2001年9月9日(日)
第21回千歳・日航国際マラソン(北海道千歳市)
大会概要
種目(コース:
フル・ハーフ、
10K・3K)→
要項
ハーフ(一般男女)
・10K(一般男女)
・3K(50歳以上男・35歳以上女・中学・小学男女)
レポート
- 前日のうちに、受付を完了。プログラムでは、6861人の参加らしい。千歳駅前のホテルに宿泊。
- 当日は朝から、霧雨。ホテルの窓から見下ろすと、7時前からに一見して参加者と分かる人達が会場に向かうのが見える。
- レース後のアイシング用氷の入ったクーラーボックスを抱え、タクシーに乗車、会場へ向かう。
- 8時半過ぎに到着したスポーツセンターは、もう満員状態。手荷物を預け、入り口近くにシートを敷き、休憩スペースを何とか確保。
- 雨の中、ストレッチ、ウォーミングアップを行う。
- 数多くの仮設トイレが何カ所かに分け、用意されていたが、参加者の数が数だけに、見慣れた列があちこちにできていた。
- 雨もこの程度で収まってくれることを祈りつつ、3kmに参加の妻と息子を送り出す。
- 私は初のハーフ参戦。目標は北海道マラソン参加資格の1時間40分。
- 持ちタイム毎にスタート位置の目安を指定する方法が取られていた。グッドアイデア。
- 前の方にならぶことができた。10時ちょうどのピストル。いっせいにスタートダッシュだ。
- 1kmを4分30秒のイーブンペースで走ろうと、5kmごとのラップを手の平に書いておいたが、周りのスタートダッシュに引っぱられる。「押さえて、押さえて」と自分に言い聞かせながら走る。
- 3kmを過ぎて、舗装道路から林道に入る。ようやくイーブンペースを作る。1km、4分15秒位か。
- 5km手前の最初の給水ポイント。早めの給水を心がける。エネルゲンと水が、同じ紙コップに入って配布されていた。そのため希望の水を取り損ねた。改善の余地有りか。それでもスポンジ2個だけはなんとか取ることができた。精神的に助かった。
- 10km、折り返し、15kmと、まずまずのイーブンペース。不安のある膝も持ちこたえてくれている。ここからが自分との勝負だ。
- レース前に食べたバナナとゼリードリンクの効果で、エネルギー切れの心配はなさそうだ。
- 雨は相変わらず。メガネに雨がついて前がよく見えない。腰に付けた手ぬぐいで、頻繁に拭きながらのランだ。
- 完走さえすれば、前半の貯金のお陰で、目標はクリアできそうだ。残り3km。このあたりからは、さすがに堪えた。足全体の疲労だ。
- 最後は沿道の声援が力になった。皆さん、ありがとう。
- ゴール手前で、手を振る妻子を発見。力を振りぼり、フィニッシュ。
- スポーツドリンクを受け取り、立ち止まると、もう足の筋肉ががちがちだ。フルマラソンへの道はまだ遠いと感じた。
- コースの高低図を見る限りでは、アップダウンはあまり気にすることはないと思っていたが(最大高低差約50m)、だらだらと続く上り坂、下り坂が何カ所かあった。地図上と実際は違うということを改めて実感。
- これだけの大きな大会を運営するのは、大変なご苦労だと思う。雨の中、関係者、応援の皆さん、本当にありがとうございました。
- 帰宅後はぐったり。明日は仕事できるのだろうか。
- フルマラソン完走者への畏敬、初ハーフ完走の喜び、故障の回復途上であることと、自らの力不足を実感、いろんな思いの交錯する思い出に残る大会でした。