2007年5月5日(土・祝)完走
第19回豊平川ラン&ウォーク(北海道札幌市)

大会概要

種目(コース
エントリーハーフ(公認)
・10K(公認)
・5K
・3K

エントリー
・3,017名(ハーフ:1,613名、10km:672名、5km:279名、3km:249名+102組)
気象
・天候(10時):晴れ
・気温/湿度(10時/札幌管区気象台):13.1℃/62%
・風向風速(10時/札幌管区気象台):北3m/s

レポート

  • 4月15日の道南「春一番伊達ハーフマラソン」で幕を開けた北海道のマラソンシーズンも、大会前日の5月4日に桜の開花宣言があった札幌に場所を移し、約3千人のランナーが、真駒内屋外競技場からネーミングライツで名称の変わったセキスイハイムスタジアムを発着とする10キロとハーフの陸連公認コースを含む、4つの距離でタイムを競いました。
  • この時期はまだ寒いことも多い札幌ですが、当日は天候、気温にも恵まれ絶好のマラソン日和となり、真駒内公園内の桜を横目に、真剣な子供・親子、シリアスランナーからファンランナーまで、思い思いのペースでレースが繰り広げられました。
  • ハーフに申し込んだものの先週の日曜日の筋トレで受けた魔女の一撃(別名:ぎっくり腰)で半分、参加を諦めていた私ですが、当日朝の様子をみて出走を決めました。そんな調子での、ぶっつけレースでしたが、何と昨年より7秒遅れで完走することができました。それでも、レースの前後には、久々に再会した友人の多くのランナーたちと挨拶を交わすことができました。
  • 完走と引き替えに今度は右足首(外くるぶしの後ろ、後脛腓靱帯?)を痛めたようです。50歳代に突入にし、懸ける思いをもって臨んだ今シーズンですが、とんだ開幕となってしまいました。この先、どんなシーズンになることやら。
  • 皆さんもケガには、ご注意を。

2007年6月3日(日)完走
第27回千歳・日航国際マラソン(北海道千歳市)

大会概要

種目(コース
・フル
エントリーハーフ
・10K
・3K

エントリー
・9,496名(フル2,861名、ハーフ:3,469名、10km:2,037名、3km:571名、ファミリー3km:558名/259組)
気象
・天候(10時):曇り
・気温/湿度(10時/新千歳空港測候所):12.3℃/−%
・風向風速(10時/新千歳空港測候所):南南西6m/s

レポート

  • 10月の札幌マラソンと並ぶ道内屈指の規模を誇る千歳JAL国際マラソンが、北海道の空の玄関口である道央・千歳市で開催され、過去最高の9千5百名のランナー(エントリー数)が、青葉公園を発着のフル、ハーフ、10キロ、3キロの4コース・26種目で日頃の練習の成果を競いました。
  • 自然豊かな支笏周辺の林道の中を、鳥の声、川のせせらぎを聞き、新緑の香りを満喫しながらのコースとなっているのが特徴で、アップダウンもあります。特にフルでは、スタートから折り返しまで、高低差200mを登るタフなコース設定です。
  • 当日の気温は12℃余り、天候も晴れで絶好のコンディション。アメダスの観測では風があったようですが、林の中ではまったく気になりませんでした。
  • 私の参加したハーフのスタート(9時30分)で競技が始まりました。1時間45分のペースランナーも用意されていました。
  • 私は、大きなペースダウンもなく、9月9日の北海道マラソンに向け、ほぼ狙い通りの走りができました。
  • これだけのマンモス大会の運営にご苦労された関係者、ボランティア、自衛隊の皆さんに感謝したいと思います。ありがとうございました。
  • ただ、今後に向けいくつか運営について改善してもらいたい点を上げたいと思います。まず最初は、コースについてです。林道を後に支笏湖通に出るポイントで、車を通すために競技が中断されてしまいました。その間、1分弱。種目によっては入賞に影響が出たランナーもいると思います。
  • 2つ目は、手荷物預かり所での混雑です。下の写真の通りで、受け取るのに私は30分かかりましたが、まだ良い方だったようです。預かった荷物の置き場所が番号などで整理されていなかったことがトラブルの原因のようでした。

2007年6月17日(日)完走
第19回おたる運河ロードレース大会(北海道小樽市)

大会概要

種目(コース
エントリーハーフ
・10K
・5K
・2.5K

エントリー
・1,671名(ハーフ:660名、10km:629名、5km:326名、2.5km:56名)
気象
・天候(9時):晴れ
・気温/湿度(9時/小樽特別地域気象観測所):19.1℃/62%
・風向風速(10時/小樽特別地域気象観測所):東北東2m/s

レポート

  • 快晴の青空の下、観光の町、港町、そして坂の町で知られる小樽市で、千六百名余りのランナーがエントリーし、午前9時のハーフマラソンのスタートを皮切りに、10キロ、5キロ、2.5キロを20の種目で、日頃の練習の成果を競いました。
  • 色内埠頭公園大会会場をスタートし、ハーフマラソンは運河沿いから小樽築港駅を過ぎ、線路を越えて港沿いに大会会場まで戻った後、小樽水族館駐車場を折り返すコースです。
  • 私は初めて大会でハーフマラソンに参加しました。海に近いので平坦なコースと想像していましたが、前半は小さなアップダウンが何ヶ所かあり、20℃近い気温の影響もあり、上り坂ではきつかったものの、水族館を折り返す後半は、磯の香りを鼻に気持ち良く走ることができました。5キロごとの給水も、ラスト1キロ地点を除きしっかり取りました。
  • ゴール後は、美味しいみそ汁サービスをいただきました。会場内にはその他、ランニンググッズ、飲食など、多数のテントが張られ、賑わいを見せていました。
  • 観光スポットを駆け抜けるコースで、交通規制・整理も大変そうでした。役員、関係者の皆さん、給水を始めとするボランティアの皆さん、暑い中、長時間にわたり、ご苦労さまでした。
  • ただ、ハーフマラソンの距離ですが、相当短いと思います。大きな大会ですので、もう少し精度を上げた距離の確保をお願いしたいと思います。

2007年7月1日(日)完走
第2回豊平川マラソン(北海道札幌市)

大会概要

種目(コース
エントリーフル
エントリー
・当日受付含み約280名
気象
・天候(9時):晴れ
・気温/湿度(9時/札幌管区気象台):17.6℃/59%
・風向風速(9時/札幌管区気象台):北5m/s

レポート

  • 北海道・札幌市に拠点を置く市民マラソンクラブのナイアガラMCが主催する「第2回豊平川マラソン」が、7月1日、晴天の下、8時30分からの開会式に続き、札幌市街を縦貫する豊平川両岸のサイクリングロードをコース(一部、未舗装)とする42.195キロで開催され、当日参加を含め約280名のランナーたちが3種目で午前9時のピストルを合図に、健脚を競いました。
  • 制限時間も7時間と緩やかなため幅広い年代が参加しており、観光を兼ねた道外からのランナーも数多く、遠来賞を手にしていました。
  • 憩いの場としても市民生活に欠くことのできない豊平川は、札幌中心部を流れるため数多くの橋があます。当日は発着の南大橋を含む大小18の橋の下を往復くぐり抜け、一番上流の「藻岩上の橋」で対岸に渡り、2箇所で折り返すコースで、単調になりがちな景色の中で、次々に視界の先に現れるそれぞれ形状に特長のある橋をくぐり抜けては次へと繰り返して、ゴールを目指しました。
  • 最初は心地良かった風も、疲労の出てきた終盤には、強烈な向かい風となり、私は35キロ以降、体力の消耗とも重なり大幅なペースダウンとなってしまいました。
  • 5キロごとの給水ではスポーツドリンクと水、給食ではバナナと黒糖、30キロ以降ではスイカが用意され、要所には誘導員が配置され、5キロごとの距離表示もあり、またドクターランナーの参加もあるなど、手作りながら心配りのきいた、とても気持ちの良い大会でした。タイムを取るか、スイカを取るか、悩んだ挙句、食べそこなったスイカだけが心残りでなりません。
  • ナイアガラMC、関係者の皆さん、本当にありがとうございました。

2007年7月29日(日)棄権
第35回釧路湿原マラソン大会(北海道釧路市)

大会概要

種目(コース
エントリー30K
・10K
・3K
・ウォーク30K
・ウォーク15K

レポート

  • 左ふくらはぎ肉離れのためDNS。

2007年8月19日(日)完走
第43回北商ロードレース(北海道北竜町)

大会概要

種目(コース
エントリー20K
・10K
・5K
・3K
エントリー
・431名(20K:159名、10K:148名、5K:81名、3K:17名+13組×2名)
気象
・天候(10時):晴れ
・気温/湿度(10時/アメダス深川):22.5℃/−%
・風向風速(10時/アメダス深川):東北東2m/s

レポート

  • 夕張の再建を応援する「がんばろう!夕張マラソンフェスティバル」と同じ日の8月19日、北海道北空知の北竜町で第43回北商ロードレース大会が、430名余りの参加者を得て開催され、夏空の下、20キロ、10キロ、5キロ、3キロのコースを9種目で競い合いました。
  • 一面に咲き誇るひまわりの丘を駆け抜け、田園地帯を往復するコースはアップダウンがあり、猛暑も一段落したとは言え正午には約25℃と厳しい条件の中での大会となりましたが、12時半には拍手に迎えられ最終ランナーもゴールし、事故もなく無事に日程を終了しました。
  • 給水も2箇所(往復コースなので4回の給水)に準備されており、喉だけでなく、ヒートアップした体・頭を冷やすランナーも見受けられました。
  • 3週間後に控えた北海道マラソンの調整にと、20キロに参加した私は、予想外のアップダウンと、田園コースの単調さに苦しめられましたが、暑熱馴化にちょうど良い訓練となりました。
  • 全記録を掲示板に掲示にみで、記録証・完走証はありません。少し寂しく感じました。
  • また年齢別に種目設定してくれたらと思いましたが、この規模では無理なのでしょうか。

2007年9月2日(日)完走
第15回原始林クロスカントリー大会(北海道江別市)

大会概要

種目(コース
エントリー10K
・5K
・3K

エントリー
・1,149名(10K:159名、5K:181名、3K:259名+63組×2名)
気象
・天候(10時):晴れ
・気温/湿度(10時/アメダス江別):22.7℃/−%
・風向風速(10時/アメダス江別):東南東3m/s

レポート

  • 第15回原始林クロスカントリー大会が、北海道・札幌市の東隣りに位置する江別市で、9月2日(日)、野幌総合運動公園を発着とし、途中、舗装路や、走りづらい砂利道、自然豊かな林道では木漏れ日の中と変化に富んだコース(3キロ、5キロ、10キロ)の18種目で、過去最大の1,148名のエントリーを得て、熱いレースが繰り広げられました。
  • 1週間後に迫った北海道マラソンの調整にと参加したランナーも多かったのではと思います。そういう私もその一人ですが。
  • 当日の朝、女子マラソンの土佐選手が世界陸上で銅メダルを獲得した大阪ほどではないものの、日差しも強く、お昼前には気温も25度前後まで上昇、熱中症で救急車で搬送される選手も出たほどでした。
  • 色々なサービスが充実しているのもこの大会の特徴です。
  • まず参加人数の増加に伴い増床したトレーナーテントには、本格的なスポーツマッサージを受けるランナーたちが列を作り、レース前後のコンディションを整えていました。
  • また、ゴール後にサービスされる恒例の豚汁を楽しみに毎年参加しているランナーもおり、皆、舌鼓を打ちながら、疲れた身体に栄養を補給していました。
  • お楽しみ抽選も充実しており、地元物産を中心とする数多くの景品が用意されており、事前抽選により、当選したゼッケン番号を掲示し、景品を引渡すなど、大会運営も大変スムーズでした。
  • 本当に楽しい一日を過ごさせていただきました。ありがとうございました。さあ、来週は北海道マラソンです。

2007年9月9日(日)完走
2007北海道マラソン(北海道札幌市)

大会概要

種目(コース
エントリーフル(公認)

エントリー
・エントリー5,197名(出走者数4,557名、完走者数2,760名、完走率60.6%)
気象
・天候(スタート時):曇り
・気温/湿度(スタート時):29℃/54%

レポート

  • 8月下旬に開催された世界陸上大阪の関係で、例年より2週間遅れの9月9日、「北海道マラソンが」道都・札幌市で、過去最多エントリーの5,197名を数え、開催されました。
  • 例年だと9月の声を聞いた途端めっきり涼しくなる北海道ですが、台風9号一過の当日はコース上の最高気温が32℃と、いつもと同じ真夏の厳しい条件下でのレースとなりました。
  • 今回から、陸連登録者は真駒内屋外競技場(真駒内セキスイハイムスタジアム)から、未登録者は真駒内公園園路からと、2箇所からの同時スタートとなり、12時10分に熱い戦いの火ぶたが切って落とされ、男子は日清食品のギタヒ選手、女子はセカンドウィンドACの加納選手の優勝選手をはじめとするアスリートの快走ぶりが全国放映されました。
  • 昨年から一部変更となった陸連公認のコースは、4キロ過ぎの第1折り返しから90mほど下る前半の後は、29キロの第2折り返しを含み比較的平坦なコースで、沿道からの声援は途切れることがなく、特に大通公園からゴールの中島公園までの市内中心部では、体力の限界を超えた選手たちをゴールまで運んでくれました。
  • 40キロの最終関門閉鎖が3時間48分とハイレベルな上、厳しい気象条件の中で、完走率が60%という数字が、いかに真夏のマラソンが難しかったかが分かります。給水、スポンジは十分に用意されていましたが、それでもけいれんを起こしたり、担架で運ばれるランナーも多かったようです。また、新聞を見る限り、大きな事故はなかったようです。
  • 私はと言うと、想定以上の気温上昇に、設定ペースの修正ができなままのレースとなり、案の定、後半失速の典型となってしまいました。それでも一度も立ち止まることなく完走出来たのが収穫です。ゴール後は、毎年楽しみにしているマッサージサービスを受け、疲れた脚をほぐしてもらいました。
  • 大会関係者の皆さん、ボランティアの皆さん、応援に駆けつけてくれた皆さん、有り難うございました。

2007年9月30日(日)完走
第17回函館ハーフマラソン大会(北海道函館市)

大会概要

種目(コース
エントリーハーフ(公認)

エントリー
・2,089名(ハーフのみ男子:1,791名、女子:298。参加者数:1,924名、完走者数:1,661名)
気象
・天候(10時):晴れ
・気温/湿度(10時/函館海洋気象台):17.9℃/55%
・風向風速(10時/函館海洋気象台):南2m/s

レポート

  • 秋晴れの天気の中、2007函館ハーフマラソンが、マラソン日本記録保持者の高岡選手、北海道マラソンで2度優勝の渡辺選手をはじめとする招待選手を迎え、約2千名のランナーたちが、千代台公園陸上競技場を発着とする21.0975kmに挑みました。
  • 前半の第1折り返しを挟む大きなアップダウンや、天気によっては強い浜風の影響でタイムは出づらいコースですが、沿道からの途切れることのない声援を昨年経験し、その熱気にすっかり魅せられた私は、昨年に続き2度目の参加となりました。
  • 路面電車の走る市街地、津軽海峡に面した海岸線、湯ノ川温泉と飽きることのないコースが大きな魅力です。
  • また心配された風も当日はとても穏やかでしたが、日差しが強く体感温度は気温の19℃を越えていました。
  • 昨年は残念なことに地元の男性ランナーがゴールの競技場手前で倒れ死亡したことから、今年は「函病アスリートクラブ」の医師ら23人がメディカルランナーとしてコースを走ったほか、AEDバイク隊7班が万が一の際には4分以内に現場に到着するよう、手厚い医療体制が組まれました。万全の体制の下、今年は事故はなかったようです。
  • 大会関係者・医療関係の皆さん、ボランティアの皆さん、ありがとうございました。短い北海道の秋の一日、会心の21.0975キロでした。

2007年10月7日(日)完走
第32回札幌マラソン(北海道札幌市)

大会概要

種目(コース:ハーフ/10K5K/3K
エントリーハーフ(公認)
・10K(公認)
・5K
・3K

エントリー
・10,420名(ハーフ:4,268名、10km:3,322名、車イス5km:6名、中学3km:307名、小学3km・2km:497名、ファンペア3km・2km:676名、オープン5km:1,344名)
気象
・天候(10時):晴れ
・気温/湿度(10時/札幌管区気象台):20.3℃/46%
・風向風速(10時/札幌管区気象台):南南東7.0m/s

レポート

  • 低気圧の接近で雨が心配された「第32回札幌マラソン」は、私が「晴れ男」と言うことばかりではないと思いますが、晴れわたった秋空の下、真駒内公園を発着とする2キロからハーフまでの21種目で、9,555名の参加者を集めて、午前10時の中学生3kmの第1スタートで競技が開始されました。
  • ハーフに参加した私は、道都・札幌のメインストリートを折り返す前半は大勢の声援を受けほぼ設定タイムで駆け抜けましたが、復路の5kmほど続く豊平川河川敷での強烈な向かい風に苦しめられた後はペースを回復させることができず、目標タイムを2分ほど下回ってしましました。出張や飲み会などで先週からの疲れが抜けきっていなかったせいもあるかもしれません。
  • ゲストの元スケート五輪代表・三宮恵利子さんは3kmに参加するほか、スキー五輪代表の夏見円さんも応援に駆けつけてくれました。またカネボウの高岡選手も、先週の函館マラソンに続いて招待選手として道都を颯爽と駆け抜けていました。
  • 短い北海道の秋の1日、気持ち良い汗をかくことができました。スタート前にいつも探すのに苦労するトイレも今年は十分に仮設されていました。マンモス大会を運営された役員、関係者、ボランティアの皆さん、本当にありがとうございました。

2007年11月4日(日)完走
第19回フルマラソン挑戦会(北海道苫小牧市)

大会概要

種目(コース
エントリーフル

エントリー
・約300名(完走191名)
気象
・天候(9時):晴れ
・気温/湿度(9時/苫小牧測候所):9.4℃/54%
・風向風速(9時/苫小牧測候所):南1m/s

レポート

  • 11月4日、晴れわたった秋空の下、「第19回フルマラソン挑戦会」が、北海道・苫小牧市の緑ヶ丘公園と、隣接する総合運動公園内を走る10キロ周回コースで開催され、道内各地から集まった約200名のランナーが終わりゆく秋の日の一日を思う存分満喫しました。
  • 11月ともなるとめっきり寒くなる北海道ですが、当日早朝の気温も零下を記録しましたが、日中は最後の秋を惜しむような日差しで、お昼には13℃程度まで上昇するなど、風もなく、絶好のマラソン日和となりました。
  • 緑ヶ丘公園の時計塔下で開会式、平坦なコースですが折り返し点が多いコースの説明が8時10分からあり、池の対岸から8時30分過ぎにスタートとなりました。まず池を反時計回りに2周半した2.195キロ地点で時計塔に戻った後、10キロの周回コースに入ります。4周回でちょうど42.195キロとなります。8の字状の周回コースのため、一旦5キロで、時計塔に戻ることになります。ここにはエイドステーションが設置され、水・スポーツドリンクのほか、バナナ、チョコ、パン等が用意されていました。
  • これまで距離が短いのではと言われていたようですが、今回、若干のコース変更で、距離も修正されたとのことです。
  • 11月23日の大田原マラソンの調整として、32キロ過ぎまでのペース走として参加した私ですが、途中棄権するのが惜しくなり、最後まで走りきってしまった。その結果、思いも寄らぬ自己ベストを記録しましたが、その代償として脚が上がらなくなってきた終盤、ちょっとした段差につまづき大転倒し、膝を擦りむいてしまいました。今年の夏に買ったばかりのタイツ(CW-X)に開いた穴が、擦り傷以上に痛かった。
  • 主催者の苫小牧トライアスロン協会の皆さん、手作り大会の運営、お疲れさまでした。シーズン終盤、楽しい一日を過ごすことができました。

2007年11月18日(日)完走
2007さっぽろさよならマラソン(北海道札幌市)

大会概要

種目
・ハーフ
エントリークォーター

エントリー
・エントリー573名(ハーフ290名、クォーター283名)
気象
・天候(11時):雪
・気温/湿度(11時/札幌管区気象台):-0.2℃/78%
・風向風速(11時/札幌管区気象台):北西9m/s

レポート

  • 低気圧の通過で荒天の天気予報の下、大会シーズンの終わりを告げる「2007さっぽろさよならマラソン」が、道都札幌の市民憩いの場である豊平川河川敷の幌平橋下流を発着、北13条橋間をクォーターは1往復、ハーフは2往復するコースで、開催されました。
  • 積雪こそなかったものの、スタート時の気温はマイナス、激しく降りだした雪の中での大会となりました。雪雨決行のこの名物大会に道内各地から600名近い強者ランナーが集い、11時のクオーターのスタートに続き、11時10分のハーフのピストルと同時に、大会シーズンの終わりを惜しむように、次々とコースに飛び出していきました。中にはランシャツ、ランパンと寒さ知らずの若者もいます。
  • 11月23日の大田原マラソンの調整にと、私はクォーターの部に参加しました。今シーズン20キロ以下のレースに参加してなかったので、10キロ前後のレースにおける周りのスピードに改めて驚かされました。
  • 折り返してからは時折強くなる向かい風に苦しめられましたが、無事完走。記録を確認後、東京国際女子マラソンの経過を気にしながら帰路につきました。
  • 大会関係者の皆さん、本当に寒い中、お疲れさまでした。道内最後の大会を心に刻むことができました。

2007年11月23日(金・祝)完走
第20回大田原マラソン大会(栃木県大田原市)

大会概要

種目(コース
エントリーフル(公認)
・10K(公認)

エントリー
・2,306名(フル1,509名、10K797名)
気象
・天候(11時):晴れ
・気温/湿度(11時/アメダス大田原):8.1℃/−%
・風向風速(11時/アメダス大田原):北北西8m/s

レポート

  • 11月23日の勤労感謝の日に、栃木県・大田原市の美原公園陸上競技場を発着とする日本陸連公認大会の「第20回大田原マラソン」が開催され、フルマラソンと10キロのコースを総勢2071人(エントリーは2320人)が駆け抜けました。
  • フルマラソンは、参加資格が「4時間以内に完走できる者」と市民大会としては国内屈指の狭き門となっており、全国各地から集った実力者ランナーが、2周回する高低差40m程度の比較的平坦なコースを、気温10℃前後の下で走るため、記録が出やすく、高速レースとしてつとに有名な大会となっています。
  • 大会に先立ち「第2回大田原車いすマラソン大会」が同会場10キロコースで開催されたり、駅伝などで有名な大学や実業団選手も招待選手として参加したり、上位入賞者をパリマラソンへ派遣するなど、話題に事欠かない大会です。
  • また給水(ゼネラル)・スポンジテーブルが十分用意されているほかに、一般ランナーにも10・20・25・30・35・40キロの6ヶ所にスペシャルドリンクの配置が許されており、加えて3時間・3時間30分のペースセッターが走るなど、運営面でも、自己記録更新を後押ししてくれます。
  • 当日の気温は8℃。晴れ渡った空の下、好記録が期待されましたが、それに反して突風に近い北西からの強風が、周回コースの後半(14キロ過ぎおよび34キロ過ぎから)には向かい風となり、自己記録更新には厳しい条件での大会となりました。これが名物の季節風「那須おろし」でしょうか。
  • ついに50歳代の仲間入りとなったことから数少ないチャンスであわよくばサブスリーをと強い思いを抱え、前日泊で現地に乗り込み、レースに臨んだ私でしたが、その強風に屈してしまいました。気負いすぎで飛ばしすぎた入りの10キロのツケが、向かい風を受けたこともあり1周回目の後半に早くも出ました。20キロ過ぎには、1群の足音が後ろに迫ったかと思うとあっと言う間に横をすり抜けていきます。3時間のペースセッターとそれに続く10人程度の1群です。明らかにスピードが違います。追うこともできません。レース中盤にして早くもサブスリーの壁、力不足を思い知らされます。さらに2周回目の35~40キロのラップは向かい風の中で体力を消耗してしまい24分台と落としてしまいました。それでも、この条件下では粘れた方だと思います。3時間4分台でのタイムで、自己ベスト更新です。
  • レース中は慣れないスペシャルドリンクにも戸惑ってしまいました。エネルギー補給としてインターネット通販で直前に購入したトップテン(サトー製薬)をスポーツドリンクで薄め、25キロ・35キロ(下写真の右から3・5番目)に配置したのですが、スペシャルドリンク設置がないはずの15キロ地点に、このうちの1つが置かれているのです。レースの組み立てから、25・35キロでのエネルギー補給は欠かせません。15キロで手にしたということは、25キロか35キロのどちらかには、スペシャルドリンクはないのです。もうパニックです。
  • レースが終わり冷静に考えてみたら謎が解けました。15キロで手にしたものは、実は35キロのスペシャルドリンクだったのです。2周回目で取るべきところを勘違いして、1周回目で手にしてしまった訳です。結局25キロ地点に置いたスペシャルドリンクを手にしながら走り、少しずつ口にすることで、30キロ手前まで持たせてエネルギー補給することで、事なきを得ました。
  • ランシャツ・ランパンにアームウォーマー、手袋のいでたちで、レース中は寒さはまったく気になりませんでしたが、その前後、とりわけゴール後は寒くて仕方ありませんでした。そんな時、なめこ汁の無料サービスがおなかの中から暖めてくれました。このほか、コーヒー・紅茶、豚肉バーベキューの飲食無料サービスやテーピング、鍼・マッサージの無料マッサージ、餅つきなど、イベント・サービスも豊富で、参加者だけでなく応援に来た人たちも楽しめる大会でした。ただレース後のマッサージですが、先にゴールした10キロの選手たちで溢れ、待ち時間が1時間もありの受けられなかったのが残念です。フルマラソン完走者に対する配慮があってもいいのではと思いました。
  • レース後は大会の余韻を楽しみながら塩原温泉、日光を妻と一緒に観光して翌24日夜に雪景色の北海道に戻りました。大会関係者の皆さん、ボランティアの皆さん、ありがとうございました。本当にすばらしい大会運営でした。私の中では、機会があれば、再び参加したい大会のベストワンです。