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就業日誌

平成12年7月1日(土)(嘘)

 すいません、これ日曜の夜に書いてます。
 昨日は暑くて何もする気になれませんでした。
 今日も暑くて何もする気になれませんでした。
 やる気もないのに無理して更新するのは良くないことだと思います。
 それにしても、今年がまだ半分しか経過していないというのはどういうことですか。
 週一更新という抱負を掲げてから日々が過ぎるのが遅くてたまりません。
 こんなんで月曜に更新できるんでしょうか。


平成12年7月2日(日)

「NieA_7」の単行本を購入。
 何気にマニアックなんだけど、分からなくても内容を理解するには全然関係ないんで楽しめました。
 ダラダラと過ごした日曜日には最適なマンガでした。

「トイレット・ガール」、書き出しだけでも書いておこうと思ったのにそんな有り様だったんで、また 月曜一発更新。
 いつも、書き出しで1時間ぐらい使うのに……。
 仕事が残業にならないことを祈ります。


平成12年7月3日(月)

 大抵の社会人は、自分のなりたかった職業に就けていないと思います。
 もしなりたかった職業に就けていたとしても、嫌なことは常につきまとってくると思います。
 人生は、段階を踏む毎に確実につまらなくなっていきます。
 でも、それでも、そんな流れに逆らおうとしているうちは、まだ楽しいことも少しはあるんじゃないかと思います。
 そんなわけで、「トイレット・ガール その4」アップ。
 今回は、わりとヒロインしゃべってます。


平成12年7月4日(火)

「トイレット・ガール その4」について、あさづけ兄貴氏から 以下のような感想をいただきました。


まるで坂道から転げ落ちるように、どんどん状況が悪くなっているように
思うのは俺だけでしょうか。片梨君にとっての。

やはり、例によって、彼も敗者となる運命なのですね。きっと。


 まるで主人公が、友人に頼み込まれて保証人になってやったらある日突然借金取りに追われる身になって なし崩し的に怪しげな豪華客船にでも連れ込まれたかのような言われようです。
 私は何もそこまで悪い状況を書いたつもりはありません。
 彼は、私の作風に偏見でも持っているのではないでしょうか?
 そう思いつつ、今日になって読み返してみたのですが……。

 読み終わって思ったことは、

「あながち、兄貴の言うことも間違いではない。」

 あっさりと私の主張は覆りました。
 このダメさ加減はなんなんでしょうか。
 根本的に、主人公の性格設定を間違えてしまいましたか?
 こんなことで「コメディー路線」などと、読者に向かって言えるんでしょうか?
 いや、言えるわけはありません。
 しばらくの間、ネットに繋がないで旅にでも出ていたい気分です。(そして月曜日に帰ってきます)
 ここまでやってしまった以上、もうコメディーでもラブコメでも、ましてや萌え小説でも ないことは明白ですね。
 仕方がないので、路線変更記念にこの作品の新たなコピーを考えてみました。

「たまたま職場に自分好みの女の子が現れてしまったばかりに、後ろ向きな自分の性格に直面せざるを得なくなった 主人公が葛藤する暗黒心理小説」

 世の中には悲しいかな、偏見の方が正しいということもたくさんあるようです。


平成12年7月5日(水)

「トイレット・ガール」の今後の展開について、ろーたろうさん

「早急に萌え系に話をシフトしろ。さもなくば、贈呈CGの完成はないと思え」

 と脅迫されました。
 今までただの一度も記念CGなど貰ったことがない私の弱みにつけ込んだ、卑劣極まりない手口です。
 別に私はこの作品が萌え系小説だなんて宣言した覚えはないというのに。
 彼の恫喝は、なおも続きがあります。

「だいたいさぁ、サービス精神が足りないんだよね。読者はいつまでも待ってくれないんだから、 もっとこうズバッといってくれないと、ズバッと。読者が離れちゃってからじゃ、遅いんだよ?  君、その辺わかってる? それとも君は、萌えシーンなんてなくても自分の小説を読んでくれる 人なんていくらでもいるとでも思っているのかい? ああ、そう。だったら、自分のその目で もう1回、自分の『作品』とやらを読んでご覧なさいよ。え? 恥ずかしい? 恥ずかしいってこと ないでしょ、自分で書いたんだから。え、つまらないから? なんだ、わかってるじゃないか。 だったら自分のやることぐらいわかるでしょ。早く萌え系小説書いてきなさいよ。 萌えシーンの一つや二つくらい書けるでしょ。芸術家気取りのつまんないプライドなんて1アクセス にもなりゃしないんだから。いつまでも青臭いこと言ってないで、読者に媚を売ることを覚えなさいよ」

 いくらなんでも、いたいけなアマチュア小説書きにこんなことを言うなんてあんまりです。
 突き返された原稿を手に部屋を出た私がそっと涙したのに、あなたは気づきもしなかったでしょう。
 私はこれから、何を支えに小説を書けばいいんでしょうか。


※ついにこの日記も被害妄想系に突入の予感が。


平成12年7月6日(木)

 最近、「ロングバケーション」の再放送を見ています。
 私はそもそもあまりドラマは見ない方で、しかも恋愛ドラマとなると自分がとことん惨めな気持ちに なるので今まで全然見ていなかったのですが、最近は小説の参考になるのでけっこう関心の高いジャンル になりました。
 で、ロンバケは有名な作品だから本放送でやってるその辺のドラマよりはよっぽど面白かろうと思って 見始めたのですが、ものの見事に続きが気になって仕方がありません。やられました。
 何話か見逃してしまっているのが異常に悔しいです。
 ビデオレンタルに走ったら案の定、全巻貸し出し中。
 皆して、そんなに私の小説の執筆を邪魔したいのでしょうか。(被害妄想)


平成12年7月7日(金)

 私は自分の小説で、性格の明るい元気の良い自信満々な主人公を出すことは極めて困難だと思っています。
 一応いろんなものを書いてみたいので、たまには明るい主人公像なんてのも想像してみるのですが、 全然ダメですね。
 なんでかと言うと、もちろん私自身の性格が絡んでいるというのもあるのですが、明るい主人公で話を作ろうと すると「シャレにならないような悪人(もしくは悪意)」を出せなくなってしまうというのがあります。
 やっぱり人間いろんな面があるもので、そういう泥臭いのがアリアリな世界感の中でも「明るい性格」 を保っていられるようなバイタリティのあるキャラクターは、ちょっと今の私には作れそうにありません。
 例えば、「自分の都合の悪いことは黙っている」とかそんな当たり前のことを書こうとするだけで、 もうアウトです。あっという間に偽善者。最初から、そういうマイナス面を認めているキャラクターを 使って話を書いてた方が気が楽です。

 しかし、周りを見渡しても「情けない主人公像」の方が主流なのはなんなんでしょうね。
 ロンバケの主人公もそんな感じだし。
 アニメ作品の主人公が女の子ばかりになってるのも、明るく元気な男の主人公を出そうとすると そういう葛藤に苦しまなくてはならないからなんでしょうかね。


平成12年7月9日(日)

 すいません、ついに昨日の日記をサボってしまいました。このまま堕落モードに突入するんでしょうか。

 といっても、日記を休んだのには一応理由がありまして。
 実は昨日から、名寄の友達の家に遊びに行ってました。
 なんかその友達がパソコン買ったらしいので見てきたのですが、私が持っていったリヴァイアスのDVDを 再生しようとしたところ、音が全く出なくなるというトラブルに見舞われてましたね。残念ながら私には 手の施しようがありませんでした。
 あまりの理不尽な出来事に彼は怒りを隠しきれずに再インストールを決意していましたが、 私には「まあ、こんなもんか」と苦笑することしかできません。
 パソコンを買うと、必ずこの程度の苦難には見舞われるのです。
 それがあまりにも的確に予想できてしまうために、私は知人が「パソコンを買う」と言い出す度に、 彼の未来に待ちうける試練のことを思って酷く憂鬱になるのです。

 もっと自由度が低くて拡張性がなくてシンプルなOSでガッチリと安定していて、なおかつ大手メーカーが 本気で売る気になって出してくる、ゲーム機みたいなパソコンが出るといいんですけどね。
 まあ、それならパソコンなんて買わなくてもいいってことになるかもしれませんけど。今なら インターネットだって無理してパソコンで繋ぐ必要ないし。
 いい加減、パソコンを使うには屈辱に耐えなくてはならないことを誰もが認知しているような 世の中にならないでしょうか。
 むしろ、パソコン業界には早く衰退してもらいたいです。


平成12年7月10日(月)

 全く構想が固まっていない状態 → 何の危機感もなく迎えた月曜日 → 仕事中になんとか考えよう  → 何も思いつきやしねえ → 帰宅してゲーキーとロンバケ(再放送)視聴 → 何やってんだ俺 →  暑いのでアイスを食べよう → どうにかしろよ俺 → やっと執筆開始 → こんなんでいいんか俺  → もう11時回ってるじゃねぇかちくしょう → 何で懲りないんだ俺 → やっと「トイレット・ガール その5」アップ  → なんでこんなにダメなんだ俺 → 日記のネタどうしよう → もうどうでもいいっす

 ホームページの更新て、大変ですね。


平成12年7月11日(火)

 いつだったかの日記で、「ネット小説のレビューを書きたい」とか書いていたのですが、 なかなかできそうもありません。
 一番ネックになっている部分は、面白い小説を発掘するのにかなり苦労してしまうことですね。
 正直言って、ボイラー室の更新の片手間にできるようなことではないと思いました。
 とりあえず、年内は本格的に始めるのは無理っぽいです。うーむ。

 でも、面白い小説を見つけたら簡単に紹介したりするぐらいのことはしていきたいと思います。
 今のところ、私がネット小説で一番面白いと思うのは早狩武志さんの作品ですね。ウチからはもうリンク済みですけど。ネット小説とは思えないような面白さなので、ぜひ読んでみてください。


平成12年7月12日(水)

 本日、ついに「ラブひな」の継続視聴を断念しました。

 まあ、誰もが安心してバカにできるアニメとして、注目に値する作品がない現状でアニメファンに貴重な話題を 提供していたという意味では非常に重宝されていた作品だったのですが。
 ここ数週間はリアルタイムで見るのも時間の無駄と決めつけて、録画したテープを巻き戻して早送りして見て なんとか騙し騙し内容を把握するという不毛なことをしていたりもしました。
 しかし結局のところ、やってることが単なる同人誌のネタ提供どころか同人そのものと同じレベルであるという 結論に達した今ではもう見続ける根気がありません。
 そしてついに本日は意を決し、「放送時間を意識しながらの意図的な見逃し」を決行した次第です。

 これで私もまた一歩一般人へと近づいたというわけですね。
 いや、錯覚だなんて言わないでください。


平成12年7月13日(木)

「情けない系主人公」として一部に好評な「トイレット・ガール」の片梨君ですが、私だって何も情けないキャラばかり 小説に出したいわけではなく、「たまにはカッコイイ主人公も書いてみたいなぁ」などという願望もちゃんと 持っているのですよ。
 というわけで、私の中の「カッコイイ主人公像」という話になりますが、私の知りうる限り 最もカッコよかった小説の主人公はというと、なんといっても「老人と海」の主人公の、サンチャゴという老人です。
 残念ながら彼の魅力を語ることなど私には及びもつかないことなので、小説の本文から彼の特徴を 述べている個所を抜粋させていただきます。


 この男に関するかぎり、なにもかも古かった。ただ眼だけがちがう。それは海とおなじ色をたたえ、不屈な生気をみなぎらせていた。


 ああ、凄すぎます。シビれます。もうこれ以上、私に何も言わせないでください。私の言葉などで、彼の尊厳が 汚れてしまうのが耐えられないのです。サンチャゴは、最高です。こんな老人になるのが私の理想です。

 まあ、そんなわけで私は「老人と海」がすごく好きなので、そのオマージュみたいな作品を書いてみたいと 思うことがあります。今日、そんなことを考えていたら、その小説の設定を思いついてしまいました。


「老人と文(仮)」

 伝統だけが売り物の文芸誌の老編集者は、度重なる返本にもめげず、今日も作家から原稿を受け取る べく徹夜を続けていた。四日にわたる徹夜ののちついに老人は原稿を受け取るが、内容のあまりの つまらなさにリライトを繰り返すうちに、原稿に残った文はあらすじだけとなった。
 徹底した外面描写を用い、売れない作家を相手に雄々しく闘う老人の姿を通して小説の厳粛さと 人間の勇気を謳う名作。


 どうですか。この小説の主人公はカッコイイですか。


平成12年7月14日(金)

 私はもう疲れました。
 これ以上、毎日毎日会社と家を往復するのには耐えられません。
 でも私が「休む」というと、上司は憮然とした表情で私を非難します。
 なんと社員に対する理解のない会社でしょうか。
 私だってたまには私用で有給休暇を使ったっていいじゃないですか?
 今年はまだ一回も休んでいないんですよ?
 だから、今回は自分の意見を通しました。

 というわけで明日、札幌のカルドセプトの大会に行ってきます。


平成12年7月16日(日)

 すいません、先週に引き続き、昨日も日記をサボってしまいました。
 今日は昨日のカルドセプト疲れでひたすら寝てたので、書くことないです。かなりテンション低し。

 そんなわけで、昨日は札幌のカルドセプトの対戦会に行っていたのですが、このゲーム、周りが知らない人 ばかりという状況で対戦するとかなり大変だということが分かりました。
 というのも、私は対戦相手の人物像とか印象とか性格などをその人の手持ちのカードと関連付けて、 カードを記憶したり戦略を考えたりするのですが、知らない人ばかりの状況だとまず誰が誰なのか 覚えることから始めなくてはならないため、記憶力と思考力が追いつかなくなってしまうのです。
 まあ、そんなことは大してゲームの勝敗には関係なかったのですが、やっていてかなり大変だった というのは確かなことでした。
 しかしこれはただ単に、私の初対面の人間とのコミュニケーション能力が低かったということが 問題だったような。
 こういった多人数対戦ボードゲームでは、「扇動」が重要な戦術なので人見知りな性格の人間は 苦労させられます。
 ただ、夜の部では私もだいぶ人を覚えたり酒が入っていたりしていたのでかなり面白い対戦が できました(記憶力はなきに等しい状態でしたが)。


平成12年7月17日(月)

「トイレット・ガール その6」をアップ。

 今回は、『おおっ、俺、こんなのもちゃんと書けるじゃん!』と久々の自画自賛モード。(たぶん、執筆直後だけ)
 片梨君ファンは泣けると思います。泣いてください。泣け。(泣けるか?)


平成12年7月18日(火)

 案の定、自画自賛モードは執筆直後だけでした。
 私はなんでこんな小説を書いてるんでしょうか。
 小説を書く理由なんて考えたくもありませんけれども。
 見返りを求めちゃいけないってのは分かってるんですが。
 いや、正確には「見返りを求めない努力」って姿勢に憧れてるだけなのかも。
 やっぱ見返りを求めるのを原動力にするのも一つの正しいやり方だと思うし。
 なんだかんだで毎日Read Me!のランキング見てるしなぁ。
 ランキング見るのやめたら、憧れの姿勢に一歩でも近づけるでしょうか。
 いやその前に、Read Me!の登録外して、カウンタ外して、ページ閉鎖して、 誰にも読ませないための小説書いて。
 死後にその小説が発見されていろいろ賞とか受賞して、「死んだ人を表彰してもしょうがないよね」とか 周りから言われて。
 そんな人生、カッコイイかなぁ。

 今日はもう、Read Me!のランキングをチェックしたら寝ます。


平成12年7月19日(水)

「NieA_7」が終わってしまいました。
 けっこう面白さにバラつきがあって、結局DVD購入には至らなかったアニメだったんですが、 最近では唯一まともに楽しみにしていた作品だったんでなかなか寂しいもんです。
 ときどきものすごいセンスのギャグをやってくれて、私がテレビの前で爆笑するのなんて この番組を見ているときぐらいだったんですが。

 他のアニメも何本か見ているんですが、なんか見逃してもダメージのなさそうなのばかりです。
 これは、そろそろ普通の人に戻れっていう啓示なんでしょうか。


平成12年7月20日(木)

 最近、私の住んでいる社宅の隣の空き地を土砂を積載したダンプカーやらショベルカーやらが 蹂躙しておりまして、やかましいことこの上ないです。
 一応、どこかの会社の管理用地らしいんで『蹂躙』とは言わないのかもしれませんけど、 すぐ隣に住んでいる我々としては朝方なんかにキャタピラ車をガタガタ動かされるとかなりいい迷惑。
 目覚ましの代わりになるってんで目覚ましのスイッチを切ったら、きっとその朝は作業を やってくれないんでしょうね、まったく。

 とまあ、こんなことを日記に書いてもつまらないというのはわかっているんですが、 今日はあえて書いてみました。
 確かにネット上の日記ではこんな形での近況報告は極めてつまらない部類に入ると 思いますが、小説の文章の一部だと考えるとそうでもないんですよね。
 例えば上記の文章を小説っぽい文体に直して小説の冒頭部に持ってくれば、少なくとも 「主人公は社宅に住んでいて、隣の空き地では土砂の搬入なんかが行われていて、 だからこの物語はある程度現代に近い時代で一般人にはごく身近な舞台設定で始まる」 という立派な描写になるんですよ。
 だから、小説はどうでもいいようなネタでもある程度文章を引っ張って書けるのですが (つまり、面白い部分は先延ばしにできるわけです)、日記はネタそのものを一撃で 読者に面白いと思わせてしまうように加工しなくてはならないため、もしかしたら 小説よりも日記の方が敷居の高いネット文化なのかなぁ、なんてことを考えたり。
 もちろん、書く大変さの方向性は違いますけどね。


平成12年7月21日(金)

 昨日から四連休なんで、遠慮なしに寝まくってます。
 寝れば寝るほど疲れが溜まっていきます。

 上遠野浩平の「殺竜事件」を読了。初めてのブギーポップ以外の作品らしいんですが、 ファンタジーミステリー小説とでも言うんでしょうか。
 なんか単純な話を変に難しく書いているような印象があって、私にはあまり面白かったとは 思えませんでした。

 こうやって、未読の本を片付けて私の四連休は終わってしまうんでしょうか。
 あー。旅にでも出れば良かったかも。


平成12年7月22日(土)

 蒸し暑さにヘバっていたことしか覚えていません。
 札幌まで「人狼」を見に行く予定だったのですが、29日から江別で「エスカフローネ」が 公開されるらしいのでそれに合わせて延期。
 人狼はどうせ朝しか上映していないだろうからスケジュール的に厳しそうだと思っていたら、 新聞を見たらちゃんと一日中上映してました。
 ネガティヴな予想が外れて逆に屈辱を受けるというのは、どうしたもんでしょうか。

 エスカこそは、きっと朝だけの上映だと信じています。


平成12年7月23日(日)

 四連休の最後は、スタルヒン球場で高校野球観戦。(稚内大谷×帯広南)
 雨で試合開始時間が遅れたり、試合中にも雨が降ったりと天気には泣かされましたが、 応援していた稚内大谷は勝ったしまあまあ良い休日だったのではないかと思います。

 何か忘れていたと思ったら、連休中にダグラムのLD-BOXを全部見終わろうという計画が どこかに飛んでました。
 更新? 私はもう月曜日じゃないとやる気になりません。


平成12年7月24日(月)

「トイレット・ガール その7」をアップしました。
 どうせ、私がノリノリで書いた回は不評なんです。そうなんです。


平成12年7月25日(火)

 小説の不評ぶりがまったくの予想通りで、安心していいのか反省するべきか悩みが絶えません。
 私がノリノリで書くような話のパターンは、概ね決まっています。
 私が「知られざるVB」の作者であることを、忘れないでください。
 私が機械科ボイラーズであることを、忘れないでください。


平成12年7月26日(水)

 ろーたろうさんに贈って もらったヘタレ萌えCGを 公開するついでに、トップページもシンプルなものに変更してみました。どんなもんでしょうか。
 とりあえず、「トイレット・ガール」の連載が終了するまではこれでいこうかと思います。

 しかし、これは見れば見るほどあれですね。下手をするとマスターズリンクとかに目をつけられかねませんね。どうしましょうか。とても弱っています。


平成12年7月27日(木)

 唐突に、「屈辱よこんにちは」という替え歌を思いついて仕事中に一人笑いをしてしまったのはここだけの話。
「トイレット・ガール」の主題歌として確定ですか。


平成12年7月28日(金)

 やっぱり、世間にはアイアンジャイアントを批判(いや、私だって批判しているわけではないのですが) している人というのはほとんどいないみたいです。
 まあ、批判ばかりしていると世の中がどんどん狭くなっていくような気がするので、面白い作品を 見つけたら力の限り褒めてやりたいのですが、結局今日見ていたのはエクセルサーガ第3巻。 惰性で見ていれば面白いです(なんじゃそりゃ)。

 あ、最近ワンピースを貸し本屋で借りてきて一気に読みました。今ごろ面白さに気づきました。
 悪役の描かれ方が良いです。いかにも後で味方になりそうな敵は出てこないし。悪役は徹底的に悪役で。
 まだまだ勧善懲悪も捨てたもんじゃないと思いました。


平成12年7月29日(土)

 地元スタルヒン球場でやっていた「ロッテ×日本ハム」戦を見てきました。
 私は一昨年のロッテ悪夢の18連敗以来のにわかロッテファンなので、当然の如く ロッテの応援。
 いや、別に18連敗もしてロッテが珍しく目立ったりしたからファンになったのではなく、 18連敗してもなお応援し続けたファンの姿に感動したから私もファンになったのですよ。念のため。

 試合は乱打戦の末13対11でロッテの勝利。長い試合でした。

 実は明日も札幌丸山球場まで同カードの試合を見に行く予定なのですが、ついでに映画を2本ほど 見てくるのでけっこうハードスケジュールです。
 まず札幌の映画館で午前中に「人狼」を見て、その後丸山球場で野球観戦、さらに その後江別の映画館で「エスカフローネ」を見るという忙しさ。
 かなりキツイです。どこかで、寝てしまうかもしれません。
 しかも寝なかったら寝なかったで、月曜日の更新がキツくなるというオマケつき。
 先週の四連休の暇さ加減はなんだったんでしょうか。


平成12年7月30日(日)

 無事にハードスケジュールをこなして帰ってまいりました。
 というわけで、「人狼」と「エスカフローネ」の感想なんぞを。
 丸山球場の「ロッテ×日本ハム」戦は、特に感想はありません。1対8で日本ハムの勝利でした。つまらんかったので、途中で寝てました。

 まず人狼の感想ですが、なかなか重厚な内容でした。社会的な内容を扱いながらも、決して独り善がりに なっておらず純粋にエンターテイメントとして成立しているのは、高く評価できる点だと思います。
 がしかし、作中で一番インパクトを受けた点となると、あのいやらしいカメラ目線になってしまうというのは どういうことなんでしょうか。はっきり言って、ミニスカートを追いかけ過ぎです。ヒロインではなく スカートが被写体だと言っても過言ではありません。何を撮ってるんだお前はと言いたくなります。
 もちろん、これはあくまでも重厚な映画なのでパンチラなんぞはまったくないのですが、スカートの中がまるで 見えないにも拘らず、それでも執拗にスカートだけを撮り続ける(アニメだから、描き続けると言うべきでしょうか) というのはストーキング的ですらあります。その辺のサービス過剰な美少女アニメなんぞより、よほどエロエロ なんじゃないかと思いました。
 なんかストーリーの感想は全然述べていませんけど、とりあえず文句なしに楽しめる伝統芸的な 映画だとは思いますね。

 エスカフローネの方は、今一つでした。
 テレビ版とは設定を一新した完全新作なのですが、テレビ版の悪いところを引きずっているように 思えてなりません。相変わらず心理描写は飛躍するし。そもそも基本のストーリーラインがテレビ版と 同じというのはダメでしょう。映画は90分しかないんだから、ストーリー上盛り上げるポイントも 全然変わってくるし、キャラクターの紹介話なんてやってる時間はないと思うんですが。
 完全新作であるにも拘らずあまりその意義が感じられず、テレビ版のダイジェストみたいな印象を 受けてしまったのは残念です。テレビ版を見てない人が見たら、どういう印象を受けるのかはけっこう 興味がありますが。
 なんか文句ばかり言ってますけど、見てる間はこんな感じでツッコミを入れながらも楽しんで 見てました。映像は凄まじいまでの美しさだったし。特に冒頭部の空と雲の描写が圧巻。これだけでも 見て良かったと思えるぐらい綺麗な画でした。
 脚本よりも作画寄りでアニメを見てる人なら、かなり楽しめるんじゃないでしょうか。


平成12年7月31日(月)

 大変残念なお知らせがあります。
 今週の「トイレット・ガール」は、休載することになりました。

 なんですか、その非難の眼差しは。
 私だって好きで休んだわけじゃないんですよ!
 休んだのは、暑さに集中力を失ってロクな文章が書けなくなったからで!
 北海道だって、暑さに頭をやられることはあるんです!
 そんな状態で小説を書くなんて、私のプライドが許さなかったのです!

 代わりに、どうでもいい小説を書きました。正味1時間ぐらいで。

 しかし、もう月曜日じゃないとやる気にならないなんて言っている場合じゃありませんね。
 今後は、状態の良い日にとっとと書き上げるよう努力します。







翌月へ

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