クラシカル走法

ダイアゴナル滑走(交互滑走)

クラシカル走法の中での最も特徴的なテクニックです。多くのレクリエーション志向のスキーヤーが使用するほか、競技選手では、登り坂においてはほとんどの選手が使います。フィンランドなどのクロスカントリースキー先進地では、子どもたちがスキーテクニックを学ぶ際に、最初に習得すべき大切なテクニックとして位置づけられている基本テクニックです。このテクニックには、左右の脚と腕によるキック・アンド・プッシュの過程とこの間の滑走過程があります。

(注)平坦地でのダイアゴナル滑走と登り坂でのダイアゴナル登行では、リズムの違いやポールで押す時の肘の角度が違う(ダイアゴナル登行のほうが小さい)など、多少異なる点がある。重心は、支え足の踵の垂直線に対してダイアゴナル滑走(平坦地)では垂直線上または前方にあり、ダイアゴナル登行では後方になるなどのちがいもある。

チェックポイント(全日本スキー連盟技能検定基準)