
これは「完成度を極限にまで高める」ということですが、極限というからには極限にまで高めなければなりません。
本職のボイラーマンの方々が見て、なお「こりゃやりすぎだろう!」と腰を抜かすぐらいにまでです。
そこまでやれば、嫌でもマニアは群がってきます。
マニアとはそういう者です。

 これには、EiFYE Abelさんの案を忠実に実行に移せば良いような気がしますが、先に述べたように あまりにやり過ぎなゲーム内容にすると、群がるほどのマニアすら獲得できないということになりかねません。
 もちろん、インパクトだけは十分過ぎるほどだと確信していますので、実際にゲーム化されてみて 非常に練り込まれた内容ならばロングヒットする可能性もあります。
 ただ、このことに関しては残念ながらこのコーナーでできることはありません。
 メーカーがボイラーゲーを実際に作ることになったときに、完成度の高いゲームに仕上げてくれることを 応援するしかありません。
 そんな日が来ることを願って止まない今日この頃です。だから、皆さん署名を。



 今回はこれで終わりです。最近、署名コメントに長文が増えていますが、別にコメントをしっかり書かなくては 署名できない、ということはありません。名前とメールアドレスだけでオッケーですから、気軽に署名してくださいね。




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