2.スキーの種類と用具 |
(4)初めて買うのはどんなスキー? |
既に紹介したものを含め、市販されている主なスキーは以下のとおりだと思います。これからクロスカントリースキーを始めよう思っても、どんなスキーを選んだらよいのか迷うことも多いでしょう。そこで、初めて購入する方に参考になればという観点から、私の考えを紹介します。
【市販されているスキーの大まかな種類】
・歩くスキー(ワックス・タイプ)
・歩くスキー(ノーワックス・タイプ)
・クラシカルスキー(ワックス・タイプ:レース用)
・クラシカルスキー(ノーワックス・タイプ:レース用)←最近出てきた
・スケーティングスキー(レース用)
・クラシカル・スケーティング兼用のコンビスキー
初めて買うスキーお薦めチャート
A
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スケーティングスキー:
集中的にトレーニングさえすれば、短期間で上達可能です。歩くスキー大会、大衆レースに参加しながら、距離にも慣れるようにしましょう。クラシカルなどには目もくれず、レースに励んでください。 |
B
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歩くスキー:
現在は、ノーワックスタイプが主流です。まずは滑歩。次にクラシカル走法と雰囲気を掴みながら、慣れましょう。歩くスキー大会などに参加してみるのもよいでしょう。 |
C
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ジョギングシューズ:
スキーとは言いません。ウォーキング程度を手始めにトライしてはいかがでしょう。外が雪なら、近くの体育館という手もあります。 |
Bの補足:
歩くスキー(ワックス・タイプ、ノーワックス・タイプ)を購入して、クラシカル走法の練習を重ねたり、大会などに参加しているうちに、いずれクラシカルスキーやスケーティングスキーが欲しくなるものです。クラシカルスキーを購入すると先に買った歩くスキーは不要になるかというと決してそんなことはありません。シーズンの始めや終わりはコース上に落ちている木枝などでスキーの滑走面を痛めやすいので、この時期は安価な歩くスキーを使うのがお薦めです。高価なクラシカルスキーを最初に購入し、途中で挫折してしまうこともあるでしょうから、まずは歩くスキーから始めてはいかがでしょうか。もちろん、クラシカルスキーを最初に購入するのは良くないと言うことではありませんが。最後はご自身で判断してください。
私は恥ずかしげもなく初めて買った歩くスキーで、北海道で唯一の大衆クラシカルレースである北海道クロスカントリーマスターズ大会に2シーズン続けて参加しました。
歩くスキーの練習で、クラシカル走法も上達してくると、あるいは後ろからスイスイ追い抜いていくスケーティングを見ていると、次はスケーティングにもチャレンジしたくなるものです。その時にはスケーティングスキーを用意しましょう。何しろ、大衆レースの指定走法はほとんどの場合フリー走法(ほとんど人はスケーティング走法を選択)ですから。クラシカル走法が身についていると、スケーティング走法への移行は比較的簡単と言われています。その逆は難しいとのことです。
(私の場合)
・1シーズン目:歩くスキー(ワックス・タイプ)
・2シーズン目:スケーティングスキー
・3シーズン目:クラシカルスキー
・4シーズン目:スケーティングスキー×2セット
いったい何本スキーを用意したらいいのだろう?(素朴な自分自身への疑問)
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