翌月へ
就業日誌
平成13年5月13日(日)
- カルドセプトの大会に出るために、11日から埼玉の入間まで行ってました。
北斗星で行こうと思っていたのに、札幌まで行く汽車の選択を誤っていたことを駅員さんに指摘され、泣く泣く飛行機で出発しました。
で、大会の結果は1回戦負け。はあ。そろそろ更新頑張ろうと思いました。
平成13年5月14日(月)
- 昨日、北斗星のことを書いていて思い出したのですが、実は私には北斗星の中でぜひとも読んでおきたいと思っていた小説がありました。ハインラインの、「宇宙の戦士」です。別に北斗星とは何の関係もなく、単なる車内の暇つぶしという意味なんですけれども。
この「宇宙の戦士」、途中まで読んでいたのですが、ゴールデンウィークに実家に帰ったときにうっかり忘れてきてしまっていたんですね。なんたる不覚。
そんなわけで、「宇宙の戦士」はまだ途中までしか読んでいないんですが、私の読んだところまでの内容は、主人公達がとにかく訓練しているだけでした。
「この小説がなければガンダムはなかった!」といわれている作品だというのに、ロボットアニメのようなノリは全くなく、とにかく訓練しているだけなのです。
ロボットアニメでは、ファーストガンダムがそうであるように「主人公が突然ロボットに乗らざるを得ないハメになる」という導入がよく用いられますが、この小説のように厳しい訓練の末に鍛えぬかれた兵士が主人公というロボットアニメも……あるにはありますね。ボトムズとか。
いや、そうではありません。私が思ったのは、「第1話が主人公達が訓練しているだけで終わるロボットアニメ」というのはどうだろうか?ということなのです。
重い荷物を背負い、軍歌を歌いながらマラソンしたり、整列させられて、「俺に勝てると思う奴はいないのか」という軍曹の挑発にのってしまったばかりに再起不能としか思えないような怪我を負わされたり。
そんなのが延々と続く、カッコ良さもヒューマニズムも何もないロボットアニメの第1話。どうです、見てみたいと思いませんか。思いませんか。
平成13年5月22日(火)
- 日曜日(つまり一昨日)に友人が遊びに来ました。そのとき、その友人がそうめんを買ってきてくれたので、適当な頃合いを見計らって、ゆでて食べようということになりました。しかし、まさかそのそうめんが、あのようなことになるとは思いもよりませんでした。
友人がそうめんを作る気満々になっていたので、とりあえず私は彼に調理を任せることにします。麺をゆでる際に時計を持ち出す彼の動作を見て、私は「これなら大丈夫だろう」と、うっかり安心してしまいました。いや、油断してしまったと言うべきかもしれません。
できあがって来たそうめんを形容する言葉で最も的確だと思われる言葉は、「さけるチーズのようだ」というものでしょうか。要するに、麺を束のままゆでてしまったのですな。麺と麺がくっついてしまっており、もはや分離するのは不可能と呼べるレベルに達しています。友人は、「スパゲティのときは上手くいったんだ」などと言い訳していました。愚かしいにも程があります。
しかし、私も人のことは言えません。私は調理の一部始終を見ていたのですが、不覚にも事態の不自然さに全く気がつくことができませんでした。いや、これは仕方がないことと言えるでしょう。私は直前にオセロで勝負して友人に惨敗を喫していたので、なんとなく発言力を失い、口出ししにくかったという深い事情があったのです。ともあれ問題は、束の状態でゆで上がってしまったそうめんをどうするのか、ということでした。1人暮しの長い私ですが、こんなピンチを迎えるのは初めての経験です。そこで私は、もはやこの麺をそうめんとして食べることは不可能と判断し、チャーハンの素をかけて強引にフライパンで炒めることに決定。
できあがった代物を食べ切ることは困難を極めましたが、無事2人の胃袋に処分することに成功しました。
皆さんも、そうめんを束のままゆでるとこのような目に遭いますので、注意しましょう。ところで、一昨日の出来事をネタにしてようやく日記を書き上げる私の没落ぶりに、誰か反応してください。