2004シーズンの参加大会
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2004年4月29日(木・祝)
第34回岩見沢ロードレース(北海道岩見沢市)
大会概要
種目(
コース
)→
要項
・10K(一般・高校男)
5K(一般・高校・中学・小学男女)
エントリー
・179名(26名/小学男女3km、54名/男5km、28名/女5km、71名/男10km)
〈完走者:23名/3km、69名/5km、61名/10km〉
気象
・天候(10時):晴れ
・気温(10時/岩見沢測候所):12.3℃/34%
・風向風速(10時/岩見沢測候所):北北西3m/s
レポート
前脛腓靱帯と腸脛靱帯の炎症も完治とはいかないが、何とかシーズン幕開けのレースに間に合った。
8時30分に自宅を出発。高速経由で9時過ぎには会場に到着。
アザラシさん、LEONさん、けんいちさんにご挨拶。皆さん、体調万全ではない様子。お互いの健闘を誓う。
晴天の中、9時30分からの開会式、コース説明。
スタート5分前にスタート地点に着く。足に不安があったため、今回は5Kへのエントリー。
10時ちょうどのピストルでスタート。横には顔見知りの強豪、早速マーク。
しかし、競技場を飛び出してすぐに離される。ジョギングを再開したばかりの体では、スピードの継続は無理だった。早々に我慢のレース、アップダウンが続くコースでの消耗戦を強いられることとなった。風は気にならない程度だ。せめてもの救いだ。
競技場に戻り、ラスト100mをスパート。そしてゴール。
タイムはともかく、現在の実力を出し切ることができたと思う。今日から始まるシーズンを充実したものにしたい、そしてできるという手応えを掴んだ気がする。
レース終了後、閉会式、表彰式を経て、全日程終了。
規模も私にとってちょうど良く、好きな大会のひとつです。毎度ながら、気持ち良く走らせていただきました。大会関係者の皆さん、ボランティアの皆さん、ありがとうございました。昨年まであった、ゴール後の給水の再開を是非お願いします。
2004年6月13日(日)
第19回アコムさっぽろ祭り市民マラソン(北海道札幌市)
大会概要
種目(コース:
フル/ハーフ/10K/6K
、
3K
)→
要項
・フル(一般男女)
・ハーフ(一般男女)
10K(一般男女)
・6K(一般男女)
・3K(一般男女・親子)
・1.5K(一汗・仮装)
エントリー
・1,837名+79組(フル:378名、ハーフ:526名、10km:488名、6km:161名、3km:173名、親子:79組、1.5km:69名、一汗[当日エントリー除く]:111名)
気象
・天候(9時):晴れ
・気温(9時/札幌管区気象台):16.1℃/68%
・風向風速(9時/札幌管区気象台):北北西6m/s
レポート
左股関節周りの痛みが取れず、前日に痛み止めの注射。
レースで悪化させないよう、キロ4分30秒のペース走トレーニングのつもりで走ろうと思う。今回のレースが終わったら、北海道マラソンを走るためにも、まず痛みを取りさることに専念しようと決意した次第。
受付け終了時間の8時半以降でも大会本部にて受付けしてもらえることを事前に確認しておいたので、8時40分過ぎにマイカーにて自宅発。真駒内アイスアリーナの駐車場に車を止め、9時半過ぎには受付けを済ます。それでも私のエントリーした10Kのスタート時間11時15分まで、まだ1時間半以上もある。
ウォーミングアップをしながら少しずつ気持ちを高める。故障の違和感はあるが、スタートは切れそうだ。何とか10キロだけ、持ちこたえてもらいたいもの。
ハーフの選手を11時05分に送り出し、いよいよ10キロのスタートだ。アコム陸上部の菅野、影行、石田の3選手の後ろに位置取りし、CMでお馴染みの小野真弓さんのピストルで飛び出す。
はやる気持ちを押さえてはいるつもりだが、ついついピッチがあがりぎみ。競技場を後に真駒内公園にコースを移す。いつもは前半の難関となるスタート間もない1キロ過ぎの上りも、今回は余裕がある。
キロ4分の壁(私には見えるような気がする)が、菅野選手と一緒にどんどん前へ遠ざかる。追いたい気持ちを必死で押さえる。
河川敷に入った途端、向かい風を感じる。日差しも強い。一定ペースを刻んでいるつもりなのだが、距離表示がなくラップが確認できない。設定したキロ4分30秒より早いのは確かだ。
折り返し後、残り3キロの距離表示。追い込んだ走りをしていないものの、決して楽ではない。ここでトップ争いをしているフルの2選手に抜かれる。
残り2キロ、そして1キロのそれぞれのラップでやっと、ちょうどフルマラソンのサブスリーペースであることを知る。
競技場前の橋を渡り右折し、ゴールを目指す。ゴール前でかわされるのは悔しいので、後ろから迫ってくる気配はないものの念には念を入れ、気持ちばかりのラストスパート。沿道から拍手を貰いながら、ゴール。
故障を抱えた中で完走できたという安堵感。現時点では精一杯の走りだったのだが、追い込んだ走りができなかった物足りなさ。複雑な心境だ。爽快感65~70点といったところ。
まずは痛みが取れるまでランを休むことにしよう。一日も早く、万全の練習をこなせるようになりたいもの。
大会関係者の皆さん、ボランティアの皆さん、歴史ある大会の運営、本当にお疲れ様でした。気持ちよく、走ることができました。
コース上の距離表示ポイントをもう少し、増やすことはできないだろうか。10キロの場合、ラスト3、2、1キロの3箇所だけだった。
一汗マラソンだけは、スタート位置がスタジアムの外。案内板には掲示があったが、プログラムにも明記してもらいたい。何しろスタート位置を探している参加者が何人もいた。スタート後にやっとそれが分かり、あわててスタート位置に向かって走っていた参加者もいた。
2004年7月25日(日)
第18回サフォークランド士別ハーフマラソン大会(北海道士別市)
大会概要
種目(
コース
)→
要項
ハーフ(公認)
・10K(公認)
・5K
・2K
エントリー
・ー
気象
・天候(10時):ー
・気温/湿度:−℃/−%
・風向風速:−m/s
レポート
今度は、右ふくらはぎを痛めてしまった。
北海道マラソンのスタートラインに立つことを優先させ、棄権の決断。
2004年8月29日(日)
2004北海道マラソン(北海道札幌市)
大会概要
種目(
コース
)→
要項
フル(公認)
エントリー:4,405名(男子:登録1,041名、一般2,721名、女子:登録214名、一般429名)
出走者:3,852名
完走者:3,032名/78.7%(男子2,636名/3,295名=80.00%、女子396名/557名=71.09%)
気象
・天候(スタート時):小雨
・気温/湿度(スタート時):17.5℃/80%
・風向風速(12時/札幌管区気象台):南南東7m/s
レポート
7月1日に右ふくらはぎを肉離れし、トレーニングを再開できたの、8月に入ってから。
練習不足のため、変な気負いはない。テーピングなしの身体で望めることに感謝しながら、来年に繋がる走りをしたいと意気込む。
9時30分に自宅を出発。大通に車を止め、地下鉄に乗り換え、11時前にはスタート会場の真駒内屋外競技場に到着。
曇り空。気温も20℃を下回っている。競技中もこのような条件だろうか。例年は厳しい気象条件だけに半信半疑。
レースウエア、シューズに替え、バナナ2本とウィダーゼリーを摂り、荷物を預けた後、11時20分過ぎに競技場内に入る。
ストレッチを終え、ゼッケン順のプラカードに従い整列。約4,000名の参加者、前も後ろ一杯だ。
スターターを務める高橋はるみ北海道知事が目の前を通過、所定の位置に着く。
霧雨が降ってきた。暑さではなく、雨が心配になってきた。上空には取材・放送のヘリコプター。
と集団が動き始める。
スタートライン到達まで、ちょうど30秒。競技場から公園を通り、公道へ。混雑でペースが上がらない。いくらなんぼでも遅すぎる。
女子選手をかわしながら、徐々にペースを上げる。3K付近で、ようやく混雑も緩和。ペースを掴む。
設定より早めだが、走りは、快調だ。
5km付近では、小学生バンドによる応援の演奏。前回同様ジーンときた。さぁ、いくぞぉ~、42.195キロの旅。
10kmを過ぎ、創成川通りへ。アンダーパスは想定外。行きはいいが、帰りは堪えるかもしれない。
紙コップの端を折り、給水を取ろうとするが、上手に飲めない。不足分はスポンジの水を吸う。幸いに、雨の心配はなさそう。気温も高すぎず、走りやすい。
20km付近で、先頭集団とすれ違う。周回コースとは違い、折り返しコースでは、一流選手の走りを目にすることができる。これも楽しみ。
中間点もクリア、第1折り返しを通過。今の実力からすると、少し早すぎるかもしれない。今日は、どこから苦しくなるのだろうか。
新琴似一番通りに出た途端の風。きつい。行きは追い風だったのだろうが気が付かなかった。我慢、我慢。
30km地点では、立ち止まり給水とアミノバイタルをしっかり摂り、残りの距離に備える。
長い創成川通りでは、徐々にペースが落ちる。35km手前では、少しつらくなってきた。残り7キロ。
一条大橋から第2折り返しへ。つらさの波が徐々に大きくなる。1キロごとの距離表示を確認し、残りを言い聞かせながらピッチを刻む。
一条大橋の下り。大腿前面に疲労性の痛み。抑えが利かない。肉体的も限界が近いことを知る。練習では30キロのペース走を1回しかこなせなかったのだから無理もない。残り2キロ。
駅前通りでは、沿道からの大声援から力をもらいながら、最後の気力を奮い立たせる。
中島公園に入る。今回も公園に入ってからゴールまで長かった。最後は自然と両手を挙げて、ゴール。
ボーイスカウトの少年からメダルを首からかけてもらう。最高の達成感。この一瞬を求めて走った42.195km。いや、この瞬間を1年間、追い求めてきたような気がする。北海道マラソンは私にとって特別なレースである
完走証を受け取り、マッサージを受けた後、4時30分前に帰路につく。
大会関係者、ボランティアのみなさん、北海道高等盲学校附属理療研修センターのみなさん、沿道のみなさん、本当にありがとうございました。皆さんのお陰で、今年の北海道マラソンも特別なレースでした。
完走証発行所のテントでは、受け取ろうとする疲れ切った選手で溢れかえっていました。当日配布は有り難いのだが、スムーズな配布方法の健闘を望む。
2004年9月5日(日)
第12回原始林クロスカントリー大会(北海道江別市)
大会概要
種目(
コース
)→
要項
・10K(一般男女)
5K(一般・中学男女)
・3K(小学・親子)
エントリー
・1,017名(10km:489名、5km:210名、3km:230名+44組)
気象
・天候(10時):晴れ
・気温/湿度(10時/アメダス江別):21.5℃/−%
・風向風速(10時/アメダス江別):南南東5m/s
レポート
北海道マラソンから1週間。ようやく疲れが取れてきた反面、左膝(半月板?)に違和感。念のため、テーピングを施す。
8時30分に自宅を出発。8時45分には受付を済ます。絶好のランニング日和。
ともに北海道マラソンを走った見慣れた顔も多い。
9時30分から開会式。年々規模も大きくなり、江別市制施行50周年記念大会の今回は、参加者が初めて千人を越えたとのこと。
10時の小学生3kmをトップに、競技開始。順次の時差スタート。
私のエントリーした5kmは最終の10時30分スタート予定だったが、先にスタートした10kmのランナーとの間隔を取るため、3分後ろ倒しとのこと。
プラカードの後ろに整列後、1分前にスタートラインに着く。そして、ピストル。
周りのスタートダッシュに惑わされないよう、押さえ気味でレースに入る。
キャンプ場を過ぎ、勝負所のだらだら坂の林道へ。ペースを落とさないように、ピッチを刻む。
折り返し手前では、折り返してくる選手のゼッケンから自分の順位を確認。さあ残りは半分、多くは下りだ。気持ちを入れ直す。どこまで自分を追い込めるか楽しみだ。
残り2K地点で、10Kの先頭に一気に抜かれる。さすがだ。運動公園内に戻り、あと1キロ。4分弱の我慢だ。
テニスコート横を抜け、競技場へ。後ろを振り向き、後続が迫っていないことを確認。
ラスト50mは、スパート。そしてゴール。記録も戻りつつあることを確認し、ひとりでニンマリ。
順次表彰が行われ、その後、お楽しみ抽選会。目玉景品は、スポーツ商品券(3万円分)、MDウォークマン、カシオ腕時計、そして喜瀬ひろし賞。12時25分には全日程終了。
大会関係者、ボランティアの皆さん、本当にありがとうございます。皆さんのお陰で、楽しく走らせていただくことができました。
豚汁も美味しくいただきました。地元でのすばらしい大会でした。
2004年9月20日(日)
第19回豊平川サーモン駅伝(北海道札幌市)
大会概要
種目(
コース
)→
要項
・8K/3名(ファミリー、ジュニア)
10K/4名(一般女子、混成、壮年)
・29K/5名(一般男子、一般混成)
エントリー
・214組/931名(8km:15組、10km:109組、29km:90組)
気象
・天候(10時):晴れ
・気温/湿度(10時/札幌管区気象台):20.3℃/42%
・風向風速(10時/札幌管区気象台):南西4m/s
レポート
所属するスキークラブのメンバーとともに参加。
前日の雨も尾を引くこともなく、好記録の期待できる気象条件。クラブバスで8時半前には会場に到着。早速、ベースキャンプ(?)を設置。
私は1区のk担当。親子マラソンでは馴染みのある距離。僅かな自信と、駅伝としてどんな走りができるか、チームの足を引っ張らないかとの思いが交錯。
ウォーミングアップを兼ねて、コースを試走。22条橋、19条橋をくぐり、折り返すコースを確認。風もさほど気にならない。
第1スタートの時間はエントリーチーム数の関係から、当初の10時から桙�時40分に前倒し、点呼は9時25分からとのこと。あわてて、ゼッケンを安全ピンで留め、準備を急ぐ。
我がチームがエントリーした壮年組と同時スタートのファミリー組、ジュニア組、一般女子組の第1走者の点呼後、4、5m幅のスタートラインにつく。
カウントダウンに続き、ピストルの音と白煙。
ジュニア数名と、私と同年代の男子2。3名が飛び出す。遅れまいと、スタートダッシュで追いかける。
22条橋の手前でジュニアの多くは減速。遅れまいと気負いすぎた私も、入りは明らかなオーバーペース。先行する壮年についていくことは早々に諦め、ペースダウンを最小限に抑え、タスキを継ぐことに気持ちを切り換える。我慢。
19橋橋手前では、一般女子のトップに、折り返し後の19条橋では年輩走者にかわされる。悔しいが、ペースアップする余力はなかった。
数メートルの距離を保った先に、多少太めのランナー。このランナーだけはかわしたいと、チャンスを狙う。私同様、きつそうだ。
22条橋に手前で、僅かに距離が縮まった。抜く時は一気にの鉄則に従い、力を絞り出す。もう一杯一杯だ、抜き返されないだろうか。残り、2,3百メートル、クラブメンバーの声援に力づけられる。そして、やっとの思いで次走の待つ中継点に戻ってきた。お願いしますと言ったつもりだが、声になっていたかどうか、緑色のタスキを第2走者に託す。
しばらくその場を動くことができなかった。タイムはさて置き、とにかくタスキを繋ぐという責任は果たした。
タスキの重み・プレッシャー、市民駅伝でもそういったものがあることを知る。
第2走以降も懸命の走りでタスキを繋ぎ、そしてフィニッシュ。
クラブからは我がチームを含め7チームが参加。すべて好成績。レース後の焼き肉パーティーも盛り上がる。
表彰式に引き続き行われたお楽しみ抽選会をもって、全日程終了。
個人レースとは一味違った駅伝の醍醐味・難しさを、楽しませていただきました。関係者のみなさん、参加者のみなさん、お疲れさまでした。
第3スタートの全チームゴール後に、表彰式がスタート。スムーズな大会運営の観点では、第1、第2スタート分の表彰を先行して行うなどの配慮を期待する。
2004年10月3日(日)
第29回札幌マラソン(北海道札幌市)
大会概要
種目(コース:
ハーフ/10K
、
5K/3K/2K
)→
要項
ハーフ(一般男女)
・10K(一般男女・高校男)
・5K(一般・車いす)
・3K(中学男女・親子)
・2K(親子)
エントリー
・10,286名(2km:215名+257組、3km:261名+154組、5km:1,521名+車イス11名、10km:3,195名、ハーフ:4,035名)
気象
・天候(10時):曇り
・気温/湿度(10時/札幌管区気象台):15.0℃/41%
・風向風速(10時/札幌管区気象台):北北西2m/s
レポート
午前9時に自宅をマイカーで出発。大通に車を置き、地下鉄に乗り換える。降車後、真駒内公園内の競技場へ向かう。
先日の台風18号はここでも猛威を振るっていた。樹木が倒れ、景色が一変したところもある。そんな様子を横目に競技場には、10時15分に到着。
ストレッチ、ウォーミングアップに続き、バナナとウィダーゼリーでエネルギーを補給。
曇り空だが、雲の合間から時折日が差している。気温が低ければ、Tシャツで走ろうかとも考えたが、いつものレースウエアで大丈夫そうだ。ユニフォームに着替え、荷物を預けた後、11時20分前に集合場所に向かう。
昨年は親子に出場したため、今年エントリーしたハーフの持ちタイムがない。そういう訳で、私のゼッケンは2600番台、スタート位置は最後尾グループだ。ナンバーの書かれたプラカードの後ろに並ぶ。ちょうどさけ科学館前だ。
先にスタートする10Kの選手は既に五輪通りに出て整列している。11時35分、10Kのスタート。最後列の選手がスタートラインに到達するまで随分かかっているようだ。次のスタートとなるハーフは、さらにかかりそうだ。
11時45分ころ、先頭がスタートラインに向かい移動を始める。それに伴い前から順に列がゆっくりと動き出す。そして、私の並ぶグループが五輪通りに出る前に、ピストルが鳴った。スタートだ。
しかし、列の歩みのスピードは先程となんら変わりはない。左の縁石の上を駆けていくランナーもいる。コースを左端に取り、早足で前の方へ出ようと試みるが、すぐ前が詰まってしまう。気持ちだけがはやる。
スタートラインにやっと到達、歩みが早足に変わった。アイスアリーナを左手に左折するものの、ジョギングよりもまだ遅いペースだ。自分のペースで走れるのはどのあたりからだろうか。
左端の隙間にコースを取り、徐々にスピードあげる。たまに前が開けるとと、全力に近いスピードで一気に前へ出る。
1K過ぎまで、ジグザグにコースを変えながら、少しでも前へと、多少無理しながらも進む。
3K手前で、やっとペースを掴む。5キロの実質のラップを見ると、下りが多かったとは言え、思ったレース展開ができなかなった中、20分を切っている。スピードアップ・ダウンを繰り返したため、入りはオーバーペース気味だ。後は、やっと掴んだペースの落ちをどこまで押さえ込めるかだ。幸いに風もさほど感じないし、走りやすい気温だ。
パークホテル前で、先頭グループをすれ違う。駅前通りにコースを移す。左右の沿道には大勢の人。一番賑やかなかところを折り返し、南にコースを変える。
南大橋を渡り、豊平川サイクリングコースへ。残り11キロ余り、追い風だ。助かった。15K頃からラップはそれまでよりキロ5~10秒くらい落ちてきた。我慢だ。
苦しさの小さな波が押し寄せ始める。そんな時、前に仮装ランナー3人が見えた。負ける訳にはいかない。順に、そして一気にかわす。
河川敷を離れると、競技場が見えた。ここからが長いことは、事前に頭にたたき込んでおいた。2600番台のゼッケンではとても狙えないと思っていた1時間30分切りも視野に入ってきた。我慢、我慢。
残り1キロ、最後の力を振り絞り、ペースアップ(のつもり)。競技場内に入り、そして100m。精一杯のラストスパートで、ゴール。来年の若いゼッケンが約束されたことを実感。
大会関係者の皆さん、ボランティアの皆さん、北海道最大規模のレース運営、お疲れさまでした。都心を含むコースを楽しく走ることができました。
抽選会が事前抽選となるなど、効率的な大会運営となっていた。ただ毎度のことだが、前年の同大会でのタイムのみで、スタート位置を意味するゼッケンナンバーを決めるのはどうかと思う。他の大会タイム、あるいは自己申告タイムなども考慮するなど改善を望む。
2004年10月10日(日)
2004原始林マラソン大会・第30回江別市民マラソン大会(北海道江別市)
大会概要
種目(
コース
)→
要項
・10K(一般男女)
5K(一般・中学男女)
・3K(小学)
・1K(小学1~3年)
エントリー
・41名(1km:3名、3km:14名、5km:20名、10km:4名)
気象
・天候(11時):曇り
・気温/湿度(11時/アメダス江別):15.9℃/−%
・風向風速(11時/アメダス江別):0m/s
レポート
普段の心がけが良いせいか(?)、心配された台風22号も東方海上に抜け、降雨の心配は不要。
9時30分には受付を済ます。記念すべき30回目の大会にも拘わらず例年より、人出が遅いのか、会場の競技場は寂しい。
10時過ぎに開会式、続いて注意事項の伝達。ストレッチ、ウォームアップを済ませ、10時45分にはスタートラインに着く。ここのところの疲れが抜けきらず、身体が重い。苦しいレースの予感。
11時に10km、5km、3kmの一斉スタート。エントリーした5Kは、競技場を1周してから公園に飛び出すコース。昨年の優勝者をマークするが、ラグビー場横で、早くも付いていけず諦める。さらに1人にかわされ、苦しい序盤。
硬式野球場裏までにもう一人に抜かれる。折り返しまでは我慢と言い聞かせる。
キャンプ場を過ぎ、折り返しまでが最後の登り。先頭との差は縮まらない。折り返してくる選手を数え順位を確認。
折り返した後は、得意の下り。残り2K位の距離のはず。キャンプ場前で前走との距離が詰まる。残り1.3K、踏ん張りどころと気合いを入れ、一気にかわしスパートする。
競技場に戻り、ラスト150m強。後方からの靴音は聞こえない。最後の力を振り絞り、ゴ~ル。
全選手ゴール後の小学低学年の1kmはスタート時間を20分繰り上げて、12時10分から。一番盛り上がるはずの最終種目だが、参加者3名は寂しい。ちなみに昨年は、8名の参加。
競技終了後、ほとんどの選手が入賞の表彰式。12時30分過ぎには全日程終了。
大会関係者の皆さん、とわの森三愛高校の学生さん、ありがとうございました。シーズン終盤のレース、楽しく走らせていただくことができました。
歴史ある大会、もう少し盛り上げるようPRを工夫してはどうだろうか。
昨年あった記録掲示がなかった。小学3Kの2名がコースが分からず、タイムなしとなったようだ。昨年もコース誘導に課題が残ったように記憶している。改善を望む。
2004年10月24日(日)
第25回北海道ロードレース(北海道札幌市)
大会概要
種目(
コース
)→
要項
ハーフ(一般男女)
・10K(一般男女)
・5K(一般・高校・中学男女)
エントリー
・2,186名(5km:270名、10km:731名、ハーフ:1,185名)
気象
・天候(10時):曇り
・気温/湿度(10時/札幌管区気象台):10.9℃/45%
・風向風速(10時/札幌管区気象台):北西4m/s
レポート
前日は冷たい雨。レースウエアに悩む最高気温13℃の予報。
8時10分、マイカーで自宅を出発。レースコースとなる豊平川河川敷を見下ろしながら、一路真駒内へ。
アイスアリーナ駐車場に車を置き、9時には受付を済ます。
更衣室に陣取った後、ストレッチ・ジョギングでウォームアップ。寒ければTシャツでもと思っていたが、いつものレースウエアでOKだ。
エントリーしたハーフのスタートは、10時。スタートラインに集合。1,185人のエントリーとのこと。
さあ、今シーズンの最終レース。シーズンの総括そして来シーズンにつなげる走りをしたいもの。
曇り空へ向かい、スターターがピストルを撃つ。
競技場を1周してから公園内へとコースを移す。なぜか、顔が緩む。いろいろあったシーズンだったが、こうして最終レースを迎えることのできた喜びなのか。
五輪通りをくぐり、河川敷へ。弱い向かい風だ。風による体力の消耗も気にすることはなさそうだ。
豊平川にかかる12本の橋の下をくぐるコース。もはや笑顔はない。歯を食いしばり、ひたすら前を追う。
5Kポイントでタイムをチェック。予想外のハイペース。喉が乾く。
8K付近での給水。潤いを得て、落ちかけたピッチを立て直す。10K、中間点、折り返しとハイピッチを刻む。
アザラシさん、LEONさんとすれ違う際に、お互いを励ます。
2度目の給水。欲張ってコップを両手に取り、一口だけ喉へ流す。むせてしまった。結果、両手にしたコップの水をこぼしてしまい、空に。取り直そうにも、給水テーブルは既に後方に。給水失敗。
気を取り直し、河川敷を戻る。15Kポイントを過ぎ、残り5K。1時間25分切りに届きそうだが、きつくなってきた。
落ち気味のラップを1Kごとに確認しながら、落ちを最小限にとこらえる。
ラスト1Kを4分35秒で駆けると、念願の1時間25分。
もうここまできたら、気持ちだけで走る。野球場横を抜け、中央橋へ。橋の頂点から、先の競技場内のゴールが見える。25分切りを確信。精一杯のスパートで、ゴールを駆け抜けた。
春先は足首、腸脛靱帯、7月にはふくらはぎの肉離れと、シーズン前半は故障に泣いたものの、北海道マラソンには何とか間に合い、そして今日のシーズン最終レース。来年につながる走りができた。
ゴール後は、アザラシさん、LEONさん、そして紹介いただいたOgamanさんとお互いの健闘をたたえ合う。
順次表彰式が行われ、1時まえから抽選会が始まり、2時過ぎに全日程終了。
主催の北海道マラソンクラブの皆さん、関係者の皆さん、ありがとうございました。私にとって外すことのできない大会となりました。
多数の景品がある抽選会、毎年楽しみにしているが、事前抽選を取り入れるなど、効率的な運営を望む。例年より今年は幾分気象条件には恵まれていたが、寒空の中の1時間は、長すぎると思う。