現在、何ゆえかバーチャルボーイ(以下VB)ユーザーが急増し ている。何故今、VBなのか。VBの何がユーザーを惹き付けるの か。
私はこのことに深い疑問を持ち、好奇心から急増するVBユーザ ーを追い続けることになった。これはその経過を綴った非情の記録 である。
第一回 ある店員の苦悩 第二回 期待は失望の序曲 第三回 異形との遭遇 第四回 敗北の追想(前編) 第五回 敗北の追想(後編) 第六回 戦慄の同好会(前編) 第七回 戦慄の同好会(後編) 第八回 ブラックボックス(前編) 第九回 ブラックボックス(中編) 第十回 ブラックボックス(後編) 第十一回 赤いVBと炎と消火器 第十二回 白昼夢のように(前編) 第十三回 白昼夢のように(後編) 第十四回 テープは何を語ったか 第十五回 大いなる代償(前編) 第十六回 大いなる代償(後編) 第十七回 レッド・セミナー#1 発端 第十八回 レッド・セミナー#2 接触 第十九回 レッド・セミナー#3 強迫 第二十回 レッド・セミナー#4 死角 第二十一回 レッド・セミナー#5 監禁 第二十二回 レッド・セミナー#6 明滅 第二十三回 レッド・セミナー#7 苦痛 第二十四回 レッド・セミナー#8 錯乱 第二十五回 レッド・セミナー#9 死者 第二十六回 レッド・セミナー#10 生者 最終回 レッドセミナー#11 敗北
※この作品はフィクションです。実在の人物、団体、事件とは一切 関係ありません。