ボイラー室へ

就業日誌のトップへ





就業日誌

平成12年8月1日(火)

 暑過ぎです。
 氷にタオル巻いて頭に乗せて、病人みたいに寝てました。
 掲示板にレスをつけることすらままなりません。
 今日はこれで勘弁してください。ぐへ。


平成12年8月2日(水)

 昨日は無様なところをお見せしましたが、今日はいくらかマシになったんで まともに日記を書けるかもしれません。
 でも、ネタは特にないですけど。

 こんな風に何も書くことがないときは、何も書かない方が良いっていう人もいます。
 まあ、確かにその通りだと思います。やっぱり、つまんないですからね。
 ただ、リピーターの立場としては、覗いたページが何も更新されてないとちょっと寂しい ものがありますね。だとしたら、やっぱりおざなりでも更新した方がいいんでしょうか。
 携帯電話で存在を確認し合ういまどきの若者みたいな心理でしょうか?
 逆に初めての人には、おざなりに更新しても「つまんない日記」と思われて速攻で前のページに 戻られそうですが。
「ウチは日記はメインじゃないので」ってのもただの言い訳だしなぁ。
 日記を開始して2ヶ月が経とうとしていますが、未だにスタンスを確立できません。
 なかなか難しいもんです。


平成12年8月3日(木)

 ネット小説を読むたびに思うのですが、小説というのは所詮は紙媒体に向いているメディア なんですよね。とてもじゃないけど、モニター上で読むようなものじゃありません。
 目は疲れるし、姿勢の自由度は低いしで、とにかく疲れます。
 短編ならともかく、長編を読むなんてのは相当面白い作品じゃないとなかなかできません。
 正直言って、ウェブページに向いているコンテンツとは言い難いものがあるような気がします。
 小説をメインにしていると更新頻度も低くなりますし。
 もちろん、ちゃんと小説をメインに据えた面白いページもたくさんあるのですが、テキスト系サイトの中では その割合は、日記系やレビュー系に比べてかなり厳しいと言わざるを得ないでしょう。
 要するに、「小説は、来客者に読んでもらえない可能性が極めて高いコンテンツ」なのです。
 まあ、つまらない可能性が高い上に、読むのに時間がかかるとなれば、敬遠されるのもわかります。
 誰だって、貴重なホーダイ時間を無駄にはしたくありませんからね。
 初めて行ったページに「小説」というコンテンツがデン!と構えていた場合、まずそこから 読んでみる、などという人はおそらく少数でしょう。
 ましてや、その感想を見知らぬ人に対して書く、なんてことをする人となると、さらにその人数は 少なくなってくると思います。

 しかし、小説というのは書いている方にしてみると、アップロードの際にはとてつもない不安に 襲われるものです。
 自分が何を書いたのかなんて、自分ではさっぱりわかりません。誰もが面白いと 思うものなどないということは嫌と言うほど知っていますし、逆に誰が読んでもつまらないものは ネット上には溢れかえっています。これは本当に面白いのか、何か見当違いのことを書いているの ではないかという不安は、常につまとってきます。アップした翌日に何も反応がないと、 いよいよその不安は増大し、確実なものへと近づきます。
 それはちょうど、道に迷って家に帰れなくなり、途方にくれている子供の心境に似ています。
 愛し合う二人ででも見ればあんなにも美しい夕焼けが、迷子になった子供の目にはどんなに恐ろしい光景に映るか、 想像できますか?
 自力で家に帰る術を失い、歩いている方角すらわからず、沈みゆく太陽を前に成す術もなく世界が 暗闇に閉ざされていくときの心境を。
 そんなときにいただく小説の感想は、例え辛辣な批判であったとしても、あたかも必死で自分を 探し出してくれた母親の叱責のように、暖かく胸に響くのです。

 私は、感想がもらいたくて小説を書いているわけではありません。
 しかし、人に読んでもらいたくて小説を書いているのは事実です。
 この広大なネット上で時間の無駄と覚悟しつつも、私の小説を読んでくれる人がいるとしたら、それはほとんど 奇跡のようなものだと思います。
 だから、感想をくださいなんて贅沢は言いません。
 もしも、まだ私の小説をあなたが読んでくれるのなら。
 まだ、私のことを無視しないでいてくれるのなら。
 私は、まだまだ小説を書き続けられると思います。
 それが、娯楽の大洪水にスポイトで水増しするような行為であったとしても。
 だから、お願いします。
 私の小説を、読んでください。





 かまくらの雪男さんの芸風をパクってみました。 これでウチもモテ系ですか?


平成12年8月4日(金)

 一気に暑さも解消し、過ごしやすいことこの上ないです。さすが北海道。
 これで油断して、月曜日に意気揚揚と更新しようと目論む私を不意打ちしようという魂胆ですね?
 その手にはのりません。
 ええ、のりませんとも。

 ところで、いつの間に金曜日になりましたか。


平成12年8月5日(土)

 仕事が終わった後、何もやる気が起きなくてダラダラしてました。
 しかしこれでは日記のネタが何もないので、何かしたことはないかな、と思い出してみようとしたら、 確か「怪物」とか「クリーチャー」とか「造形」とか、そういった単語で検索をかけていたような気がします。
 実は私はクリーチャーが大好きです。
 中学生頃の私は自分で考えたクリーチャーの絵ばかり描いていました。
 TRPGとかやってた影響ですかね。
 あ、今となっては全然描けませんけど。
 そんなわけで、そういったCGを扱っているページを探してみたのですが、この日は大した成果はありませんでした。
 クリーチャーのCGを展示しているページをご存知の方は、ご一報を。


平成12年8月6日(日)

 このところ、無気力で疲れやすい日々が続いています。
 なんなのでしょう。夏バテでしょうか。
 しかし、夏バテならば一年に一回しか起こらないはずです。
 それが、一年に数十回に及ぶというのはどういうことなんでしょうか。考えられません。

 気力を振り絞ってリンク追加。(ESPRESSOをおいしく)
 ダイノバイザーの改造記事なんかをやってるサイトです。
 こういうのを扱ってるサイトは希少なので、広大な砂漠の真ん中で人に出会えたときのような 感動がありますね。

 クリーチャーCGサイトですが、いくつか見つかったもののやっぱり少ないです。
 異形の怪物を嬉々として描くようなCG描きって、やっぱり少ないんでしょうか。むう。


平成12年8月7日(月)

「トイレット・ガール その8」アップ。
 今週はどうにか書き上げられましたが、来週の月曜日はお盆休みのど真ん中という最悪の状態。
 ついに更新する曜日をずらさなきゃならないときが来たのでしょうか。
 いったいどうするべきか、非常に悩んでいます。
 むしろ、今のトップページを早く元に戻すためにも、「トイレット・ガール」を書き上げて連載を 終わらせるべきであるという、心の声が。


平成12年8月8日(火)

 この前から思い出したようにクリーチャー系のCGサイトを見て回っています。
 こうやってクリーチャーを見てると、小説の次回作でクリーチャーが出てくるようなのを 書きたくなります。
 ただ、あまり小説に向いている題材ではないことも事実。
 無理して書き始めても、また連載続けるのに苦労しそうだしなぁ……。
 でも、苦労するのは良いことなのかもしれないという考え方も。
 うーん、とりあえず次回作についてはまだ保留ですね。
 それよりも、最近Q書房の小説バトルにちょっと心引かれています。
 私は短編のオチをつけるのが苦手なんで、まず応募作品を書くこと自体がかなりの難関ですが。


平成12年8月9日(水)

 評判になっているところではなっている映画、「CUBE」を見ました。
 見せたいところだけを作って、余計な背景なんかは設定的にもシナリオ的にも 最初から作らないという、斬新な開き直り方が良いです。
 というより、まず登場人物を閉鎖空間に閉じ込めようという発想が先にあって、 純粋にその発想を活かすための設定を思いついたという感じでしょうか。
 こういった手法は、様々なタイプの物語に適用できるような気がします。
 これでちょっと思いついた設定があるので、次回作のネタにストック。

 やりたいことはたくさんあるんですけどねえ。時間よりも、疲れない体が欲しいです。 ただ単に根性がないだけでしょうか。


平成12年8月10日(木)

 後から読んでいる方にはどうでもいいことなのですが、最近この日記は一日遅れでアップするというのが 普通になりつつあります。
 本当なら、日記というからにはその日の出来事や思ったことを書くものなので、一日の終わり、つまり寝る前 にでも書いてアップすればいいのですが、寝る前の眠いときに書いてもあまり良い文章が書けないということが あります。
 それに、眠いときに無理して頭を使うと、今度は目が冴えて眠れなくなるというのもありますし。
 結局、私が日記を書くスタイルとしては翌日に仕事から帰ってからというのが一番落ちついてしまうのです。

 といっても、世の日記サイトというのは「その日の出来事」なんて型にはまった内容を書いている わけではないので、日付なんて「更新した日」でいいんじゃないかと思うこともあるのですが。その方が ちゃんと更新してるように見えるし。
 ただ、私のサイトの日記は「曜日」が重要な意味を持つのであまりごまかせないところがあるんですけどね。
 正直言って、月曜日以外はどうでもいいような感があるのは私だけですか。


平成12年8月11日(金)

 最近、あさづけ兄貴氏も行間に気を使って スタイルシートを使い始めたようなので、ウチも使ってみることにしました。
 とりあえずこの日記とトイレット娘。のみ取り急ぎで。
 ウチはあまり文字の大きさを変えたりはしないので作業は楽な方だと思いますが、 それでも画像を貼ったりしているところではネスケで見ると大変なことになったりしてしまいますね。
 試しにネスケでも見てみようとか考えなければこの日のうちに全ての作業が終わっていたというのに、 残念極まりないことです。

 シコウ回路の、今日付けの日記で爆笑。
 私だったら、ショートショートのネタにでもしてしまいそうです。
 前からけっこうファンだったのですが、思わずリンクを張ってしまいました。


平成12年8月12日(土)

 そろそろトイレット娘。の続きを書かねば実家にも帰れないというのに、団扇を作って遊んでました。
 やはり休み中は何もやる気になりません。
 ちょっと頭を使うとすぐに眠くなってしまいます。
 仕方がありません。
 今回はお盆休みということで、「メテオ貫通トンネル」の続編を書くということで勘弁してもらえないでしょうか。(懇願。いや決定。)


平成12年8月13日(日)

 あまりの自分の怠けっぷりに、笑うに笑えない状態です。
 本当はそろそろ帰省しようかと思っていたんですが、田舎の友達の集まりが悪いらしいので 帰省は引き伸ばし。
 結局、更新は通常通り月曜日になる模様。

 なんでトイレット娘。の続きを書こうとするとこんなに憂鬱になるのかと考えてみると、 本編の内容があんなんだからということに遅まきながら気づきました。
 なんということでしょうか。DDR暗黒小説を書いていた頃は、「こんなつらいのもう書かねぇ」と 思っていたのに、今ではあの頃よりもつらい思いをして小説を書いています。
 これが終わったら、今度こそ! 今度こそ、いい加減でノリだけで楽に書ける、万人に受け入れられることを 目指した普通っぽい小説を書きます! ええ、書きますとも!

 で、トイレット娘。は最終回まであと何回ですか?
 (5回ぐらい?)


平成12年8月14日(月)

<敗北宣言>

 ごめんなさい。私の考えが浅はかでした。

 敗北記念ラブコメ小説は、「トイレット・ガール」の連載終了後にお送り致します。
 私はこれから、故郷の名寄市に帰省してきます。
 そこでもう一度、自分自身を見つめ直すつもりです。
 明後日には帰って来るでしょう。
 それでは、ごきげんよう。


平成12年8月17日(木)

 おそらく、今の私がどれほど憂鬱な気分になっているのか皆様には想像もつかないことと思います。
 どのぐらい憂鬱になっているのかというと、これからラブコメ小説の参考にするために「ラブひな」 「サラダデイズ」「なぎさMe公認」などなど様々なラブコメマンガを読破し、それらを参考にした上で ラブコメ小説を自分のオリジナルでできるだけ痛々しく書き上げなくてはならなくなってしまった、 というぐらい憂鬱なのです。いや、比喩でもなんでもなくそのまんまですけど。
 その前にトイレット娘。を完結させなくてはならないというのも一苦労ですが。
 どうも最近夏バテ気味なのか、スランプ状態です。
 連載の再開はもう少々待っていただきたくお願い申し上げます。

 あと、この日記は今までほぼ毎日書いていたのですが、今後は不定期になることになりました。
 日記を始めた理由は、「毎日文章を書いていた方が文章が上達するのではないか?」と思ったから なんですが、なんか今のままではダメなんじゃないかと思うのです。
 私は、小説を書くと若干その後の精神状態が良くなるというか、テンションが高くなることが あるのですが、だいたいそれは一日二日でリセットされてしまうため、次に小説を書こうとした ときにはあっさり元の状態に戻っています。
 それでは効率が悪いので、間に日記でも書いていればテンションが持続できるのではないかと思ったのですが、 全く気合いの入っていない保温状態の炊飯器のような日記をダラダラと続けていても何にも ならないということが、わかってしまったのです。
 もちろん私は、毎日気合いを入れて日記を書くなどというバイタリティのある人間ではありません。
 ましてや、続けざまに小説を書くなんてとてもとても。
 そんなわけで、今後はこの日記は不定期になります。
 毎日来てくださっている方々、ごめんなさい。


平成12年8月19日(土)

・相変わらずスランプ状態で全く小説の執筆が手につかない状態ですが、今日になってこのスランプの原因に 思い当たりました。
 どうも、言葉のレパートリーが少なくなってきてるような気がするんですよ。
 状況描写の言い回しとか何気ない比喩とかがなかなか浮かんでこなくて、意味もなく引き出しを開けたり 閉めたりしてるって感じですかね。
 だから前ほど文章を書くという行為が面白くなくなってきていて、それがスランプに繋がっているんじゃないかと。
 今までストーリーとかキャラクターをないがしろにしてきたツケが回ってきたとも言えるかもしれません。

・トイレット娘。の連載も終わってないうちから敗北記念ラブコメ小説の話をするのもなんですが、 私にはどう考えてもラブコメを書く素質はないことは明白であり、そんな私のラブコメ小説を皆さんが 期待するのは「原哲夫が描いたサザエさんが読みたい」とか「福本伸行が描いた最終兵器彼女を読みたい」とか、 そんな感じの「ミスマッチを楽しみたい」という欲求に近いものがあるのではないかと思うのですが、どうでしょうか?


平成12年8月21日(月)

・昨日、恥ずべきことに「さくや妖怪伝」を見てきたのですが、特にネタになりそうもなかったので 昨日の日記は書けませんでした。
 ごく普通のつまらない妖怪退治映画だったと思います。文句のつけようもありません。
「なんだこの感想は」とお怒りの方は、「『さくや妖怪伝』を見に行った」という私の行為自体を、どうぞ笑ってくださらないでしょうか。

・締め切りに追われずに迎えた、久しぶりの月曜日です。
 もしかしたら条件反射的に小説を書いちゃったりするのかなぁ、とか期待していたのですが、もちろん そんな都合の良い現象は起こりませんでした。
 しかし、いつまでもスランプだ堕落だと言っていられません。
 いい加減トイレット娘。の続きを書こうと思うのですが、その前に誰か旭川市の一日の最高気温をせめて25度ぐらいに 抑えてくれないでしょうか。


平成12年8月23日(水)

 なんかトイレット娘。の続きが全然進んでいないのですが、今度は振って湧いたように新世紀小説バトルに応募する小説の構想が まとまりつつあって、非常に弱っています。
 応募する小説は気分がノっているうちに書き上げてしまいたいので、おそらく今月中はトイレット娘。の 続きはアップできません。申し訳ないです。

 今の目標は、とりあえず今月中に応募作品を書き上げて、来月中にトイレット娘。を完結させて、 すぐさま敗北記念ラブコメ小説の連載開始、という自分の努力の継続能力を過大評価した希望的観測に 基づいて立てられています。


平成12年8月24日(木)

・ようやく全コンテンツをスタイルシートを使ったものに直しました。
 これで少しは読みやすくなったでしょうか。
 あと、たぶん誰も気がついていないでしょうがこんなところを更新してます。

・昨日の巨人の負け方があまりに面白かったので、思わずスポーツ新聞を買ってきてしまいました。後生大事に取っておこうと思います。  


平成12年8月27日(日)

・午前中は応募用の小説を書いていたのですが今一つテンションが上がらず、午後からは気温も 上がってきたのであっさりと執筆を中断。
 ちょうどDDRの4th MIXが入荷しているらしいので、運動不足の解消と気分転換にと、久々に 踏んできました。
 まあ、ゲーム自体の感想は特にいまさら言うことはないのですが、すっかりなまってしまった体で踏んでる 感覚としては、「5Kgの米袋を担いで跳ね回っている」という感じでしょうか?
 体が重いのなんのって、目で譜面は追えるのですが、すぐに息が切れて全然続きません。
 ちょっと前までは風呂で体を洗うときに脇腹の肋骨がゴリゴリして気持ち良かったのですが、 あの頃の体重に戻すべく真剣にやらないまでもまたDDRをたしなもうかなと思う今日この頃。

・坂本真綾のシングル「しっぽのうた」。すげえいいです。
 最初は「おや?」と思いましたが、聞く度に耳に馴染んできて気がつくと無限リピート状態。
 曲の雰囲気としては、ものすごくハイレベルなNHKの「みんなのうた」という感じです。
 久々に「新境地」と呼ぶにふさわしい楽曲を聴かせていただきました。


平成12年8月28日(月)

 Q書房の3000字バトルに参加することに なったので(掲載は10月1日でまだまだですが)、とりあえず投稿作品の傾向を探ろうと、すでに投稿してしまった後に作品群を 読みふけっている手遅れ極まりない昨今です。
 作品の掲載数が多いので、根性なしの私は何回も目線を往復させないと内容が理解できないような読みづらい小説は評価の対象外としているのですが、恐るべきことに参加者の中には全作品の感想を書いている人もいたりして驚愕です。
 私なんかは、小説を読むことは苦行ではないのだからスラスラと目を通してみて意味がわからない作品は最後まで 読まずに飛ばしてしまっても構わないと考えているのですが、どうやらそのような軟弱者は投票者の中には少ないようです。
 いやしかし、これはまずいじゃないですか。投票者がこのような剛の者ばかりでは困ります。
 私が投稿した「メテオ貫通トンネル」などを、彼らの「わざわざ感想を書いてやろうと言うのだ、ありがたく思いたまへ」というほどの高みの視点でじっくり眺め回された日には失笑を買うこと間違いなしで、ただでさえ薄い勝ち目がますます薄くなってしまうではありませんか?
 そもそも、あれで勝算を計算すること自体が無謀の極みであり驚きの対象になりますか?

※一票も獲得できない方に一票。


平成12年8月30日(水)

 実は昨日、応募用の小説のストーリープロットに致命的な欠陥があることが発覚しました。
 おかげですでに書き上げていた分が使えなくなってしまい、あまりのことに酷くショックを受けた私は 掲示板のレスをつけることすらままならず、すっかり塞ぎ込んでプロ野球関連のサイトを漁って最近の 巨人の不調に暗い喜びを見い出す始末。
 これは、やはり私は不相応なことはしないで素直にラブコメ小説でも書いていれば良いのだという啓示なのでしょうか。


平成12年8月31日(木)

・どうにか応募用の小説のプロットを練り直したのですが、小説のジャンル分けはどうしようか、ちょっと考えています。
 なんとなく、小説を書けば書くほど書いてる内容がジャンルに縛られていってるような気がして、最近それがちょっと 気に食わなかったりするのですが。
 人にもよると思いますが、私の理想としてはまず「表現したいもの」があって、それをたまたま小説というジャンルで 形にするというのが一番いいものが書ける状態のような気がするんですよね。
 逆に、先に「小説が書きたい」という願望があって、そこから表現するものを探すとなると、どうしてもジャンルという 枠組に頼った発想しかできなくなるのではないかな、と。
 まあ、それでも一人の人間の中にそんなに「表現したいもの」が自然に溢れてくるとは思えないので、やっぱり 行きつく先はジャンルありきになってしまうんでしょうかね。ラブコメとか。

・そんなことより、誰かウチの掲示板をなんとかしてください。







翌月へ

ボイラー室へ