2007年1月6日(土)完走
第9回日本障がい者クロスカントリースキー競技会・第9回全日本知的障がい者クロスカントリースキー選手権大会(北海道旭川市)

大会概要

種目(コース
エントリー6Kフリー(1部・一般男女)
・3K(2部・ジュニア・一般男女)
・チャレンジ1.5K
エントリー
【1部】
・シット2名/3K、立位16名/6K、ID17名/6K
【2部】
・シット1名/3K、立位5名/3K、ID1名/3K
【ジュニア】
・立位1名/3K、ID4名/3K
【一般オープン】
・11名/6K、3名/3K。
【チャレンジ】
・6名/1.5K。
気象
・天候(12時):曇り
・気温/湿度(12時):-7.0℃/64%,
・風向風速(12時):0m/s

ワックスデータ

スキー(ベンド)/ストラクチャー
・ATOMIC Beta RS:10 Race 184cm(soft)/R-0.4浅
グライド
・ベース:〈TOKO〉LF Gray
・レース:〈TOKO〉HF Red+IceGreen 2:1
・トップ:〈TOKO〉JetFF Moly(焼付)
評価・感想
・旧雪のハードバーン。その意味では、ワックスの差はさほどなかったと思う。

レポート

  • 午後から猛烈に低気圧が発達する予報の中、日本障がい者クロスカントリースキー競技会・全日本知的障がい者クロスカントリースキー選手権大会が、聴覚障がい者デフリンピック(アメリカ)および知的障がい者世界大会(ポーランド)の壮行試合を兼ねて、選手、ガイド、役員など160名が北海道・旭川市富沢クロスカントリースキーコースに集い、盛大に開催された。
  • 暖冬少雪の影響は、北都の旭川もしかりで、コース確保、整備が大変だったと関係者から聞いた。加えて、ここ数日降雪がないため、コースは相当のアイスバーン状態で、横滑りするスキーが選手たちを苦しめ、特に下りのカーブでは、転倒者が続出していたものの、昨年のトリノ・パラリンピックで活躍した日本代表選手たちも参加し、ハイレベルの走り、滑りを見せてくれた。
  • 天気は幸いにして、穏やかで、レースには全く支障はなかった。選手たちの熱い思いが天に届いたのだろう。
  • 翌日は、猛烈な風のため、予定されていた屋外イベントは、急遽富沢小学校体育館に会場を移し、開催された。北海道日本ハムファイターズのマスコットB・Bを迎え、会場は盛り上がりを見せ、全日程を終了した。
  • 私はというと、少雪で練習不足ということもあるのだろうが、勝負に対する執念も歳とともに薄れいくような気がする。自分が納得する滑りだけは追い求めていきたいと思う。こうして50歳を迎えるシーズンが幕を開けた。

2007年1月28日(日)完走
北海道スキーマラソン2007(北海道北広島市)

大会概要

種目(コース:スキーマラソン/歩くスキー
エントリー30Kフリー(一般男女)
・15Kフリー(一般男女)
・歩くスキー10K
・歩くスキー5K
エントリー
・1,149名(30km:317名、15km:339名、歩くスキー10km:318名、歩くスキー5km:175名)
気象
・天候(10時):晴れ
・気温/湿度(10時):-3℃/-%
・風向風速(10時/アメダス恵庭島松):東北東1m/s

ワックスデータ

スキー(ベンド)/ストラクチャー
・ATOMIC Beta RS:10 Race 184cm(soft)/R-0.4浅
グライド
・ベース:〈TOKO〉WorldLoppet Red
・レース:〈TOKO〉HF Red+IceGreen 1:1
・トップ:〈TOKO〉JetFF Moly(焼付)
評価・感想
・ソフトな圧雪コース。『HFレッド→JetFF(パウダー)03焼付け→Helx warm』も用意していたが、当日朝の試走の感触から、旭川・障がい者クロカン(01/06)で使用したスキーをそのまま使用。特に、下りでの加速感は良かった。2周回目は、コースは荒れ、ザクザク状態のため、ワックスの違いはあまりなかったのではないか。

レポート

  • 本格的なXCスキーシーズンの幕開けとなる「北海道スキーマラソン2007」が、昨年から冬季休業中の札幌北広島プリンスホテルのゴルフコース周辺で、過去最多の1,037名の参加者が、クロスカントリースキーの30キロ、15キロ、歩くスキーの10キロ、5キロに挑んだ。
  • スタート前には、日が差し出し、気温はマイナス3℃と絶好のコンディションの中、午前10時の北広島市長のピストルを合図に、最長の30キロから順に、アップダウンもそれほどきつくないコースへと飛び出していった。
  • 記録的な暖冬、少雪のため、コース確保は大変だったと思う。一部、ブッシュが覗いていたところもあったが、概ね圧雪のソフトコースで、思う存分大自然を満喫できるコース設定だ。
  • 私はと言うと、風邪による咳のため直前まで参加を悩んだが、無理をしない程度に長い距離の練習として参加を決断したものの、ピストルの音を聞いて飛び出した瞬間から意外と動く体まかせの30キロとなった。大自然の中での運動は本当に気持ちが良い。レース後のレストハウスでのお風呂も気持ち良かった。
  • 今年は、札幌でFISノルディックスキー世界選手権が開催される。チケットの売れ行きが芳しくないとのこと。私もボランティアで参加するが、盛り上げていきたいものだ。

2007年2月11日(日)完走
第27回札幌国際スキーマラソン大会(北海道札幌市)

大会概要

種目(コース:スキーマラソン歩くスキー
エントリー50Kフリー(一般男女)
・25Kフリー(一般男女)
・歩くスキー10K
・歩くスキー5K
・歩くスキー3K
エントリー
・2,708名(50km:773名、25km:679名、10km:741名、5km:408名、3km:107名)
気象
・天候(9時):曇り
・気温/湿度(9時/札幌ドーム):-2.0℃/66%
・風向風速(9時/札幌ドーム):-m/s

ワックスデータ

スキー(ベンド)/ストラクチャー
・ATOMIC Beta RS:10 Race 184cm(soft)/R-0.4浅


グライド
・ベース:〈TOKO〉WorldLoppet Red
・レース:〈TOKO〉HF Red + Viola 1:1
・トップ:〈TOKO〉JetFF03(焼付)+HELX warm
評価・感想
・前までの降雪により、新積雪ソフトコース。この時期にしては高め気温から湿雪と思いきや意外とドライな新雪。前半は、ワックスというよりストラクチャーが合ってなかったのか、時折つっかかり感。白旗山を過ぎてから焼山までの雪に、ジャストマッチという感じ。ワックスは全般を通してまずまずか。

レポート

  • ワールドロペット加盟大会の内、日本で唯一開催され、国際スキー連盟(FIS)公認大会でもある「札幌国際スキーマラソン大会」が、プロ野球・北海道日本ハムファイターズのホームスタジアム札幌ドームを発着点とする歩くスキーの3キロからスキーマラソンの最長50キロまでの5種目に分かれ、ファミリーからアスリートまで、16か国からの海外参加者を含む2,571名がそれぞれの体力に合わせ、白銀の大地を駆け抜けました。
  • 例年にない少雪の中での大会となり、コース整備は大変だったことでしょうが、直前の雪は正に天の恵みだったのではないでしょうか。気温も暖冬を反映して零度前後と、また風もなく、後半には日差しもあり、穏やかなコンディションの中での大会となりました。
  • 今年はFISノルディックスキー世界選手権札幌大会(世界ノルディックスキー)が、2月22日から札幌で開催されることもあり、マスコットの「ノルッキー」が登場したり、ボランティアユニフォームで身を包んだ上田札幌市長がスターターを務めたり、また長野オリンピックのノルディック複合で個人・団体で入賞の、荻原兄弟の弟・次晴さんが歩くスキーの部に参加、表彰式ではプレゼンターを務めるなど大会を盛り上げてくれました。世界ノルディックスキーには私もボランティアとして参加します。
  • 昨年はエントリーしたものの体調不良で参加できなかったことを思うと、今年はスタートラインに立てたこと自体がうれしく、思いっきり楽しんでやろう(苦しんでやろう?)という思いでピストルとともに飛び出しました。
  • スタート直後だけは好位置につけたものの徐々に後退、17キロ地点では早くも女子の先頭に抜かれ、終盤の難関「焼山」では、練習不足の影響もあり左右の腕が悲鳴をあげてしまいました。
  • そんな中でも、準備が進む世界ノルディック大会の会場となる白旗山周辺のコースを一部、先取りし滑ることができたし、何事にも代え難い完走後の充実感を満喫することができました。
  • 大会関係者の皆さん、ボランティアの皆さん、本当にありがとうございました。北国に生まれそしてクロカンに出会えて本当に良かったと感じた一日となりました。

2007年2月18日(日)中止
第30回宮様国際スキーマラソン大会(北海道美瑛町)

大会概要

種目(コース
エントリー42Kフリー(一般男女)
・21Kフリー(一般・中学・小学各男女)
・歩くスキー12K
・〈2月17日〉駅伝12K(一般、小中学)
暖冬の影響で積雪量が少なくコース設営が困難なため開催中止の決定となりました(2007年2月2日)

ワックスデータ

スキー(ベンド)/ストラクチャー:−
グライド:−
評価・感想:−

レポート

2007年3月10日(土)〜11日(日)完走
第27回バーサーロペットジャパン(北海道旭川市)

大会概要

種目(コース
3月10日(土)
・45Kフリー(一般男)
エントリー30Kフリー(一般男女)
・15Kフリー(一般男女、60歳以上男)
・10Kフリー(中学男)
・5Kフリー(60歳以上男、50歳以上女、中学女、小学男女)
3月11日(日)
・歩くスキー15K
・歩くスキー10K
・歩くスキー5K
・ミニロペット(幼児・小学3年以下、引率者)
○チームスプリントリレー
・2×1.3Kフリー(一般・高校)
・2×1.3K/2フリー(中学)
・4×1.3K/4フリー(小学)
エントリー
3,099名(【クロスカントリー】45km:139名、30km:127名、15km:338名、10km:26名、5km:121名、【チームスプリント】21組(46名)、【歩くスキー】0.8km:295名、5km:1,316名、10km:657名、15km:161名)
気象(3月10日)
・天候(9時30分):晴れ
・気温/湿度(9時30分/本部):-1.5℃/75%
・風向風速(9時30分/本部):南東2.9m/s

ワックスデータ

スキー(ベンド)/ストラクチャー
・ATOMIC Beta RS:10 Race 184cm(soft)/R-0.4浅→ スパーリラー0.5mm
グライド
・ベース:〈TOKO〉WorldLoppet Red
・レース:〈TOKO〉HF Yellow+IceGreen 1:1
・トップ:〈TOKO〉JetFF03(焼付)+HELX warm
・スタート:〈GALLIUM〉DOCTOR FCG MaxFluor
評価・感想
・放射冷却で早朝にはマイナス10℃近くまで冷え込んだ後、日射で気温はぐんぐん上昇し正午にはプラス2℃。前日の試走の感触どおり、固めのコースで雪温も溶け出すほどは上昇しなかった。滑りは悪くはなかったが、強いていえばもう一伸び欲しいところ。ライナーストラクチャーの方が良かったかも。

レポート

  • クロスカントリースキーと歩くスキーの祭典「バーサーロペット・ジャパン」が、1902年(明治35年)に日本の最低気温マイナス41℃を記録した北都旭川市で、幼児から高齢者までの3千人余りのエントリーを得て、晴天の下、旭川競馬場を発着とする起伏に富んだ丘陵コースで開催されました。
  • 例年より10日ほど早い開催となったため、少雪とはいえ雪質も良く、すばらしいコースを造っていただきました。昨年までは、コース間違いによる失格が多発していましたが、今年は間違いにくいコースに変更されていました。開催期間もこれまでの1日から2日間となり、ゆとりのある大会運営となりました。
  • 初日がクロスカントリーで、9時30分のピストルを合図に、最長45キロから最短5キロまでの5つ距離に約750名の選手が挑みました。
  • 一般男子45キロの部には、先月末までアジアで初めて開催された世界ノルディック札幌大会日本代表の蛯沢、大山の両選手が招待選手として参加し、もちろんワンツーフィニッシュで決めてくれました。
  • 天候にも恵まれたこともあり、私は30キロを実に楽しく滑ることができました。自衛隊を始め大会関係者、ボランティアの皆さん、ありがとうございました。少し自信がついたので、来年は45キロにトライしてみようかと思っています。
  • 残念なのは、最長45キロを先頭にすべての距離の一斉スタートであるため、スタート直後からしばらくは、大変な混雑が続きトラブルも多いことです。2日間の開催となり、日程にも余裕がありますので、時差スタートの導入を検討して頂けたらと思います。

2007年3月18日(日)完走
2007年北海道クロスカントリースキーマスターズ旭川大会(北海道旭川市)

大会概要

種目(コース
エントリー10Kフリー(一般歳男)
・5Kフリー(一般男女)
・3Kフリー(一般男女)
エントリー
・63名(10km:14名、5km:27名、3km:22名)
気象
・天候(13時):曇り
・気温/湿度(13時):4℃/50%
・風向風速(13時):無風0m/s

ワックスデータ

スキー(ベンド)/ストラクチャー
・ATOMIC Beta RS:10 Race 184cm(soft)/R-0.4浅→ スパーリラー0.5mm
グライド
・ベース:〈TOKO〉WorldLoppet Red
・レース:〈TOKO〉HF Yellow+IceGreen 1:1
・トップ:〈TOKO〉JetFF03(焼付)+HELX warm
・スタート:〈GALLIUM〉DOCTOR FCG MaxFluor
評価・感想
・中の溶けかけた雪が明け方の冷え込みの影響で固めのコース上に、うっすらと新積雪(湿雪)といった状態。滑りは、概ね良かった。特に圧雪車の入った部分はバッチリ。

レポート

  • 日中の気温もプラスとなったシーズン終盤、「北海道クロスカントリースキーマスターズ旭川大会」が、富沢クロスカントリーコースを会場に、35才から87才までのマスターズ63名のエントリーで、開催されました。
    ・日中は気温が上昇し、明け方は冷え込み、その上にうっすらと降雪といった、コース状況。ですからプラスの気温と言っても、少し固めのコースでした。
  • 私は昨日から当日にかけ、同じ会場で開催された検定員検定会に引き続いての参加となりました。2004年の大会では、コース間違いで失格となった因縁の大会ですが、今回は、分岐にはゲートや、誘導を配置していたため、迷うことすらありませんでした。
  • そして40歳代最後のレースを思う存分楽しみ、シーズンを無事に締めくくることができました。関係者の皆さん、ありがとうございました。
  • すばらしいコースでの大会なのに、参加者が少なく、チョット寂しく感じました。