2003年4月29日(火・祝)完走
第33回岩見沢ロードレース(北海道岩見沢市)

大会概要

種目(コース)→ 要項
エントリー10K(一般・高校男)
・5K(一般・高校・中学・小学男女)
エントリー
・141名(9名/3km、66名/5km、66名/10km)
〈完走者:6名/3km、62名/5km、60名/10km〉
気象
・天候(10時):曇り
・気温(10時/岩見沢測候所):11℃
・風向風速(10時/岩見沢測候所):西1m/s

レポート

  • シーズン幕開けのレースとして選択し、今回で3回目。
  • 7時起床、8時30分に自宅を出発。高速経由で9時には会場へ到着。
  • 午後から雨模様の天気予報。午前中は、何とか堪えてもらいたいもの。
  • 受付を済ませ、プログラムを確認する。「ランナーズ」の大会予定一覧に掲載されたこともあってか、例年になく強豪の名も多い。
  • 9時30分からの開会式に続き、コース説明。スタート時間を昨年より15分遅らせたことで、選手紹介の放送など運営にも余裕がある。
  • 10時ちょうどのピストルで一斉にスタート。エントリーの10kmは、ホームストレートをスタートし、競技場を2周回弱してから、公園外周へ出る。
  • 今回から、公園内の遊歩道を抜けてからロードへ出るコース取り。それ以外は、これまでと同じようだ。
  • 5kmの周回コースの1周目は19分台で入り、40分を切ってゴールと目標を持って臨んだが、ちょうど1周目のところで時計を確認すると、20分を大きくオーバー。40分の夢は、早々と諦め、ひたすら我慢のレースに徹することにする。
  • 2周目の公園を抜けたところで、年上の選手が前に出る。横顔を見て、はっと思い当たった。昨年と全く同じ展開だ。
  • 昨年の無念を晴らすには至らなかったが、今年は上り坂でも離されることもなく、残り4kmを粘りに粘り、最後は一杯一杯で、ゴール。
  • 11時前後から雨がこぼれてきた。レース中、堪えてくれた天に感謝。
  • レース終了後、順次表彰。その後、全日程終了。
  • 39分台を目標にしていたにも拘わらず、タイムが昨年より40秒近くも遅い。今シーズンは北海道マラソンをターゲットに、計画的トレーニングの一環として体力づくりから入り、まだスピードトレーニングをこなしていないせいだろうか。成果は、8月31日に取っておこう。
  • 運営に関わっている関係者の気持ちが伝わる大会を気持ち良く走ることができました。申し分のない大会でした。ありがとうございました。

2003年5月5日(月・祝)完走
第15回日刊スポーツ春さわやかマラソン(北海道札幌市)

大会概要

種目→ 要項
・ハーフ(一般男女/コース
・10K(一般男女/コース
・5K(一般・中学男女・車いす/コース
エントリー3K(小学男女・親子 /コース)
エントリー
・2,225名+91組(ハーフ:1,191名、10km:552名、5km:275名、3km:207名+91組)
気象
・天候(10時):晴れ
・気温(10時/札幌管区気象台):16℃
・風向風速(10時/札幌管区気象台):北北西6m/s

レポート

  • 7時30分に自宅を出発。最寄りの駅まで自転車。晴れてはいるが、肌寒い。
  • JR、地下鉄を乗り継いで9時前には会場到着。
  • 今回は、小学6年の息子と親子へのエントリー。今年は親子で頑張ってみることにした。
  • ストレッチ、ウォームアップを済ませた後、ハーフのスタートを見送ってから、スタートラインへ。
  • 既に前方からびっしり並んでいる。しまった、出遅れた。それでも何とか4列目をキープ。
  • 風が冷たい。北海道の春は、まだ寒い。スタート5分前にウィンドブレーカを脱ぎ、応援の妻へ渡す。
  • 10時10分のピストル。一斉に飛び出す。息子が猛然とスタートダッシュ。
  • トップ争いをしている息子を追うものの、ちっとも差が縮まらない。さすがに心配になり、競技場を出るゲートの手前で、「落とせ~」と前に向かって叫ぶ。反応した、良かった。
  • 競技場を出てすぐ、息子に追いつく。無理したのだろう、息が上がっている。
  • 前を走る親子は、スタート時から手を繋いだままで走っている。今度は親の番と思い、息子に手を差しのべ、ペースを作る。
  • 小さい子が、大きな走りで抜いていく。脱帽。
  • 1km過ぎを左に折れた先の登り坂が、勝負どころだ。息子を引っぱりながら、励ます。
  • 前の親子とも徐々に差が縮まってきたと思った瞬間、大きな女の子と父親のペアが横を駆け抜け、さらに前のペアも抜いていく勢い。
  • ここは我慢、キープと言い聞かせる。
  • 坂を登りきった後は、左に折れて競技場までの下りだ。後ろのペアとの差が、30m程度あるのを確認し、「スパート」と声を掛ける。余裕と踏んでいた3kmだが、思ったほどの余裕はない。むしろ、このペースで走っている息子に、1年の成長を実感。
  • 競技場へ戻り、最後のギアチェンジ。息子も一杯一杯の様子。力を振り絞り、手を繋いでゴール。
  • 親子の絆を再確認できた春の1日でした。関係者の皆さん、ありがとうございました。
  • 恒例の抽選会、ランニング相談がなくなり、2,000名を越える大会にしてはシンプルな運営となりましたが、記録証発行もスムーズで、ツボを押さえた気持ちの良い大会でした。
  • 9時20分を過ぎての受付は、場所が変わるが、スタート1時間前までに済ますようにとのアナウンスがあった。10kmのみへのエントリー者は、スタート時間が12時10分だから、11時10分まで受付可能ということ。9時20分の受付終了は早すぎると思っていたところ、良いことだと思う。
  • 当日のアナウンスだけでなく、その旨、募集要項、引換ハガキなどに記載してもらいたいもの。

2003年5月18日(日)完走
第21回ラニング・オンSAPPORO(北海道札幌市)

大会概要

種目(コース)→ 要項
エントリー10K(一般男女)
・5K(一般男女)
・3K(一般男女)
エントリー
・1,902名(10km:1,186名、5km:383名、3km:333名)
気象
・天候(10時):晴れ
・気温(10時/札幌管区気象台):14℃
・風向風速(10時/札幌管区気象台):東南東6m/s

レポート

  • 6時半起床、7時半に自宅出発。外は薄曇り、小さな雨粒が落ちてきた、肌寒い。
  • 今回は、バスで大通公園まで直行する事にし、1kmほど離れたバス停にジョグで向かう。
  • ところが、そのバスは日曜祝日は運休。しまった~。あわてて最寄りの駅から8時過ぎのJRに飛び乗り、8時40分には会場に到着。
  • そのころには、天気も晴れ模様。気持ち良く、走れそうだ。
  • 受付を済ませ、ストレッチ、ウォームアップ。9時半からの開会式後、10kmのスタート地点の大通7丁目に向かう。
  • 9時55分頃の交通規制開始と同時に、スタートラインに付く。ペース走トレーニングとして、39分台前半、あわよくば38分台の目標。
  • 10時ちょうど、青空の下、一斉に飛び出す。去年よりレベルが上がっているのだろうか。前を行くランナーが随分多い。
  • 今日の課題はペース維持走なので、女子上位者の無理追いもやめ、大通りを駆け抜け、一路北海道神宮を目指す。
  • 神宮前の坂。ここから、折り返し点を経て、ここまでどう我慢して戻るかが、このコース攻略の鍵だ。
  • 折り返し点を遠くに望みながらの長い下りで、先頭とすれ違う。去年は、すれ違う先行ランナーを数え、自分の途中順位を知ることができたが、今年は先行ランナーが多すぎ、数える気にもならない。
  • 上り途中の折り返しも順調にクリア。先に見える長い坂を登りきるまでが最後の我慢と言い聞かせる。
  • その坂を登りきる手前で信じられない光景。なんとベビーカーを手押しながら、ダイナミックに追い抜いていく外人さん。子供は乗っていたのだろうか。後ろからでは見えない。それにしても危険だな~。
  • 難所のアップダウンをクリアして、大通りに戻る。向かい風がきつい。ピッチがあがらない。1kmごとのラップを確認しながら、ひたすら東へ向かう。
  • ラスト1kmでサブ40分を確信。南大通から北大通にコースを変え、ゴールの西11丁目を目指し、スピードアップ。
  • 公園沿い位置取った大勢の応援の横を駆け抜け、フィニッシュ。
  • 青空の下、気持ち良く札幌中心部を走ることができた上、なんとか目標もクリア。
  • 沿道フ皆さんの声援で、ずいぶん元気をもらいました。関係者の皆さん、今年もお世話になりました。ありがとうございました。
  • 今回からの1kmごとの距離表示も分かりやすく、ラップ確認しながら走ることができました。助かりました。
  • 11時過ぎの男子10kmの表彰を最後に、全日程終了。
  • 毎度申し上げていることだが、RCチップ採用は無理なのだろうか。検討を是非お願いしたい。

2003年6月15日(日)完走
第18回アコムさっぽろ祭り市民マラソン(北海道札幌市)

大会概要

種目(コース:フル/ハーフ/10K/6K3K)→ 要項
・フル(一般男女)
・ハーフ(一般男女)
・10K(一般男女)
・6K(一般男女)
エントリー3K(一般男女・親子)
・1.5K(一汗・仮装)
エントリー
・1,979名+82組(フル:417名、ハーフ:608名、10km:533名、6km:172名、3km:180名、親子:82組、1.5km:69名)
気象
・天候(10時):晴れ
・気温(10時/札幌管区気象台):19℃/−%
・風向風速(10時/札幌管区気象台):北北西3m/s

レポート

  • 最寄りの駅から7時過ぎのJRに乗車、地下鉄に乗り換え、8時20分頃に会場到着。
  • 昨日の雨とは打って変わり、汗ばむほどの晴天。
  • ウォーミングアップ途中で、フルのスタート。公園内の沿道から応援。
  • エントリーした親子は、男女3kmとの、9時40分の同時スタート。
  • ピストルと同時に一斉にスタートダッシュ。いきなりそんなスピードで大丈夫かしらと心配したくなるようなランナーも多い。
  • 我が息子も、周りに影響され、明らかなオーバーペース。トラックを半周した所で、ペースを落とすよう声をかけた。
  • 400mのラップが74秒。それでも前を行くランナーは多い。
  • 競技場から公園内に移る。アコムの景行、掛塚両選手に抜かれる。周りにかく乱されることもなく、スタートから一定ペースなのだろう。追うことができない。さすが。
  • ペースも落ち着き、1人、2人と前走を捕らえ始める。難関の上り坂も、何とかクリア。
  • 緑橋を渡ると、残りは1kmを切っているはず。辛抱のしどころ。我慢の気を入れ直す。
  • 中央橋を渡り、右に折れる。最後の力を振り絞り、ラストスパート(したつもり)。ゴォ~ル。
  • ゴール手前で、名前を呼び声援いただいた。ありがとうございました。どなたか確認する余裕もなく、失礼いたしました。
  • 一息ついている間に、息子もゴールしたらしい。見そびれた。すまん。
  • それにしても年々数秒ずつ、タイムが悪くなっていく。どうしてかなぁ。たかが3kmと思い、前日走り込んだのが良くなかったのかな。ま、いいかぁ。汗を一杯かき、気持ち良く、精一杯の力で走ることができたのだから。
  • 2時過ぎの河川敷ランによる帰路途中、早足の選手、歩いている選手が、あきらめずにゴールを目指していることを知る。思わず、「頑張れ」と声を掛ける。関係者の皆さんも、まだ持ち場に付いている。本当に、頭が下がります。
  • 後日、無料でスナップ写真を配布してくれた例年の写真展も経費節減の流れか、今年はないようだ。残念ではあるが、気持ちの良い、すばらしい大会であることには、なんら変わりはないし、それを取り上げてマイナス点を付けるべきではないと思う。大事にしたい大会の一つだ。
  • 3kmは小学生の部を設定するか、小学生限定にするかなど、考えて欲しいもの。今年の男子の上位入賞者は、青年強豪がずら~り。大会目指して一生懸命練習してきたちびっこも少なからずいたはず。入賞のチャンスを大人が横取りするクラス設定は納得がいかない。改善を望む。

2003年7月27日(日)完走
第17回サフォークランド士別ハーフマラソン大会(北海道士別市)

大会概要

種目(コース)→ 要項
エントリーハーフ(公認)
・10K(公認)
・5K
・2K
エントリー
・1,114名(2km:155名、10km:405名、ハーフ:554名)
気象
・天候(10時):曇り
・気温/湿度(10時/アメダス士別):16℃/−%
・風向風速(10時/アメダス士別):北西4m/s

レポート

  • レース参加OKの診断だったものの、右足首に痛みを抱えて、前日26日の14時過ぎに札幌駅発の高速バスに乗車。
  • 士別到着後、会場設営作業を横目に、前日受け付けの終了間際の17時前に、受付を済ます。士別に宿が取れなかったので、名寄に移動、宿泊。
  • コンビニで買ったおにぎり2個とグレープフルーツジュースで朝食を済ませ、7時40分に名寄のホテルを出発、JRで移動。8時半には士別の会場到着。
  • 途中の電光掲示を見ると、気温は14℃。大暑も過ぎ1年で1番暑い時期のはずだが、肌寒いくらい。気温の点では、走りやすそうだ。むしろお昼過ぎから予想される雨が早まらないか心配。
  • ウィダーゼリーを摂り、ストレッチ、ウォーミングアップ後、スタート地点へ移動。点呼を受ける。
  • スタート5分前に、先導白バイ3台が既に待機する公道のスタートラインに付く。
  • 世界陸上代表の松岡理恵選手(天満屋)らが招待選手。ヱスビー食品、YKK、日清食品(実井選手)など実業団、法政、城西などの大学勢の精鋭が前方を占める。
  • 10時ちょうどのピストルで一斉にスタート(スターターはたしか市長さん?)。今回は1km4分のペースで走りきる、ペースダウンしても4分15秒で踏みとどまることが目標。
  • グリーンベルト(=中央分離帯)の長い直線沿道からの声援で送り出された。テーピングを施した右足には、軽い痛みはあるが、走りそのものに影響がないことを確かめながら、レース序盤を走る。日立の女子選手の後ろに少しだけつけたが、すぐに振り切られる。
  • 2キロ過ぎから3キロの手前までの直線の登り、最大の難関。1キロ弱で20mの登りだ。1周目は余裕だが、2周目が思いやられる。
  • 登りきった所で右に折れると3km地点。キロ4分のペースを刻んでいることを確認。
  • 今度は向かい風がきつい。いくつかの橋を渡るが、橋の前後は小さなアップダウン。これも、2周目は堪えそうな予感。
  • 7km過ぎで、後方からものすごい足音が迫ってくると思ったらあっという間に過ぎ去っていった。10kmのトップ選手だ。独走のようだ。
  • 1周目はほぼ目標ラップでクリア。2周目に入る。
  • 問題の長い坂に入る。やはり、きつい。ペースが落ちた。最大の山場と自らを鼓舞し、何とか上りきる。ラップを確認するとキロ4分17秒。2周目の前半だからまだ良かったが、後半だったらもっとペースが落ちたであろう。
  • 給水に課題を残した。どうもうまく飲めない。鼻に入ったり、量が取れない。苦しいところではとうとう、立ち止まってごくんと一口。
  • 下りに入ってもペースは落ちたままだ。我慢のしどころ。レースを作り直す。幸いに、1周目より向かい風は弱い。日立の女子選手1人捉えるが、15キロ過ぎに女性ランナー3人の集団に抜かれる。
  • 距離表示から、残りを計算しながら、ペースを徐々に上げる。
  • ラスト3kmは、声援に後押しされながら、精一杯の走り。長いグリーンベルトの直線を、後ろから来ていないか気にしながらのスパート。ゴール。
  • 2年ぶり2度目のハーフ。予想以上にきつかった。北海道マラソンへ向け、ある程度の調整はできたのではないかと思う(もう少しいけるかなと思っていたが)。
  • 街の規模からすると、沿道での応援も多く、大会運営も非常に気持ちのよいものだった。さすが「合宿の里」士別。大会関係者の皆さん、ボランティアの皆さん、そして沿道から声をかけてくれた皆さん、ありがとうございました。
  • 会場に掲示してあったコース案内図では、スポンジテーブルが2箇所設置となっていたが、実際はコップによる給水テーブルに変更されていた。スポンジテーブルもあると大変助かるのだが。また、私は浴びなかったが、コース中2箇所のシャワーは、炎天下のレースだったら、その効果を発揮したと思う。
  • レースとは関係ないが、サービスの入浴券を手に立ち寄った「ぷらっと」での入浴について一言。お風呂は、気持ち良かったが、シャンプー、石鹸がなかった。配備してもらいたいもの。

2003年8月31日(日)棄権
2003北海道マラソン(北海道札幌市)

大会概要

種目(コース)→ 要項
エントリーフル(公認)
エントリー:3,545名(男子:3,049名、女子:496名)
出走者:3,130名(男子:2,698名、女子:432名)
完走者:2,236名/71.4%(男子:1,969名/73.0%、女子:267名/61.8%)
気象
・天候(スタート時):曇り
・気温/湿度(スタート時):26.0℃/55%
・風向風速(12時/札幌管区気象台):北3m/s

レポート

  • 10日前のトレーニング中、ビルドアップの終盤で左太もも裏を痛めてしまいました。ハムストリングスの肉離れです。
  • 完全休養し、ハリに通ったりしましたが、時間切れです。前日の試しジョグでも、違和感が取りきれず、思う存分な走りができません。
  • 世界陸上の棒高跳びでの沢野選手。苦しいトレーニングの成果で、決勝進出。しかし、決勝前の試技で足を痛め棄権し、号泣の記事が先日報道されていました。レベルは天と地かも知れませんが、北海道マラソンを今シーズンの大きな目標に据え、ランナーズ連載「金さんのサブスリー道場」を8~9割こなしてきただけに、悔しい。涙の棄権です。
  • そういう訳で、初の沿道応援です。北24条通、北大農場の北側、15キロ地点の手前に1時前に到着。
  • ラジオの実況では、気温26℃とのこと。沿道では、暑すぎず心地よい。それほどの気温には思えない。
  • トップ集団が疾風のように過ぎ去ってから、しばらくして、一般ランナーがぽつぽつと、そして続々と続く。皆、足取りはまだ軽やかだ。知り合いを見つけては、声援を送る。
  • 自ら走るのをやめた人はいたようだが、15kmの関門閉鎖で、制限時間にかかったランナーはいなかったようだ。
  • 今度は反対車線の歩道に移動(30キロ過ぎ)。ここから35キロ過ぎまでが一番苦しいところだと思う。太陽が雲から顔を出し、急に日差しが強くなる。この直射は、きっと堪えるはずだ。ラジオでは28℃を伝えている。皆、給水が上手に取れているだろうか。
  • モデルの長谷川理恵さんは、第1折り返し付近で、リタイアしたらしい。
  • 折り返して来たランナーが、ワイナイナに続く。前半に比べ、足取りが重くなっているランナーが多い。いつも一緒に練習しているKさんも、来た。まだまだ余力がある様子。ここからが勝負と声援を送る。
  • あらかたのランナーを見送った後、ゴールの中島公園に移動。石狩街道からゴールまでの一番苦しいところが、確かだらだらの上り。しっかりとピッチを刻んで、全ランナーにはゴールを目指してもらいたいもの。
  • ウィニングロードの脇に立った時は、すでにサブスリーランナーがゴールした後だ。引き続いて続々とゴールを目指すランナー。ラストスパートをかける余裕のランナーもいれば、足を引きずりながら歯を食いしばって早歩で進むランナーもいる。
  • Kさんも無事(?)ゴール、良かった。足は大丈夫だろうか。とにかく、お疲れさまでした。
  • 30キロ地点で予想したゴールタイムを大きく越えるケースが多いようだ。予想以上に上がった気温が堪えているのか。
  • 最終ランナーが、ボランティアスタッフを従え、ゴール。レース終了。
  • 完走した皆さん、完走できずにリタイアした皆さん、本当にお疲れさまでした。
  • この晴れ舞台にエントリーしながら、走ることのできなかった体が、沿道から声援を送りながらも、むずむずしてしようがなかった。来年こそは、体調を整え、絶対に走りきりたいものだ。明日からが、1年の始まりです。

2003年9月7日(日)完走
第11回原始林クロスカントリー大会(北海道江別市)

大会概要

種目(コース)→ 要項
・10K(一般男女)
・5K(一般・中学男女)
エントリー3K(小学・親子)
エントリー
・814名(10km:377名、5km:156名、3km:177名+52組)
気象
・天候(10時):晴れ
・気温/湿度(10時/アメダス江別):20℃/−%
・風向風速(10時/アメダス江別):南南東3m/s

レポート

  • 2週間以上も経つのに、痛めた左太もも裏(ハムストリングス)は回復していない。復調具合を確かめるために4日前に行った軽いジョグで、症状はまた逆戻り。
  • この大会に出るために、北海道マラソンを棄権したというのに。世の中、思うように行かないものだ。昨日のハリが、利いたのか、疼痛が少し和らいでいるのが、せめてもの救いだ。
  • 快晴とはいかないが、気持ちの良い晴れ空の下、朝8時30分に自宅を出発。
  • 15分ほどで会場に到着。例年より参加者が多いせいか、会場近くでは、車の列ができている。
  • 受付を済ませ、ペアを組む息子と、ストレッチ・ウォームアップを行う。軽いジョグなら足は大丈夫のようだ。問題は、息子のレーススピードに耐えられるかだ。
  • 9時30分過ぎから開会式。昨年に引き続き、特別ゲストとしてSTVアナウンサーの喜瀬ひろしさんが10kmに参加とのこと。
  • スタート地点のラグビー場横へ移動し、スタートを待つ。
  • ファミリー3kmは、10時05分の第2スタート。前列に位置取り、ピストルと同時にスタート。
  • 予想どおり、有力ペアが飛び出す。息子も良く追っている。私も息子を追いかける。このスピードなら、何とかいけるかもしれない。アザラシさんとLEONさんの声援から、力をもらう。
  • 300mほど走ったところで息子の横についてみると、息づかいが苦しそうだ。オーバーペースのようだ。野球場横で、低学年ペアのトップ、2位に抜かれる。息子の手を引くが、足がついてこない。
  • キャンプ場内の周回では、10mも遅れてしまった息子をペースを落とし拾う。そこで同じクラスのペアに抜かれる。
  • 残り1km、頑張りどころだ。テニスコート横を抜け、競技場へ。競技場手前で、1組に抜かれる。
  • 息子にはもう、余力はなく、追うことができない。それでも精一杯の走りを見せてくれている。
  • 最後は、手を繋いでのゴール。
  • 親子ペアも今年が最後。走り終えた後の爽快さを再認識させてくれた息子に感謝、感謝、もう一つ感謝。
  • 走りだしたら、足のことは全く気にならなかった。早速、持ちこたえてくれた足をアイシング。明日、痛みがでないか心配だが、次のレースは10月なので、今度はじっくり休養することにしよう。
  • 表彰式に続いて、12時からお楽しみ抽選会。目玉景品は、スポーツ商品券(3万円分)、MDウォークマン、カシオ腕時計。12時10分には全日程終了。
  • 大会関係者、ボランティアの皆さん、本当にありがとうございました。ランニングのすばらしさを、思い出しました。
  • ケチのつけようのないすばらしい大会でした。

2003年10月5日(日)完走
第28回札幌マラソン(北海道札幌市)

大会概要

種目(コース:ハーフ/10K5K/3K/2K)→ 要項
・ハーフ(一般男女)
・10K(一般男女・高校男)
・5K(一般・車いす)
エントリー3K(中学男女・親子)
・2K(親子)
エントリー
・9,687名(2km:171名+272組、3km:450名+184組、5km:1,485名+車イス11名、10km:3,072名、ハーフ:3,586名)
気象
・天候(10時):晴れ
・気温/湿度(10時/札幌管区気象台):14.5℃/53%
・風向風速(10時/札幌管区気象台):東南1.5m/s

レポート

  • 6時30分起床、肌寒い。ずいぶん雨が降ったようだ。
  • 8時過ぎに車で自宅を出発。札幌大通地下駐車場に車を置いた後、地下鉄で真駒内へ。
  • 北海道最大規模のマラソン大会。会場周辺は既ににぎやかだ。9時15分には受付を済ます。
  • どうも札幌マラソンとは相性が悪い。昨年は風邪のため、棄権。今年は、北海道マラソン前に痛めた左ハムストリングスの回復が思わしくない。ファンランでの相棒の息子も風邪気味。
  • ここしばらく、全く練習ができなかったが、小6の息子との最後の親子マラソン。これまでは、力一杯の走りを強要してきた。しかし今回は、お互いこんな状態。無理しない程度に走ることを確認しあう。せめて最後くらいは、走ることの、本当の楽しさを思い出として残してやりたいと思う。
  • 着替え、ストレッチ、ウォーミングアップを済ますと、もう、スタート15分前だ。スタート地点に付く。
  • いつもなら上位入賞者の常連親子たちと一緒に最前列に近いところに位置取りするが、今回は前から5、6列目といったところ。
  • 第1、2スタートを送り出し、いよいよファンラン3kmの第3スタートだ。1分前・・・、10秒前、パーンとピストル。
  • 前方から順に、動き出し、そして走り出す。スタート後間もなく、5mくらい前方の子供が転んだ。避けるために、繋いだ手を離し、私は右に、息子は左に分かれた。
  • 再び手を繋ごうと探すが、息子がいない。名前を呼ぶが返事がない。もしやと思い、立ち止まる。逆走を試みるが、思うようにいかない。転んで靴が脱げた子がいると、子の手を引く親が教えてくれた。最初の子供の転倒に、どうも巻き込まれたみたいだ。
  • しゃにむに、10mほど戻ったが、息子の姿が見えない。おろおろしていると、息子の呼ぶ声だ。
  • 転倒した子供を避けようと、スピード緩めた所を後ろから足を踏まれ靴が脱げ、転んだとのこと。膝と手を擦りむいている。この先、走るか本人の意思を確認した上で、最後方からの巻き返しだ。
  • 「ゆっくり、楽しく」のスタート前の思いはどこへやら。きつそうに走る息子を励ましながら、次々と前走を捉えていく。もう脚のことは言ってられない。
  • 競技場に入り、ラストスパート。最後は親子の絆を確かめるように、手を力強く握りしめ、ゴール。良くやった、我が息子。
  • 思いもしない展開となったが、それはそれで、思い出深い、最後の親子マラソンとなった。ありがとう。
  • すばらしい大会を演出してくださった大会関係者、ボランティアの皆さん、本当にありがとうございました。
  • タグによる記録計測は初めてだった。記録計測自体は、チップと同様、スムーズだったが、レース後、ゼッケンから取り外すのに一苦労。走行中の落下を防ぐためにテープで固定しているのだが、これが頑強過ぎるのだ。お陰で、タグとの交換で参加賞を受け取る際は、大混雑。チップの方が、スムーズな大会運営となるのではないか。

2003年10月12日(日)完走
2003原始林マラソン大会・第29回江別市民マラソン大会(北海道江別市)

大会概要

種目(コース)→ 要項
・10K(一般男女)
エントリー5K(一般・中学男女)
・3K(小学)
・1K(小学1~3年)
エントリー
・5名(1km:9名、3km:10名、5km:32名、10km:4名)
気象
・天候(11時):晴れ
・気温/湿度(11時/アメダス江別):16.1℃/−%
・風向風速(11時/アメダス江別):0m/s

レポート

  • 左太もも裏の肉離れから、もう2ヶ月も経つのに、違和感が消えない。完全休養せずに、時々レースに出ているせいだろう。
  • 前日、6日ぶりにジョグを行うが、途中で痛めている箇所にピリッと痛みを感じたため2kmで中止。
  • 当日は、9時20分に自宅を発ち、9時40分には会場到着。
  • 10時過ぎに開会式。決して大きな大会ではないが、それにしてもいつもより一段と参加者が少ないようだ。
  • 11時に10km、5km、3kmの一斉スタート。スタート前までは、ジョギングペースで完走が目標だったが、ピストルの音を聞いた途端、ランナー魂に火がついた。故障が完治しないのは、これが原因なのだが。
  • 競技場を1周回して、公園に飛び出す。上位に食らいつけたのもここまで。週に1回、軽いジョギング程度しかできていないのだから、しようがない。
  • 息も早々に上がってしまったが、この苦しさが、なつかしくうれしい。
  • 何度も走り、知り尽くしたコースだ。走り出してしまえば、テーピングを施した脚のことは気にならない。
  • 競技場に戻り、ラスト200m。後方すぐに靴音が迫る。このままでは、かわされると思い、ラストスパート。
  • 家族の声援を受け、ゴォ~ル。倒れ込んでしまった。
  • タイムは良くないが、現時点では精一杯の走りができたと思う。満足。
  • ストレッチの後、すぐアイシング。後先のことを考えず走ってしまった。また明日から、しばらく走れないのかなぁ。
  • 15分繰り上げて、12時15分から最終種目の小学低学年1km。その後の各組の表彰をもって、12時40分には全日程終了。
  • 大会関係者の皆さん、とわの森三愛高校の学生さん、ありがとうございました。とてもローカルな大会ですが、秋の1日、気持ち良く過ごさせていただきました。
  • 昨年なかった完走証配布、記録掲示、参加賞が、今回はちゃんとあった。運営面は大きく改善されていた。
  • 3kmを走った息子の話だと、上位がキャンプ場横を右折し運動公園西ゲートに入ってすぐ左折するところを誤って直進してしまい、その後正規コースに誘導されたようだ。立て続けに右折、左折が続く所だけに、誘導員の増強をお願いしたいもの。

2003年10月26日(日)完走
第24回北海道ロードレース(北海道札幌市)

大会概要

種目(コース)→ 要項
エントリーハーフ(一般男女)
・10K(一般男女)
・5K(一般・高校・中学男女)
エントリー
・2,252名(5km:298名、10km:774名、ハーフ:1,180名)
気象
・天候(10時):晴れ
・気温/湿度(10時/札幌管区気象台):10.0℃/41%
・風向風速(10時/札幌管区気象台):西南西1m/s

レポート

  • 曇り空の中、7時30分前に自宅を出発。JR、地下鉄を乗り継いで、8時40分には受付を済ます。
  • 雲の合間に、一部青空も見える。予報どおり雨はなさそうだ。
  • 肌寒い気温のせいだろう。屋外に陣取っている人は少ない。私も建物内に、一人分のシートを置かせてもらう。
  • ストレッチ、ウォームアップを済ませ、9時15分からの開会式に臨む。
  • アザラシさん、LEONさんにご挨拶。皆さん、体調を崩していたり、故障上がりで、万全ではない様子。
  • レースウェア、シューズに替え、スタートラインに着く。
  • それにしても、8月中旬に肉離れを起こしてから、長い2ヶ月だった。故障直前に比べ、6~7割の状態だが、ジョグペースなら、ハーフを走れるくらいまでになった。目標は、キロ5分ペースで1時間45分、あわよくば1時間40分切り。
  • 10時ちょうどのピストルで、ハーフのスタート。持ちタイムでは、それほど遅いほうではないと思うのだが、競技場内でのスタートダッシュで続々と追い抜かれる。公園内に飛び出してからだ。女性にも抜かれる。故障上がりの身、先は長いと自分に言い聞かせ、ペースを上げることなくマイペース維持に努める。
  • 公園を後にし、河川敷に出る。心配していた風も、このペースでは気になるほどではない。後半もこの程度で収まってくれることを祈りながら、序盤を走る。
  • 最初の距離表示の5kmポイント。時計を確認して、びっくり。目標タイムよりずいぶん早いのだ。周りの速いペースに惑わされ、ジョグよりちょっとだけ速く走っているつもりのマイペースが、実は相当早いことにやっと気がつく。大きなレースから遠ざかっていたこともあるのだろう。
  • まだそれほど苦しくないし、何よりレースを走れる喜びに時折頬が緩む。行けるところまで行くことに決め込む。
  • 10kmも入りのペースを維持して通過。
  • スピード維持の練習を全くしていない中、持ちこたえられたのもさすがに15kmまでだった。ペースがキロ15~20秒も落ちている。
  • 時間経過を確認したくては、時計を見、次の距離表示まであと何百mと回らぬ頭で計算する。こうして苦しさの波を紛らわす。
  • 河川敷を後に、気力を振り絞り公園を目指す。
  • 公園に戻り、中央橋を登ると、競技場内に敷かれた鮮やかな緑の人工芝が目に飛び込んできた。そしてまっすぐ200m先にはゴール。後ろから迫る足音を振り切るように、ラストスパート。そしてゴール。
  • 満足に走ることのできなかったシーズン後半ではあったが、最後は本当に気持ちの良く走ることができた。これで、来シーズンにつなげることができる。今シーズンも終わりにしようと思う。
  • 順次表彰式が行われ、11時45分からは抽選会。14時過ぎには全日程が終了。
  • 北海道マラソンクラブの皆さん、大会関係者の皆さん、本当にありがとうございました。心配していた雨もなく、気持ちの良い大会でした。
  • 賞品の多い抽選会は毎年楽しみにしているが、この時期、天候も不安定なことが多いことから、短時間で効率的に抽選会を進めて欲しいものだ。とにかく体が冷えた。
  • 10月30日付け道新スポーツに全記録が掲載されたが、プログラムでは10月31日掲載と誤記があった。