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DDR役立たずコラム

関節コントローラーでDDR

 これを読んでいる皆様の中に、プレステ版DDRの専用コントローラーをお持ちの方は どの程度おられるのだろうか。
 私は、部屋が社宅の3階という事情があるので専用コントローラーは買う気には なれず、ソフトだけは持っていてもほとんどEDIT専用となっている。しかし、ゲームセンター まで足を運ぶのが面倒で、練習用に専用コントローラーが欲しいと思ったことはないわけではない。
 まあ、さすがにアーケードの筐体と比べてしまうとずいぶんとやりづらいものだとは 思うのだが、やはり財布の中身や人目を気にせずにプレイできるという利点は大きい。
 しかし、やはりプレイ時に伴う騒音と振動が最大のネックであることは言うまでもないだろう。
 そこで、なんとか自宅でも近隣に迷惑をかけずにDDRができないか、と考えた私が思いついたのが、 今回提案する『関節コントローラー』である。

 この関節コントローラーはどういうものかと言うと、その名の通り各関節部にスイッチを 装着して、オブジェクトに合わせて体の関節を動かすことでDDRをプレイしようというものである。
 何も踏んだり跳ねたりするだけが踊りではない。ダンスゲームの判定をステップに限定する必要など まったくなく、関節の動きでゲーム部分の判定をしても良いはずである。
 それに、関節コントローラーならば騒音や振動で近隣に迷惑をかける心配もないのではないだろうか。
 まあ、これまでのDDRとは根本的にプレイ方法が変わってしまうのでゲームセンターで練習の成果を 披露することができないのが欠点といえば欠点だが、肘関節を使用したプレイに慣れてしまえば普段 DDRをプレイしていてほとんど手を動かしていない人でも知らず知らずのうちに手を動かした プレイができるようになるかもしれないし、別にゲームセンターでのプレイを考えなくても単にダイエットや 運動不足の解消などでプレイしている分には何も問題はないと思う。

 この関節コントローラー、単純に考えると両肘と両膝に装着するのが最もスタンダードになると思われる。 オブジェクトとの対応は、両肘で左右、両膝が上下というのが無難なところではないだろうか。
 百聞は一見にしかず、下の写真と譜面の対応図を見ていただきたい。

DDRV


 いかがなものだろうか。この写真では私の力不足により踊っているようには見えない かもしれないが、まあ実際にプレイすると概ねこのような感じになるのではないかと思う。
 特に上下同時の個所などはヒンズースクワットのような屈伸運動を強いられるため、 オブジェクトの配置によっては本物のDDR以上の運動量を要求されることになるかもしれない。
 したがって、とにかく運動したい場合にはうってつけの操作方法であるのだが、 そこまでハードな運動をしてまでDDRをしたくないという人もいるだろうし、あまり エキサイトしすぎるとこの場合でも振動や騒音が発生することも起こりうる。
 そのような場合には、膝ではなく手に装着し、両肘と両手を使ってプレイするという 方法もあるだろう。この方法ならば、両手同時押しのオブジェクトが来たときに手拍子のように 両手を叩いてプレイすることも可能である。(やはり騒音には注意が必要)

 このように、DDRを関節コントローラーでプレイするというのは実際にやってみると なかなか楽しそうな感じはしないだろうか。興味を持たれた方は、ぜひとも自作していただきたい。
 その際は、当ボイラー室にご一報いただけると幸いである。

 ちなみに私はすでに腰デバイスを作ったときのような根性は失っているので、残念ながら 私に関節コントローラーを自作しろと言われても強く拒絶することだけは言明しておく。



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