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就業日誌

平成13年3月2日(金)

 あろうことか、先月は1回しか日記を更新しませんでした。これは、かつてないサボリようです。
 さすがにまずいだろうと考え、こうして3月に入った途端に慌てて更新しているわけですが、それでも3月「2日」というのが面倒くさがりで何事も後回しにしてしまう私の堕落ぶりをうかがわせますね。
 最近は仕事もそこそこ忙しくて、などという言い訳は、こちらの掲示板をご覧になってくだされば全く通用しません、ええ、その通りですとも。
 というか、最近の私の堕落ぶりはマジでまずいです。サイトの更新はおろか、一時期少しはやってみようかと思っていたPSOも、全然やっていません。プレイ時間は通算3時間ぐらいでしょうか。代わりに何をやっているのかというと、何もやっていません。なんとなく、ボーッとカルドセプトのことを考えているだけで時間が過ぎ去って行きます。全国大会の予選が終わったら少しは落ちつくだろうと思っていたのですが、落ちつくどころかますますカルドにどっぷりと浸かってしまい、セカンドへの期待もあいまってまさしく「カルドは今が旬」というありさまです。
 ソフトを封印しても無駄なのです。なにしろ、カルドのことを考えているだけで楽しいのですから。
 本当に困っています。いったい、どうすればカルドを飽きることができるのでしょうか。
 例えば、しゃっくりを止めるときの要領で、飽きさせよう飽きさせようと努力したも飽きられないでいるうちに、気がついたら飽きていた、などという奇妙な現象は期待できないものでしょうか。


平成13年3月15日(木)

 どうも過剰睡眠気味でして、全く更新することができないまま無意味に時間を浪費しています。
 気がつくとカルドセプト界隈という狭い世界で局地的な有名人になっていたりして、「こんなはずではなかった」という無念な想いは募る一方です。
 さらに明日からは、カルドの対戦のために関東圏まで遠征に出るという始末ですよ。
 こんなことをやっていると、何やら「もうこの人はトイレット娘。の執筆はもとより、ラブコメ小説を書くつもりもないに違いない」などというあらぬ誤解を受けそうですが、そんなことはありません。
 しかし自然にまかせていると、このままなし崩し的に「責任放棄」の汚名を受けることは確実なのが、自分自身でも確信できます。
 そこで、こんなのはどうでしょう。

「トイレット娘。及びラブコメ小説を完結させるまで、私、機械科ボイラーズはDCソフト『カルドセプトセカンド』を購入致しません。」

 ちなみに『カルドセプトセカンド』の発売日は、現時点では7月を予定しているとのこと。
 私としてはDC生産中止にあやかって発売日が延期に次ぐ延期、いっそのこと発売中止になってしまって全てが闇に葬られるという、なんだかよくわからない悲劇的オチを期待しているのですが、こんなことを書いていると真面目にセカンドに期待しているカルドファンにこの文章を見つけられたときに、袋叩きにされることは確定ですか。
 いや、私も本当にセカンドはやりたいんですってば。


平成13年3月26日(月)

 ついこの前まで東京にいたかと思うと、もう週が明けてしまっていたりして、時間の経つのが日に日に早くなっていくのを感じます。光陰矢の如しとはよく言ったものですね。
 などとしおらしいことを言って更新頻度の低さをなんとか誤魔化そうとする私の芸風には、皆さん食傷気味ですか。いや、そもそも更新頻度が低いんだから、更新されていること自体が驚きであり、私の日記は毎回毎回新鮮味に溢れているはずだと信じています。

 そういえば、わざわざPS2を秋葉原で買いました。別に秋葉原でなくてもよかったのですが、見かけたもので思わず買ってしまったのです。地元ではなかなか売ってないし、面倒くさがってなかなか買わないでいたのでちょうどいいと思ったんですね。おかげで道中えらい邪魔になりました。

 そんなわけでようやくウチでもDVDが見られるようになったので、フリクリの最終巻を見ました。
 実はDVDも見られない環境でフリクリをずっとDVDで買っていたのですが、これでようやく友人知人に頼まなくても一人で孤独に見られるようになったというわけですね。
 さて、このフリクリ、見終わった後の印象ですが、「面白かったんだけど、感想がうまく言葉にできない」。
 別に、感動のあまり感想を言葉にするのもおこがましいとか、つまらな過ぎてどう語ったらいいものやらわからないとか、そういうことではないんですが、やっぱり「この面白さをどうやって人様に伝えたらいいのか?」となると、難しいところですね。
 いわゆる萌えキャラが出てくるわけではない、そもそも『萌え』は狙っていないのだろうし、強いてあげるならニナモリ? でも、やっぱりOVAとしてはそっち方面の吸引力は弱いです。ハル子もマミ美も、キャラクターとしては良い味出してて好きなんですが。
 ストーリーも荒唐無稽過ぎて説明してもあまり意味があるものじゃないし、終わり方もけっこうドライだから感動的なカタルシスがあるわけではなく、見終わった後に素直に「面白かった」と言ってしまっていいものかどうか、ちょっと悩んでしまうようなところがありますね。
 だから、とりあえず「面白い」と思っても、その前に必ず「個人的には」の注意書きが必要になってしまいます。
 見た人が他人に面白さをわかりやすく説明することができない作品なんで、ちょっと損をしてるんじゃないかなぁと思ってしまいますね。
「アンノ抜きでエヴァとカレカノを足して2で割ったような感じ。あ、ちゃんと終わってるから」などという、制作側の方々にしてみれば失礼極まりない説明の仕方しかないのでしょうか。うーむ。







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