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平成11年4月〜5月分
平成11年5月30日 くしろチューリップフェア
- この日は、釧路のチューリップフェアのHBCラジオ公開録音にがんちゃん(声優の岩男潤子さん) が来るということで、みさきちゃんと桜野まるち氏と私の3人で遠路はるばる釧路へ。
朝6時に旭川を出発し、釧路に到着したのが10時半頃。この日の釧路は釧路らしからぬ晴天で、「こんな天気じゃ、がんちゃんに釧路を誤解されるねぇ」
釧路も酷い言われようです。
思っていたよりも早く到着してしまったので、チューリップフェアとやらを見物して回ろうと 思ったのですが、会場のチューリップ畑を見回した我々3人は口を揃えて、「なんか、チューリップの密度薄くない?」
と失笑を洩らしてしまいました。
というより根本的に、「チューリップフェア」と呼んでしまうようなイベントなら 「一面に咲き誇っているチューリップ」を想像してしまうのですが。
一応、写真は私のデジカメで撮った中では比較的見栄えのいいものを使用してみましたが、 (クリックすると全景が出てきます)実際にその場でチューリップ畑を見た我々にとっては、 後から耳にした「3万5千本」という数字がにわかには信じられませんでした。早くも会場全体を見終えた我々は、公開録音開始の12時まで何をして時間を潰そうかと 悩みました。とりあえず出店のホットドッグなんぞを食べてみましたが、それもあっと言う間の 出来事です。
仕方なく、また何か食べようということになったので、みさきちゃんとまるち氏はたこ焼き、 私は「マグロのかぶと煮」(写真)という、なんだかよく分からないゲテモノを選びました。
で、私の方のゲテモノは、見た目こそ強烈ですが、味はかなりイケました。目玉が美味でした。 これで500円は安いです。ただ、テーブルの空きがなかったので、これを立ったまま食べるのは相当 苦労しましたが。
みさきちゃん側のたこ焼きはというと、焼きあがっていなかったらしく相当待たされていました。 そんなことをしていると、唐突に背後からマイクにのった歌声が!「そうか、リハーサルか!」
迂闊にもリハーサルというものを忘れていた我々は、慌ててステージ側に向かいます。とりあえず たこ焼き待ちにまるち氏を残し、みさきちゃんはカメラをスタンバイ、私はまだゲテモノを食べながら ステージを見物。不意を突かれたものの、比較的ステージに近い場所にいたために「リハーサルを やっていたのに気づかなかった」という最悪の事態は免れました。
しかし、待ちに待ったたこ焼きの出来はというと、(店の名誉のために削除)その後、桜井亜弓さん(よく知りません(熟 )のリハーサルを挟んで、いよいよ公録も本番開始。 みさきちゃんとまるち氏は観客席に座れたようですが、私はうっかり座り損ねたので、後ろで立ち見。
後でみさきちゃんが撮影のために席を立ってこっちに来たときに、「前の席が空いてる」ことを 教えられたのですが、公録ではがんちゃんが終始歌いまくっていたために、「今、席を動くとまずいのでは?」 という思いに駆られたのでその場から1歩も動けませんでした。(けっこう小心者(^^; )ところがこのとき私の意識は、ステージ上のがんちゃんではなく、別のものに引きつけられていました。 それは、ビデオカメラでステージを撮影していたまるち氏です。三脚もなしに、座った状態で終始カメラを 頭の位置に掲げている様子は、端から見ていると腕の具合がかなりつらそうに見えました。
案の定、がんちゃんの出番終了後、ようやくカメラを下ろすことができたまるち氏の腕はしばらくの間上がる ことはありませんでした。しかし、まるち氏の苦労はそれだけではありませんでした。実はこのときのまるち氏は30分間もの間、 前の席に座っていた客の後頭部をフレームに入れないよう戦っていたのです。
結局、まるち氏の努力空しく、撮影した映像にはほとんどの場面でその客の後頭部が入ってしまっていました。帰りの車中で再生した映像を見ながら、がんちゃんの「空色の風」に合わせて風になびく後頭部の髪の毛の映像の あまりの鮮明さに爆笑しながらも、せっかくのがんちゃんのステージが爆笑映像に成り下がってしまったこと を、我々は呪わずにはいられませんでした。
平成11年5月25日 テレ東
- 22日の週会で、こんな話題がありました。
「サイバスター、1話見逃したんだけど。あれって、なんで5月放映開始なんだ? テレ東のくせに! 他の局なら分かるけど! 困るんだよ、テレ東なんだから! そういう中途半端なことをやられちゃあ!」
そう、テレ東は盆も正月も、時間帯をずらしてでもキッチリとアニメを放映する局 なので、13話1クール単位で放映されているアニメは番組改変期にはほとんどの場合 正確に開始・終了するのです。
しかし、今回のサイバスター開始は改変期でもない5月。 惰性でテレ東のアニメを習慣的にチェックしているファンなら、誰もが油断する時期 なのです。今回のテレ東の行動は、アニメファンをないがしろにした暴挙と受け取って 良いでしょう。(そうか?)テレ東といえば、もう一つ、私がチェックし損なった作品があります。KAIKANフレーズです。 正直そんな作品が放映されていることなど、最近まで私は知りませんでした。
なぜでしょうか? それは、あろうことかゴールデンタイムに放映されていたからなのです。 大抵のテレ東のアニメは、6時台のニュース番組の裏番組なのですが。まあ、過去にもはれぶたや、 今でもポケモンをやってたりしますが。で、私としてはそのKAIKANフレーズ、果たしてゴールデンタイムに持ってくるだけの価値があるのかどうか、 見極めなくてはなりません。桜野まるち氏の話によると、なんか見ていて恥ずかしくなるらしいのですが。 とりあえず、25日の放映は見なくてはならないと思っていました。
しかし、結局25日には見れませんでした。私が仕事で、残業だったからです。別に残業を断ろうと思えば できたのですが、ふと、「もしかしたらKAIKANフレーズを見るより、残業してたほうがマシなのではないか?」 という考えが脳裏をよぎったのはここだけの秘密です(偏見)。
平成11年5月9日 イカ
- 日本は、世界で最もイカの消費量が多い国なんだそうです。なぜ私がこんなことを 知っているかというと、この日の週会でなぜかみさきちゃんが、イカについて一所懸命 検索をかけて調べていたからに他なりません。なんでも、泳ぐのが一番速いイカは どのイカか、というのを知りたかったらしいのですが、どういう経緯でそんな話に なってしまったのか、私は忘れてしまいました。
しかし、イカの速さを記した資料など、どこのサイトにあるというのでしょうか。 最初はgooで検索をかけていたのですが、結果は芳しくありません。 そこで、次はYahooで単純に「イカ」で検索かけてみたのですが、思わぬ結果に 我々は爆笑するハメになりました。
エンターテインメント:芸能人、タレント:俳優、女優:レオナルド・ディカプリオ趣味とスポーツ:スポーツ:カーレース:インディカー
趣味とスポーツ:ゲーム:コンピュータ:タイトル:スポーツ:サッカー:バーチャストライカー
何一つ関係のあるものがないではありませんか。唯一、インディカーは確かに最速だ、 ということぐらいです。
結局、最も速いイカの種類は分かりませんでした。もし、最速のイカについてご存知の方は ご一報ください。
平成11年4月25日 ドナドナと投票日
- 春は別れの季節と言います。
この日は、私にとってのかつての愛機、PC-9821Cx(キャンビー)との別れの日でした。 つい一月前まで、現役で使っていたのが嘘のように薄汚れてしまっています(もともと汚かった)。 使用期間はだいたい4年半ぐらいだったと思いますが、今までよく頑張ってくれたと思います。 今後は引き取り先の桜野まるち氏の元で、第2の人生を歩むことになるでしょう。 桜野まるち氏の車に積み終えたとき、私はなんとも物悲しい気分になって、思わず 「あ〜る〜はれた〜ひ〜る〜さがり〜」と、ドナドナを口ずさんでしまいました。
最後の別れに、私はその哀愁漂う姿に成り果てたキャンビーを、まるち氏と共に、笑い蔑みながら 撮影しました。その後は、春光まで行って片岡と綾波あゆ氏と一緒にメシを食って、その後フラパラ2で DDRをやろうかと思っていたのですが、この日は暑いわダルイわで、さらに選挙の投票日でも あったので、選挙権を行使すべく、潔くまるち氏と共に撤収しました。
聞くと、片岡とあゆ氏は選挙に行こうという意思がまったくない様子。しかも、あゆ氏は 「まだ未成年だから」などとのたまっています。昨日、DDRに興じているときに、あたかも ヘルパーに介護される老人のように、婚約者に汗を拭かれていた男が!(笑)もちろん、私は選挙に行きました。誰に入れたのか、名前は忘れてしまいましたが。(ォ
平成11年4月11日 強敵! USB
- この日の週会は、久しぶりに私の家、つまり東光週会場で行われました。
週会はほとんど、私が先日購入したVAIOの「USBでTAに接続できない」という問題を解決することに 費やされました。
私自身もいろいろやってみたのですが、すでにお手上げ状態だったので、みさきちゃんの戦いを見守る ことしかできなかったのですが、みさきちゃんがいくら頑張っても最後には例のブルーバックの画面が表示 されてしまいます。そのような光景が、いったい何時間繰り返されたでしょうか。
私が「もういい、やっぱりシリアルで繋ぐ」と敗北宣言をしても、さすがにみさきちゃんは私とは年季が 違う人なので、「いや、まだまだ」と粘っていました。その姿に、私は感動すら覚えたものです。しかし結局、みさきちゃんは「お姉ちゃんのコンサート行くから」とか言って、途中で帰りました。
その後は、ましたか尊師が交代で戦いを開始しました。とりあえず尊師が何気にNECのページを調べていると、 しっかり「インストール手順が複雑になっています」との記事がありやがりました。
それにしたがってアップデート作業をやってみた結果、何の問題もなくUSBでの接続に成功してしまった ではありませんか。
私は感動した反面、「結局世の中こんなもんかい」と思わずにはいられませんでした。
平成11年4月4日 北へ。
- ひよこが金がなくてドリカスソフト「北へ」が買えないというので、頼まれもしないのに私が金を 立て替えて、「北へ」をひよこに与えるという計画が実行されました。
とりあえず車の運転を桜野まるち氏に頼んで、私の新しいマシン(VAIO PCV-S520V7)を購入し、ついでに 「北へ」を買ってひよこ邸へ。ひよこは寝てたらしいのですが、携帯で到着1分前に勧告した上で、まるち氏と 私はまったくお構いなしにひよこ邸に突入。
ドリカスを起動し、「北へ」のオープニングを鑑賞。歌が強烈なインパクトを持っていたので、その映像 にも少なからず期待していたのですが、決して出来が良くない上に笑うべきところもないという、少々 期待はずれな結果に終わりました。
「ちょっとだけゲームもやってみよう」とまるち氏が言うので、私もなんとなくゲームが進行するさまを 見ていたのですが、何やらメニュー画面を出すのに苦労している様子です。どうやら、相当操作性に難がある みたいです。しかもシーク音はうるさいわ、読み込みは遅いわ、この時点で脚本はダメくさいわで、 いいところが見当たりません。「ひよこ、これ、セーブしとく?」
「いや、別にしなくていいです」
「でも、そしたらまた最初からやらなきゃならんぞ?」ひよこは、迷うことなくセーブすることを選びました。
私はなんだか後でひよこからお金を受け取るのが申し訳なくなってきたのですが、ひよこは
「いや、払いますよ、最初から買うつもりだったし」
と、慙愧の感に堪えぬといった表情で言いました。
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