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就業日誌
平成12年6月4日(日)
- 突然ですが、日記を開始することになりました。
せっかく今まで「日記のない読みものページ」として2年半も通してきたのに、今更どこのページにでも あるような日記を始めるなんて露骨にアクセスカウンタを上げようとしているみたいでかなり抵抗が あったのですが、最近ちょっと真剣に文章が上手くなりたいと思い始めてきたので、何かの形で毎日 文章を書いていた方がいいんじゃないかと思ったわけですよ。
まあ、エンターテイメント性は他のコンテンツで追求するので、ここでは大して面白げなことは 書かないし書けないと思うんですけどね。あと、日記開始に合わせてトップページのデザインも変更してみました。
当ボイラー室は、「見た目はどうでもいい、フレームは使わない、機能性を重視する」という方向で デザインしているのですが、どんなもんでしょうか。
日記がトップページの下の方にあるのも、トップページに入るだけで閲覧を済ませられるようにする ためという、効率重視の理由からです。
「日記ページの直ブックマークを防ぎ、カウンタが回るようにするため」などという、邪な理由では断じてありません。そんなわけで見学者の皆様、今後も当ボイラー室をよろしくお願いします。
平成12年6月5日(月)
- 小説の新連載を始めました。
あれほど行き当たりばったりで連載を始めることには懲りていたはずなのに、今回も 何も考えてません。
小説のタイトルは、「トイレット・ガール」。本当に何も考えてなさそうなタイトルです。
しかも、ジャンルはラブコメですか? あれほどラブコメを書くのを嫌がっていたくせに、 自ら禁断の領域に足を踏み入れてしまったのですか、この私は? 開いた口がふさがりませんね。 そんなにネタがなかったんですか俺の苦労をなんだと思ってるんだこの野郎恥ずかしくて続き なんて書けるかお前が書けよバカタレが。すいません、月曜日になると出てくる別人格がお見苦しいところをお見せしました。お詫び申し上げます。
なんというか、この作品、ラブコメになるのかどうかすら決めてない状態なんですよね。
まあ、ラブコメではお約束の都合よく女の子に囲まれて同居生活をするような話ではないので、まだ 書きやすいかな、という気はするんですけど。
状況が際限なく悪化していく話の方が好きなので。
ただ、一応コメディー路線であることは保証します。
平成12年6月6日(火)
- 旭川ヲタクマップの掲示板で、 「中古ショップでエヴァの劇場版LD-BOXが四千円で売られていたんだけど、もう売れてしまいやがりました」 (なんで要約したつもりなのに、実際の書き込みより長くなってしまうんだろう?)という書き込みがありました。
それを見て、思い出したことがあります。
あのBOXが発売された当時、私は二万円も出して買うべきか買わざるべきか、とても迷っていました。
結局、限定プラモデルその他いろいろ、わけの分からないオマケがついてくるので「邪魔になりそうだ」 と思って買いませんでした。
余計なものをつけないで、LDだけで二万円で出していれば買っていたのに、残念でなりませんでした。
平成12年6月7日(水)
- 「アナザヘヴン」の小説を買ってきました。今読んでる最中なんですが、本が分厚い上に上下巻なんで そう簡単には読み終われません。それでも、海外の小説よりははるかに速いペースで読めるんですけどね。 いやいや、面白いです。
で、この作品の「悪意」の解釈が、私の考え方と似ててものすごく共感できますね。
例えば、もし私が勧善懲悪モノみたいな小説を書くとしたら、と考えると。どんな悪役を出せばいいのか? 悪役は、どんな悪いことをするのか? 悪役は、なぜ悪事を働くのか? 悪役は、なぜ悪事を働かなくてはならないのか? 悪役は、実は正義の味方に必要とされてるんじゃないのか? 大変だ! 彼らが活躍するために、何か悪いことをしてあげなくては!
などと、いつのまにか頭の中はサイコ色に染まっています。
ワイドショーの記者がネタのために、アルバイト感覚で学生に犯罪をやらせたり、しまいには自分で 犯罪に走ったり、なんて話のネタを考えたこともありますね。(良かったら誰か使ってください)やっぱり、私がサイコというジャンルに求めるのは「グロさ」とか「怖さ」とかじゃなくて、「嫌悪感」ですねえ。
自分の中にも悪意があることの自己嫌悪というか。
だから、サイコな作品をやるんだったら「悪いことをやりたくなってしまう状況設定」を用意すると いいんじゃないかと。(逆に、「悪いことをやらなきゃならなくなってしまう過程」を描くのがサスペンスなのかな?)
まあ、「明日世界が滅びるとしたら?」と聴かれたら「悪いことをしまくる」って答える人が 実際にたくさんいるんことですし。
もし破滅願望を持った人間が動物的な知覚でこれから大地震が起こることを予知できたらそれを引き金に 潜在的な悪意が爆発する可能性がある、というのをやったのは拙作「水槽と俺」なんですが、作品として 上手く書けませんでした、という言い訳をして今日の日誌を終わります。
平成12年6月8日(木)
- オリジナルを作ろうとすることと、他人と違うものを作ろうとすることは同じことなんでしょうか。
本当にオリジナルを作ろうと思っても、自分で考えたことはすでに他の人がやっていて、 だから他人の作ったものを全てチェックしてネタがダブらないようにして、「他人がまだやってないこと」という 創作物の隙間を一生懸命探し出してなんとかその隙間に入り込もうとしても、そんなものはどこにも見当たりません。
「自分のやりたいことをやれば?」
こんなにこんなにこんなにこんなに他人と違うことをやりたいのにっ!
あ、今のフレーズ気に入りました。誰か歌の詞にでも使ってください。(使えない)
平成12年6月9日(金)
- あなたは新規にリンクしたサイトにリンクの報告をする際に、どうやって知らせますか?
メールを出しますか? それとも、掲示板に書き込みますか?私は、掲示板のあるサイトならよほどのことがない限り掲示板に書き込みます。
やっぱり、メールだと寂しいじゃないですか。
送り先の相手にしか読んでもらえない文章を一所懸命書くなんて。
自分の書いた文章は、できるだけたくさんの人の目に触れてもらいたいです。
自分のサイトの宣伝だなんて、そんな打算的な理由は一切ありません。しかし個人ページの掲示板て、ほとんどのところでは「管理者対お客様」というやり取りしか 行われないのはちょっと寂しいですね。 だからといってろーたろうさんのところみたいになると、 逆にちょっと大変ですが。
そうだ、仲の良いページ同士で共用掲示板でも作るというのはどうでしょう。テキスト系ではあまり 例がないと思うんですけど。
平成12年6月10日(土)
- 今まで「トイレット・ガール」に対する反応がなかったのでけっこう寂しい思いをしていたのですが、 反応があったらあったで案の定これからのラブコメ的展開を大いに期待する向きが。
なんというか、本当は今書きたいのはエイリアンみたいなSFホラーだったりするんですが。
残忍で狂暴でなかなか姿を現さなくて、獲物を追いつめることに関しては人間以上の知能を 発揮するクリーチャーが出てくるような。
ただ、それを書くには莫大な量の設定やプロットを起こさねばならず、さらには勉強しなくては ならないことがあまりに多すぎるので、それを書くまでの繋ぎに、と「トイレット・ガール」の 連載を始めたんですが……。ふと気がつくと、SFホラーそっちのけで「トイレで起こりうるラブコメ的シチュエーション・ストライク」 を真剣に考えている自分がいました。
やはり今更ですが、小説なんて楽に書けるもんじゃありませんね。
あ、それと、リンク一件追加しました。恐れ多くも、知ってる人にはあまりに有名な「かまくら」です。
昨日の日記にあんなことを書いた手前掲示板に書き込んできたのですが、ドキドキものでした。
平成12年6月11日(日)
- 兄と札幌丸山球場まで行って、「横浜×阪神」戦を見てきました。
結果は1対6で、応援していた横浜ベイスターズは見事に惨敗。別に、屈辱なんて。今回プロ野球観戦では初めて外野席に入ったんですけど、満員御礼で全然座る場所がなかったので ずっと立って見てました。とても疲れました。
内野席のチケットがあれだけ高い理由がようやく分かったような気がします。
パリーグの試合なら外野席でも問題ないんでしょうが。なんか来週も私と兄で、同球場まで「ヤクルト×中日」戦を見に行くらしいです。
兄がヤクルトファンなんで、たぶんヤクルトを応援すると思います。また外野席で。
平成12年6月12日(月)
- 「トイレット・ガール」の第二回を書きました。
私は、月曜日の更新時には仕事から帰ってメシを食ってから作業に入るのですが、 その前にざっと掲示板とかを見て回ります。なんとなく、気になるんですね。 家に帰ったらまず冷蔵庫を開けてしまう、みたいな感じで。
で、掲示板を見て気分をスッキリさせてから更新作業に入るわけです。ところがこの作業前の甘美なひとときは、かなり危険です。更新作業よりも 掲示板巡りの方が楽しいので、思わず長時間を費やしてしまうことがあるのです。 下手をすると書き込みなんかを始めてしまったりして、更新のことを忘れていたり することもあります。
これは一種の現実逃避なのですが、更新時以外でもこのようなことはよく あります。
風呂に入る前に何気なく手に取った本を読みふけってしまって風呂に入るのが 面倒くさくなったり、録画しておいた番組を見ようとしてテープを巻き戻している 間にテレビに映っている番組を見てしまったり。さて、一見このような堕落現象は明らかにない方が良いような気がしますが、 実は「今やらなきゃならないこと」から逃避する際には、エネルギーは増幅されて違う方向に 向かいます。この場合、「別に今やらなくてもいいこと」をやっていると、 通常よりも高い集中力が発揮されることが多いようです。
そこで私は、この逃避行動のベクトルを自由自在に操ることができれば 素晴らしく作業効率をアップさせることができるのではないかと考えました。
例えば更新したいときには、仕事中に逃避行動として更新するとか。 ダメですか。
平成12年6月13日(火)
- 今日はアニメの話なんぞを。
巷で流れている良い噂と悪い噂の代表格ともいえる、「アイアンジャイアント」と 「エクセルサーガ」第1巻をレンタルビデオで見てみました。まずは、アイアンジャイアントの感想から。
まあ、面白かったと思います。
良く出来てます。
特に文句はありません。
ふう。いや、なんでこんな感想になってしまうのかというと、個人的には全然カスリもしなかった からなんですね。あそこまで王道路線だともう客観的に褒めるしかないって感じで。
「ああ、感動的な場面だなあ」と思いながら、無感動にテレビ画面を眺めている自分がそこに いましたよ。言ってみれば「評価すべき作品」であって、「楽しめる作品」では ないような気がしました。
別に王道路線はありきたりでつまらない、ってわけじゃないです。
全然別物ですが、「シュリ」は王道な内容だったけど、面白かったからなぁ。むう。次、エクセル。
放映時にはダメな作品の代名詞のように言われていたので、どんなにつまらないのかと 歪んだ期待を持って見ていたのですが、その期待は見事に裏切られました。
十分、面白いじゃないですか。なんであそこまで悪く言われていたのか分かりません。 まだ4話までしか見ていないのですが、「早く続きが見たい」とまで思ってしまいましたよ。
ネタにできそうなことはなんでもネタにする、という貧困な発想が微笑ましく映る作品です。
アイアン〜の10(虚数)倍は楽しめました。次巻の発売日も要チェックですな。
※私の意見は、まともな感性をお持ちの方は参考にしない方が良いと思います。
平成12年6月14日(水)
- 昨日の続きです。
そんなわけで、「アイアンジャイアント」に素直に感動できなかった私ですが、 もう何を見ても感動できないぐらいひねくれてしまったのかというとそうじゃなくて、 ちゃんと感動して、見ててボロボロ泣いてしまった作品とかもちゃんとあるのですよ。
今までで、見てて一番泣けた映像作品はというと山田洋次監督の「学校2」ですかね。
映画館で見たのですが、あまりに泣きすぎてしばらく外に出られませんでした。まあ、それでも私が見て感動できる作品のタイプは世間の水準よりも少ないような 気がするのですが。強いてその中から、私が感動できる作品の傾向というか特徴を述べるとしたら。
それはなんといっても、「主人公がダメ人間である」という一点に尽きます。
例えば同じレーサーが主人公のマンガでも、しげの秀一もより六田登の方が好きといった具合に。やっぱり、共感できるんですよ、主人公がダメ人間だと。自分のダメさ加減を嫌というほど自覚していて、 何もできないことに憤って自暴自棄になろうとしてもなり切れず、そこからなんとか 這い上がろうとしてみっともなくあがいていたりすると、もう最高です。涙が止まらなくなります。
ただ、「ダメな奴が頑張る話」というのも物語の快感原則のパターンに安易に乗っかっちゃってるような 話なんで、そういうことを考え出してからはちょっと抵抗が出てきてしまいました。
なんか、冷静に考えてしまうとどんな物語でもある程度快感原則(お約束)に沿って作られてるんで、 結局自己満足とかオナニーとか言われてしまうのかな、と。だけど、それでも少しは「ダメな奴が頑張る話」を知って本当に頑張ろうとする人とかも いるんじゃないかと思います。すぐにはできなくても、何かの決意を固めるときの原動力ぐらいに はなるんじゃないかと。
それならそれで、ダメ人間の主人公に思い入れを持ってもいいような気はしました。私? 私は、今はホームページの更新しかできません。もう寝ます。
平成12年6月15日(木)
- 昨日の日記で「俺的には主人公がダメ人間だと感動的」というようなことを書きましたが、 タイムリーなことに昨日の「NieA_7」でモロにそんな私のツボにハマる話をやってくれてました。
いや、主人公の劣等感の描写がリアル過ぎです。素晴らしい。
ああ、あなたはこんなところで何をやっているのですか。こんな日記を読んでいる場合ですか。 今すぐオフィシャルサイトまで行って、 7話と8話を見てきてください。でも、リアルプレイヤーだとまだけっこうつらいですね。
平成12年6月16日(金)
- 「トイレット・ガール」の参考にしようと思って、軽く読めそうな恋愛小説を買って読んでみました。 村山由佳という人の「キスまでの距離」という作品です。内容は、まあまあ面白かったです。 これから参考にしていきたいと思います。
それはいいとして、問題はあとがきです。あとがきを読んでみると、なんと!
(笑)が! (笑)が、堂々と使用されているではありませんか!
まさか、プロの作家様がこともあろうに、あとがきで(笑)を使うなんて!
ひいいぃぃっ!
コジャレに陰口叩かれるぅぅぅっ!しかしなんというか、確かに思い起こせば今までも文庫のあとがきで(笑)を見たことがけっこうあるような 気がするのですが、最近の私はコジャレ系サイトの辛辣な文章ばかり読んでいたので、不意に(笑)を見るとちょっとした カルチャーショックを受けますね。しかも角川スニーカー文庫でも富士見ファンタジア文庫でも電撃文庫でもなく、 集英社文庫ではなおさらのこと。
見た瞬間、脳裏に「コジャレ系、作家の村山由佳を糾弾」という小見出しがよぎりました。
平成12年6月17日(土)
- 気がつくと、ボイラーゲー署名運動の署名が途絶えて1ヶ月以上にもなっていました。
この前神無月本舗から文中リンク していただいたので、一人か二人ぐらい署名来ないかなー、と期待していたのですが、全然ダメです。
いや、こういう性格なんでわざと投げやりなことを言ったり書いたりしてしまいますけど、 本当は今でも署名を100人集めたいとは思ってるんですよ。マジで。それとももしかすると、私はボイラーゲーのコーナーを更新する度に「楽でいいなあ」なんて言っていたので、 ここを見ている人達に「署名すると楽に更新するためのネタを与えてしまう」とでも 思われてしまったのでしょうか?
そんなことはありません。全くの誤解です。
別にコメントなんてなくてもけっこうですので、どうか署名してください(懇願)。なんか、久々にボイラーゲーコーナー更新したいんですけど。来週の「トイレット娘。(by ろーたろうさん」)の連載、休んでもいいですか。
平成12年6月18日(日)
- 先週の「横浜×阪神」戦に続き、今日は「ヤクルト×中日」戦を見てきました。
兄は本来ヤクルトファンなので、私も義理でヤクルトを応援です。
先週の反省から、今回は試合開始1時間前に札幌丸山球場に行って外野席を確保。 ただ単に座って見ていられるということが、こんなにも快適なことだとは私は知りませんでした。試合結果は、7点差を引っくり返しての11対8でヤクルトの大逆転勝利。
古田の満塁ホームランは飛び出すわ、打者一巡で代打の度会が1イニング2安打を打つわ、 最後は高津でシメるわで、ヤクルトファンには申し分の無い試合内容だったと思います。
私も、プロ野球観戦でここまで楽しんだのは初めてでした。しかし球場から帰るときの私の心に巣くっていたのは、「先週の横浜の試合の内容の無さは、いったいなんだったのか」 という空しい疑念でした。
平成12年6月19日(月)
※今週の「トイレット・ガール」は、作者残業のため休載とさせていただきます。
しかし、「連載を休む正当な理由ができた」と、残業を喜んでいるような私のダメさ加減はすでに末期症状ですか。
平成12年6月20日(火)
- 昨日の日記で、更新内容の告知をするのを忘れてました。
まあいいか。ボイラーゲー署名運動だし。ふとボイラーゲーのシステム案を自分で読み返してみたんですが、あからさまにテンション低いし 文章も雑ですね。ううむ、これじゃ署名も集まらないわけです。これまで署名してくださった皆様、 本当にありがとうございます。
あ、まだまだ署名運動は続けますよ。まだ署名していない皆様、良かったらお願いします。最近、文章を書くのに慣れてしまったせいか、文章に対する姿勢がいい加減になってきているのを感じます。
私の書いた文章で一番出来が良いのは、自分では「知られざるVB」の最後の辺りだと思っているのですが、 あの頃の方が今より文章を書くのに緊張感を持っていて、一字一句気を使って書いていたように思いますね。
まあ、自分の中で読みものを書くという行為が新鮮だったというのもあるのですが。とはいえ、初心とは所詮は忘れるためにあるものであり、いつも緊張感を持ってノリノリで書くのはさすがに無理なので、 あまり調子が出ないときでもせめてスラスラと読めて意味が通じるような文章が書けるようになりたいです。
文章力の底上げというか。
テンション低いときに書いた文章を後から読み返して、「なんじゃこりゃ、つまんねー」 と思っても、絶対的な基準で見ればそんなに悪くないじゃん、というような。というわけで、ちょっと文章の勉強をしてみようかなと思って、初めて文章関係の本を買ってみました。
「仕事文の書き方」(岩波新書)という本です。
奇しくもボイラー室のコンセプトに見合ったタイトルといえるでしょう。
他にもうちょっと良さそうな本はないかと思って探したのですが、たまたまこれしか見つかりませんでした。
ちなみにこれを買ったのは1週間ぐらい前の話です。まだ全然読んでません。やっぱり、何も目標を持たないでただ書きたいものを書いてた頃の作品を越えるのは、並大抵のこと ではないようです。
平成12年6月21日(水)
- 会社で、仲の良い人に残業を頼まれても断るのに、嫌いな人に頼まれると断れないのが最近の ジレンマ。
平成12年6月22日(木)
- 今週は毎日残業が続いているのですが、こうも残業が続いていると、普段はちょっとしたなんてことはないようなことでも ものすごくイライラするようになります。
私は車には乗らないのでチャリで通勤しているのですが、そうやってチャリを走らせていると、毎日のように駐車場 などから路上に出ようとしている車に行く手を遮られます。
彼らは早く路上に出ることしか考えていないので、自分の右側から流れてくる車にしか注意を払っておらず、 左側で歩道が空くのを待っているチャリのことなんて全く気づいてくれません。
私がチャリに乗っていて、最もイラつくのはまさにこの瞬間です。
しかし、それは別にいいんです。
問題はふとしたキッカケで、彼らがチャリの存在に気づいたときの反応です。
彼らは自分の左側で待っているチャリに気づくと、「ああ、ごめんごめん」と、弱者に対する哀れみの表情でも 見せるかのように、バックして道を空けやがるのです!
この偽善者が! なんという傲慢さでしょうか? 連休中なら動物園にすら容易に辿りつけない乗り物のくせに!というわけで、私は車の免許を取るつもりは未だにないです。迷惑をかけている方々、すいません。
平成12年6月23日(金)
- 仕事でノミをトントンカンカンやっていたのですが、そのうちどうでもよくなってきました。
そうするとなぜかテンションが上がってきて、すっかりノリノリです。
そしてクルクルッと回してノミを持ち替えようとしたら、うっかり中指の先を切りました。
笑ってしまうぐらい小さな傷なのですが、キーボードを叩いているとけっこう痛いです。
全然文章を書くのに集中できません。
小説の執筆に影響する恐れがあってけっこうピンチです。
人生、何がキッカケで危機的状況に陥るか分からないものです。
平成12年6月24日(土)
- 一人寂しく、映画館で「クロスファイア」を見てきました。
他のお客さんも5人ぐらいしかいませんでした。感想ですが、どうも脚本に芯が通ってないというか、全体的に締まりのない内容だったような気がします。
超能力を持っている人間の苦悩とか悲しみとか、テーマらしきものはハッキリと打ち出されて いるのですが、肝心の、主人公が自分の能力を使おうと決意するまでに至る過程が中途半端な印象 を受けました。そのせいで主人公が本気で能力を発揮する場面を見ても、恐怖とかカタルシスとか、まあ なんでもいいんですけど、とにかくそういったゾクゾクと鳥肌が立つような興奮は味わえませんでしたね。
原作は読んでないんですけど、そっちの方はどうなんでしょう。
とりあえずつまらなくはなかったんですが、お勧めというほどのものではありませんでした。
平成12年6月25日(日)
- ・投票率が下がっている昨今では、私のような天邪鬼な人間はむしろ選挙に行きたくなるものです。
というわけで、選挙に行ってきました。
とはいえ、私は議員候補さんや政党がどんな企てを目論んでいるのかなんてことはよく知らないので、 適当に会社にPRしに来た人に入れてきましたけど。
実際のところ、私はニュース(というか、公の場)の中で騒がれていることに対しては、よほど身近な 問題でもない限りものすごく冷めている人間なので、選挙についてもあまり関心が持てないんです。
私のような人間が昔に比べて増えてるのかどうかは知りませんが、現状では「政治に関心を持て」 と言われても、役にも立たない知識を仕入れることに努力しろというのが無茶な要求だと思いますね。私としては、いっそのこと選挙で誰に投票したかによって我々の生活に直接影響が出てくると 面白いのではないか、と思うのですが。
例えば、消費税撤廃をうたっている政党に投票すれば買い物のとき消費税を取られなくても 済むようになるとか。もちろん、その場合は福祉に制限がつくなどのマイナス面もないといけませんけどね。
というか、そうなると政党は投票を確保するためにいろいろと魅力的な特典を考えてくれるでしょうから、 マイナス面なんてなくしてくれるかもしれませんけど。
さらに、身分証明書みたいな感じで国民に「政党カード」が配られたりして、レンタルビデオの会員カードを 作るときにまで「どの政党を支持していますか?」なんて質問事項が必須になったりして。
こうなると、国民一人一人が「俺は自民党だ」「ウチは民主党だ」「僕のお父さん、共産党だよ」 「まあ! 共産党ですって! 今度からあの家の子と口をきいちゃいけませんよ!」なんて主張をするように なって世の中楽しくなると思うのですが、どうでしょうか。
・坂本真綾の「指輪」を買ってきて、洗濯物を干しながら聴いてました。
良い曲なんですがインパクトには欠けるので、今後さらに良い曲に聴こえてくるかどうかは 劇場版エスカフローネの出来次第ですね。
旭川で上映してくれるのかどうかが気がかり。
平成12年6月26日(月)
- 「トイレット・ガール その3」をアップしました。最低です。
平成12年6月27日(火)
- 「俺って天才。」
小説を書いている間は、そんな感じの言葉を心の中で連呼しています。
この小説をどこかのコンテストに応募でもすれば、そりゃあもう大賞受賞間違いなしとまで考えます。
サクセスストーリーを妄想したりもします。
そこには客観的な視点なんてありません。
力の限り自惚れまくりまくっている自分の姿が、そこにはあります。
でも、その翌日の心境は、決まってこんな感じです。「何でこんなの書いたんだろう」
あ、久々にボイラーゲーの署名をしていただきました。
Tamaさん、ありがとうございます。
平成12年6月28日(水)
- 「エクセルサーガ」の第2巻(5〜8話収録)をビデオレンタルで見ました。
今回はあまり面白くなかったです。少しずつ、オンエア時に酷評されていた理由が分かってきたような気がします。
ああいうノリは新鮮なうちは良くても、慣れてしまったらもうダメなんでしょうか。
思い起こせば、「はれぶた」もそんな感じでしたしねぇ。
唯一、エクセル三石様の張り裂けんばかりのテンションの高さが、聞き応えがあってグーです。あ、それと、第5話で、明るく楽しく元気良く便所掃除をしているエクセルが超個人的に大ヒット。
平成12年6月29日(木)
- 最近、巡回サイトを全然増やしていないことに気がつきました。
ああ、これじゃいかんなぁと思って突発的にあちこち見て回ってみたのですが、見てると もう個人ページのできそうなことはやり尽くされてるというか、新鮮味のある内容のサイトというのは 見つからないもんですね。
面白いページは確かにあるんですけど、それはもう知っている面白さなので、必ずどこかの同類項に 含まれてしまうという。
うーん、どっかないですかね、面白くなくてもいいから斬新なことやってるサイト。
平成12年6月30日(金)
- 昨日あんなことを書いた手前、今日もいろんな個人ページを見て回ったのですが、 成果は今一つ。
結局、オークションでやってたタイムマシン(本物)関連のページを見てたり。うう、私が求めてるのはこんな大人気ページじゃなくて。ちょっと、ネット小説のレビューなんぞを書いてみたい今日この頃。
あまりそういうのをやってるところがないので。